百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

蜂の巣論争 負担は誰か

2012-07-13 18:10:12 | 随想

  7月13日  平成17年1月1日より日目 2,760日
        歩いた歩数       その距離
本日    15,193 歩     10,635 m
総計 38,622,348歩 27,035,644 m
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランスパリ.カレーを経てロンドンに向かう、後 62,288 m

 地元の地方紙に「道しるべ」という欄がある。所謂社説だ。小なりと言えどもマスコミの戦士として常に正々堂々の陣を張っている。今日はこんな記事が載っていた

 前段に曰く。ある日のA紙に、興味深い話が載った。「蜂の巣論争 負担はだれか」というものである。話はこうだ。B市に住むCさんが何気なくツイッターでつぶやいた。「隣の家に蜂の巣があって危険。何か補助してもらえないか」-。少しして返信があった。「住民個々の課題に、税金で補助することは困難と理解してほしい」。返信の主はB市の市長。そこからツイッター上で市長と市民の論争が始まった。

 「市民税をはらっている。市が駆除しても不公平ではない」「税金を払っている人には何でもすべきというならいくらあげてもきりがない」-以前から言いたかったことの1つである。蜂の巣があるといって役所に駆除を要請する。近所の犬がうるさいといって、電話する。この地方にもあるのかどうかは知らないが、救急車やパトカーを、タクシー代わりに呼びつける。・・・中段割愛

後段 今回、引用した新聞記事は「税を考えるのにわkりやすいテーマ」として、蜂の巣に関わるツイッター論議を取り上げたものだ。「危ないから蜂の巣を撤去して」「税金で補助はできません」論議は確かに、示唆に富んでいる、単なる批判、誹謗中傷、言いがかりなどとは別にして、住民からの声をしっかり受け止め、論議を促す度量と誠実さが、行政にあっていい。と結んでいる。

 さてどうあるべきか、と私なりに考えてみた。蜂の巣に限って言うならば、春先と秋とでは対応は大きく違うだろう。春先ならば、電話の応答で済むことだろうが、秋ともなれば、巣は大きく周囲への危険度も増すだろうし、素人の手に負えない場合もある筈だ。電話で状況を確め、直ちに処置しなければならない事態も考えられる。その対策としての準備はして置くべきだし、既にあるはずだ。

道しるべ氏が言ってるように「住民からに声をしっかり受け止め、論議を促す度量と誠実さが、行政にあっていい」。要はカネの問題ではなく、血の通う親心で対応することが必要なのではないか。打てば響く受け答えの中にこそ、信頼と相互理解が積み重なって行くものと思う。行政には【公僕精神】の徹底と実践を期待する。


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