百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

長印操業百周年記念式典

2012-06-20 18:36:16 | 随想

  6月20日(水)  平成17年1月1日より 2,737日目
         歩いた歩数       その距離
本日     13,444歩       9,411m
総計 38,276,145歩 26,793,302m
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランスパリを経てカレーに向かう、後 110,057m

                     

 長印操業百周年記念式典は ロスオリンピックの全日本バレーボール選手三屋裕子さんの【人生のデザイナー】という記念講演から始まった。青果市場とスポーツ選手の結びつきに疑義さヘ感じた。

 講師の生い立ちから話が進み、小学六年生で170センチにもなって、いじめや蔑みにあって、身の不遇を感じて居たが、中学に入って先生から、大きな体を生かせ!バレーで身を立てよ!と激励されて、12歳で新しい人生に目覚めた。バレーをやってオリンピックに出ようとの夢をデザインした。夢は美しい。しかし夢に近づくに従って苦しいものになる。総ての欲望を立って高校を選び、日本代表になり、オリンピックに 出場し、勝ち進む毎に苦しみは増し、メタルを得て初めて苦しみ抜いた末に得た喜びに沸いた。この苦しみに耐え抜いたからこそ、若い世代に抑えて来た欲望がなんでも叶えられるまでになった。私の描いたデザインは苦しみに耐え抜いて花咲いた。残りの人生、5年後、3年後の姿を思い浮かべて夢を描き、どんな貢献が出来るだろうかどうあるべきだろうか、とデザインすべきではないだろうかと呼びかけられて、創業百年を迎えた会社のこれからの運営に示唆を与えられた、我が残り少ない人生にも指針を示されたと感じて、よい記念祝賀講演になったと評価した。万雷の拍手が沸き起こった。

 式典で、【百年の歩み】のビデオを見て、在りし日の自分や同志の活躍を思い浮かべ感無量。祝賀会では400人を超える来賓に現業の職員で、四斗樽三本を開けて祝宴が始まった。互いに現役時代の苦闘に肩を叩きあって盃を重ねた。叱咤激励した後輩が今は経営陣で、挨拶にやってきて懐旧談に花が咲いた。志半ばで亡くなった者にも話が及んでまた杯を重ねた。

 

 


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