10月9日 〔月〕
平成17年1月1日より647日目
歩いた歩数 其の距離
本日 14,499歩 10,149m
総計 9,292,567 歩 6,504,797 m
武漢から九江・景徳鎮・黄山を経て南京を目指す。黄山まで150,353m
平和な日本、平穏な我が郷土、国交の正常化を目指して阿部新首相が隣国訪問の最中、北朝鮮が核実験をした。国際社会はその行為は容認出来ないとして国連決議までして実験の断念を要請し、実験を実施したときは制裁も辞さない旨を決議したが、核実験は実行された。まさに「ならず者国家」というべきだ。
国連安保理事会は制裁を決議するあろうが、わたしは「弱い者いじめ」のような気がしてならない。核拡散防止は大切であり、必要であることは理解出来るが、大国は核を持っていてもイイが、発展途上国は持ってはならないということは理解できない。これは世界の常識なのかは知らないが、核保有国が核実験をしても、さほど大騒ぎをしないのに核武装をすることを悲願としている国がやる核実験は絶対に容認できないというのは矛盾した理論ではないか。
自国の主張を正当に評価してもらうために軍備を強化しようとするのは国家の指導者として当然のことである。韓国が竹島を占拠しても口先だけで抗議する日本を韓国は無視しているではないか。北朝鮮が核武装し、長距離ミサイルを開発して米国と対等の交渉をしようとする意図は、北朝鮮の悲願であろう。
核実験が悪いなら保有国がまず核実験はやらないと世界に宣言すべきだし、核武装がいけないのなら核保有国は核武装をやめるべきだ。しかしこれは無理なことのようである。
世界がいかに抗議しようが、制裁を課そうが核を保有する国家は次第に増えてゆくことだろう。北朝鮮が保有国になれば、韓国も持たざるを得ないだろうし、日本としてもアメリカの核の傘の下で安全保障などといっては居られない時期が来るのではないだろうか。
地球の破滅、人類の滅亡を救うために、これを機会に核保有国が核武装廃止を考えるべきであるが・・・。