1月27日 (土)
平成17年1月1日より 757日目
歩いた歩数 其の距離
本日 10,455歩 7,319m
総計 10,945,459歩 7,661,821 m
上海から北京に向かう 連雲港まで 117,329m
藤沢周平が描く「東北の小藩の下級武士」の在り方に共感を抱いている私として、「武士の一分」は見逃す事の出来ない作品だが、正月以来時間がとれずに居た。今日、妻とH女史を誘い、長野グランドシネマズへ行く。ロング上映のため、観客は少なくて、ゆっくり観賞できた。
退屈な毒見役を辞めて、子供に剣の道を教えたいと夢を持っていた三村新之丞が貝の毒に当たり、高熱を出して一命は取り留めたものの失明してしまった。前途の希望を失い死を選んだが、家族の思う心と妻の愛情、忠僕徳平の心情に打たれ思い留まる。やがて、行く末を危惧する親族の配慮もあって藩の番頭に頼るが、それが番頭の罠にはまる。それが新之丞の耳に入る。お家安泰は番頭の口添えによるものでないことを知った新之丞は妻に対する「譲れない愛」と武士の一分「譲れない心」から番頭に決闘を挑む。盲目ながら相打ち覚悟の新之丞が師の心得を胸に、遂に相手を倒す。家に戻って朝食に出された飯や芋ぼくさの入った味噌汁に妻を知る。忠僕徳平の計らいであった。
飄々として主人に従う忠僕徳平に主従の固い絆を感じる。私は笹野高史に最優秀助演賞を呈上したい。
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まあ~んで、 げっと その68
親にもらったこの丈夫な体、こんな事じゃ、毀れや
しない!と思っていたら、気がつけば病院のベット
の上に・・・毎日毎日旨いものばかり食べて、腹い
っぱい飲んで、いくら丈夫でも、これじゃバチも当
たる。酒は一生飲む分をもう飲んだ。暫くは静かに!
曾根先生・・・感謝!
かのえさん! 静養の上,一日を早くまた景気のイ
イエッセーを続けてください!
封建的な社会がいいといっているのではありませんが、かつて子供の頃、事の善悪の判断、道徳、人間の絆などなど、数限りない事柄を教師、親や兄弟、友人、先輩、ご近所の大人たちから、事に寄せて教えられたものです。
教えられる側にいた当時は、不服や文句を言いつつ、いやいやながら年長者の小言に耳を傾け受け入れました。ところが年を経るに従い、それがいつの間にか自身の価値観、規範、生活習慣、人生観などとなっていることに驚きます。
あるとき尊敬する東大名誉教授の木村尚三郎先生から「葉隠れ」を読んでみたらと勧められた。首をひねるところもありましたが人間の生き方について学ぶことがとても多く教えられました。
藤沢周平もいいですが山本周五郎も私は好きです。汎