百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

義士忌

2010-12-14 18:21:40 | Weblog

 12月14日  (月) のち
         平成17年1月1日より 2,174日目
                歩いた歩数        その距離
         本日        13,268歩       9,288m
         総計   30,687,646歩  21,481,352m
 
パキスタン・アフガニスタン・イランを経てトルコのシワスに向かう。後188,643m

 12月14日夜、私たちは一ツ橋から宮城のお堀に沿って日比谷公園、内幸町のNHK・愛宕山の放送局下・間垣兵九郎が上り下りしたという急な石段を見て、高輪の泉岳寺へ。泉岳寺で忠臣蔵の四十七士の墓に詣で帰途に就く。これが子供の頃、一ツ橋高等小学校在校中の年中行事だった。一晩中歩き通しで行くので疲れと寒さには閉口するが、帰って来て頂く暖かい豚汁が楽しみだった。

 赤穂浪士が主君浅野内匠頭の仇吉良上野介を討ち取った記念の日。私たちが知る忠臣蔵は江戸時代の閉塞していた階級制度の中にあって、忠孝・仇討ち・悲恋・道行などで江戸の町民がこうあって欲しいとガス抜き出来た一大虚構話だが、戦時中の日本にあっても、これ程国民の心を奮い立たせるものはなかった。

 忠臣蔵は作り話とは言え、赤穂の浪士四十七士の仇討ちは本ものであるし、その主君に対する忠誠心・隠忍辛苦のなかにあっても所信貫徹の精神・綿密な行動には、日本人としていまも尚心を打たれるものがある。