多摩丘陵から四季便り

オリンパスのEM1に12-40mmF2.8を付けて撮っています。四季の折々の風景をお届けします。

フィリピンの現実 ” 母と娘”

2007-05-21 11:00:28 | Weblog

明日のBSチャンネルで母と娘というフィリピンの映画が放映されるとのことをインターネットで知ったので、早速録画することにしました。

 

この物語は香港に家政婦として働くフィリピンの女性とその家族の物語の様です。フィリピンでは男がだらしないのか、女性が一家の柱として働くケースが多い様です。しかも国内では給料が安すぎて、勢い海外に職を求めるケースが多いい訳です。フィリピンの女性は日本では誤解されがちですが、家族を助けるために働いている人が多いいのですね。金満国日本では考えられません。そうそう、ANAK(子供という意味のタガログ語ですが)というフィリピンの歌を聞いたのも、香港にいる時でした。哀愁を感じる歌でしたね。

 

最近日本では異常な犯罪が多いい。他人を思いやったり、助けたりそんな気持ちが希薄になっているようです。優しさは豊かさに反比例する。私の自論ですが、日本人は物質的に豊かになったが、人間本来のやさしさをどこかに捨ててきたのかも知れません。

 

そういえば20数年前、香港に5-6年住んでいましたが、休日の日になると、フィリピン人の家政婦さんが待ちの中心に集っていました。あれはわずかな休みを同郷の人たちと過ごし、時刻に残してきた子供たちのことを話していたのかも。当時は何のことだかよくわかりませんでしたが。

 

この映画は香港とフィリピンを舞台にした映画ということでぜひ観たいと思っています。最近家族愛と言う言葉が、日本では希薄になった感じがします。泣けるかな?