「前置詞は目的語を取る」と言う言い方をする本があります。それは要するに、前置詞の後に名詞が来るという意味です。前置詞の機能は先に述べたとおりです。副詞は、動詞又は形容詞を修飾してその程度とか様相とかを示します。ところで、文章を読んでいると、副詞なのか前置詞なのかがわからなくなるときが時々あります。本当にわかった人は迷わないでしょう。しかし、未熟なものは迷います。例えば次の文章を見てください。Bean throwing ceremonies are held in homes, shrines, and temples in the belief that this will bring in good fortune and drive away evil spirits.(節分の豆まきの説明です)ここで、bring in のinは前置詞か副詞かがわからないのです。結論は副詞なのです。わかった人は、bring は自動詞で使われることがないので inが前置詞でないとわかるのでしょう。ここでinが副詞だということは、ここでは、bring good fortune といってもいいのだとわかります。あればベターなのだろうがなくてもいいとわかる。何でそんなことにこだわるのかといわれるかも知れないが、構造がわかりきらないと応用が利かないのです。次のdrive away evil spirits のawayは前置詞の意味がないから副詞とわかる。よくないかも知れないが、drive evil spirits といってもいいのでしょう。中途半端に英語がわかるのでは意味がない。応用が利かない、いつまでたっても自分の英語を構築できないのです。それがわかれば英語の言葉の気持ちが理解できます。
それで、こうした場合に、役立つ手を以下に紹介します。それは電子手帳を使うのです。私の電子手帳はカシオ製です。その中に「コロケーション検索」というのがあります。
そこで「bring&in」とやると結果が出てきます。(動詞+副詞)の中に、相応の例文が出てきて、自分が気にしているものは、副詞だと教えてくれる。
go up a river, go up on a river という英語があります。自分でいま考えた英文ですが。これをどう考えますか?go up a river のupは前置詞だと思うのです。 go up on a riverのupは副詞でonは前置詞だと思うのです。
ここで言ったことは本当に文法のわかった人にははじめからわかることなのかもしれません。けれども問題なのはよくわからない人が本当にわかるようになることが大事なのです。そのための効率的な方法論はなにかです。電子辞書の「コロケーション検索」を是非活用して見てください。
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そこで「bring&in」とやると結果が出てきます。(動詞+副詞)の中に、相応の例文が出てきて、自分が気にしているものは、副詞だと教えてくれる。
go up a river, go up on a river という英語があります。自分でいま考えた英文ですが。これをどう考えますか?go up a river のupは前置詞だと思うのです。 go up on a riverのupは副詞でonは前置詞だと思うのです。
ここで言ったことは本当に文法のわかった人にははじめからわかることなのかもしれません。けれども問題なのはよくわからない人が本当にわかるようになることが大事なのです。そのための効率的な方法論はなにかです。電子辞書の「コロケーション検索」を是非活用して見てください。