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分詞の実例

2006年04月19日 08時22分29秒 | 分詞
今日もThe Daily Yomiuriを見て最初の文章をさっとみた。するとまたまた分詞のオンパレードでした。分詞構文が2例、現在分詞による名詞への後置修飾が1例ありました。

Inside (World)のコラムで、

タイトルVietnam's rulers meetで、

・Vietnam's ruling Communist Party opens its five-yearly congress in Hanoi looking to target deep-seated corruption in the southeast Asisn nations.
ヴィエトナム共産党が5年に一度開催する(or5年ぶりの)会議をハノイで開催する。深く根ざした腐敗対策をとろうとしている。
ここで、looking to target deep-seated corruption in the southeast Asisn nationsが分詞構文。lookingの意味上の主語はVietnam's ruling Communist Party 。(なお、congressを後置修飾する現在分詞と考えることも可能ではある。)

タイトルIran in nuclear stormで、
・The international community is pressed by the United States to step up sanctions against Iran over fears surrounding its nuclear program.
国際社会はイランに対しその核開発をめぐる懸念に対して制裁措置をとるようにと米国から要請されている。
ここでsuroundingが現在分詞でfearsの名詞を後置修飾している。関係代名詞which を挿入して、fears which surround its nuclear programとできる。

タイトルChina coorectsshipping banの記事の最初のセンテンスで、

・The Chinese Foreign Ministry said late Monday that it would correct a ban on ship traffic in the East China Sea,saying the inclusion of the area beyond the median line with Japan was "a technical mistake."
中国外務省は月曜日遅く東シナ海の船舶航行禁止令を訂正すると発表した。禁止エリアに日本との中間線が含まれていたのは単純なミスであったと述べている。

ここで、saying the inclusion of the area beyond the median line with Japan was "a technical mistakeが分詞構文。動詞sayingの意味上の主語はThe Chinese Foreign Ministry である。
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分詞構文の実例

2006年04月18日 08時23分58秒 | 分詞
本日のThe Daily Yomiuriの一面の最初の二つの記事の各最初のセンテンスに分詞構文が見られます。それだけ多いわけです。
Inside WorldのコラムのIstanbul Blastというタイトルの記事の中で、

An explosion wounds 31 on a busy street on the outskirts of I
Istanbul,marking the latest in a string of attcks in Turkey's largest city.

解説:
marking the latest in a string of attcks in Turkey's largest cityが分詞構文。markの意味上の主語はan explosionです。
イスラマバードの郊外の繁華街で爆発があり31人が怪我をしました。これはトルコ最大の都市で最近発生している一連の攻撃の中で最新のものであります。

次に、Oil prices hits $ 70 per barrelというタイトルの記事の最初に、

Crude oil futures hit $ 70 a barrel for the first time in seven-and -a-half months Monday, lifted by concerns over declining gasoline stocks in the U.S.,supply disruption in Nigeriaand tensionover Iran's nuclear program.

解説:
lifted by concerns over declining gasoline stocks in the U.S.,supply disruption in Nigeria and tension over Iran's nuclear programが過去分詞による分詞構文です。lifted の前のbeingがあると考えるとよくわかると思います。
concerns over declining...,disruption and tension over...の構造です。

原油の先物取引価格が月曜日、7.5ヶ月ぶりに1バレル70ドルになった。これは米国のガソリン関係の株式銘柄が値下がりしていることへの懸念、ナイジェリアでの石油供給の途絶、そしてイランの核開発問題にからむ国際緊張への懸念から引き上げられたものである。

訂正:上記の説明(米国のガソリン関係の株式銘柄が値下がりしていることへの懸念、は間違い。思い込みとはひどいものです。正しくは、米国内のガソリンの備蓄がすくなくなってきていることへの懸念、です。)



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続いて独立分詞構文について

2006年04月17日 19時19分23秒 | 分詞
従属節の主語が、主文(主節)の主語と同じ場合は、文章を簡略化すれば分詞構文になります。では、従属節の主語と主文の主語が同じではない場合に、文章を簡略化すればどうなるか?答えは独立分詞構文になるです。
具体例を挙げます。

 The origin of Homer's Iliad have remained a mystery for 2,500 years,both the work and its author enmeshed in mythology ,religious interpretation,and tribal history.

ホーマの「イリアッド」がどうしてできたのかについては2500年間なぞに包まれたままです。その作品もその作者についてもともに、神話、宗教的説話、部族の歴史のなかに巻き込まれています。(訳がうまくないと思われますが)
この文章で、both the work and its author enmeshed in mythology ,religious interpretation,and tribal historyが独立分詞構文です。主文の主語は、The origin of Homer's Iliad です。従属節の主語は、both the work and its author です。もとは、while both the work and its author have been enmeshed in mythology ,religious interpretation,and tribal historyだったのでしょうが、文章を簡略化したかったので接続詞をはずした。従属節の主語は主文の主語と同じでないからはずせないので残した。have been enmeshed はenmeshed にした。(have been enmeshedのところが受身でなければ現在分詞になった)

enmeshは網をかける、巻き込む等々。

分詞構文の場合は元の形がどうだったかがわかればいいのです。
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実際の英文からの解説-分詞構文と分詞による名詞の後置修飾

2006年04月17日 19時06分41秒 | 分詞
英文を読むときには、
①関係代名詞と②分詞〔現在分詞、過去分詞、分詞構文)が重要だといいました。
以下は本日のThe Daily Yomiuriの1面からの文章です。

・Chinese president Hu Jianto, meeting with the visiting former chairman of Taiwan's National Party,Lien Chan,says China and Taiwan should hold talks as soon as possible.

この文章の主語はChinese president Hu Jiantoです。
動詞はsaysです。
目的語はChina and Taiwan should hold talks as soon as possible です。that
があるのが省略されています。
meeting with the visiting former chairman of Taiwan's National Party,Lien Chanが分詞構文になっています。普通は文頭か、文末に分詞構文は来ることが多いのです。ここで,meetingの主語はChinese president Hu Jiantoです。つまり文章の主語と同じです。本来は、as(when) Hu Janto meets with ...という従属節がここにあったわけですが、meetの主語は本文の主語と同じだから従属節の接続詞と主語が省かれて動詞だけを分詞にして文章を簡略化したということです。

・The World Bank has frozen oil profits from a pipeline in Chad saved in a London escrow account in a dispute over how the revenues are spent.
世界銀行がアフリカのチャドの石油輸送パイプラインからあがる利益を凍結した。その利益金はロンドンの口座にためられていてその使途についてはいろいろ議論がある。
 ここではsavedが過去分詞でoil profits を後置修飾している。関係代名詞を使ってwhich is saved ともできる。
wich is を挿入するとわかってくることは多くて、いかえれば省略されやすい。この文章でも、London escow account which is in a dispute over how the ...と本来はなると考えられる。
英文構造がわかりにくいことの理由のひとつに、名詞の後置修飾があるのではないでしょうか。escowは条件付のという意味の言葉らしい。そんな難しい言葉はわかる必要は低いが構造はわからないと困るわけです。

分詞構文、分詞による名詞の後置修飾がなんと多いことか、そしてなんとここでつまずきやすいことかと思うのです。参考になれば幸いです。

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分詞構文について

2006年02月10日 08時01分30秒 | 分詞
【普通の分詞構文は】
①Walking around Takamatsu Station, I saw a foreigner having a big bag on his back.
です。
従属節のある文章に直すと、
When I walked( or As I was walking) aropund Takamatsu Station, I saw a foreigner having a big bag on his back.

です。
従属節と主節の主語がIで同じです。

【次は独立分詞構文です。】
ポイントは従属節の主語と主節の主語が異なるということです。例文でしめします。
元の文:Since his wife felt cold, he made a fire.
分詞構文:His wife feeling cold, he made a fire.

つまり、従属節と主節で主語がことなる場合には、分詞構文にするとき、分詞構文の前に、意味上の主語をおいてやる、わけです。それだけのことです。

ただし、会話では使わないほうがいいようです。わかりにくい。
そして英作文でも使わないほうが無難だと聞くのですが、私は自分の趣味から言えば使いたがるほうです。(何かの試験問題だとすれば、私も使わない。)

(それから私が習ったテキストによれば、分詞構文の意味上の主語として、he ,she, they, you, Iを分詞の前においた独立分詞構文は用いないこととなっていますので、念のため)

【次に非人称独立分詞構文です】
独立分詞構文の中で、分詞の意味上の主語が一般の人をあらわすもの(we,you,one)
であるときは、これを省略する。
例:Strictly speaking, frankly speaking,concerning the issue,including....,
If we speak strictly → Strictly speaking
です。

【参考】

with で導かれる付帯状況の句が英文ではよく出てきます。
with +名詞+形容詞等で 
形容詞のところに分詞が入ることはあっていいことです。
たとえば、
With night coming on, they started to return home.
夜になったので、彼らは家路につき始めた。

このとき、with を省略しても意味は通じる。
で、withを省略すると、それは独立分詞構文と同じである。

②concerningの使い方
私は最近concerning を使うのがとてもきにいっています。
たとえば、会話で質問されたとき:
What do you think about this issue, Mr.////?
Concerning the issue,uh.... , I think
Well, concerning the female monarch in Japan,I think
I think 以下の英文が浮かんでいてもあえてそういいます。調子が出てきます。自分の癖のpositively な認識です。
英作文でも「 に関して」表現の一つで、よく使います。
コメント (2)
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