4月10日恒例のスキーツアーが50名程の参加者で行われました。天気予報では夕方からみぞれの予定でしたが、昼過ぎから霧が出て気温が下がり雪と風で悪い条件となりました。後半はひたすら前進のみで周りの景色どころではありませんでした。8時30分に焼額山山頂を出発し先頭が野沢温泉の毛無山に着いたのが4時30分でした。毎年多くの参加者ですが、こんな過酷なツアーのどこに魅力があるのでしょうか。夜の懇親会では31回目の参加者の表彰がありました。例年、ツアーの後の懇親会がたいへん盛り上がっています。体力に自信のある方は、来年の4月10日、11日を予定しておいてください。
焼額山山頂。例年より雪が少なく道標がかなり高いところです。
ツアースキーの用具は年々変わってきています。以前よりツアー用のボードがあると聞いていま
したが今回拝見する事が出来ました。
カンバの林を下るとカヤノ平です。昼食を食べて出発。北ドブまでは緩やかな登りでブナの原生林の中を進みます。この頃から霧が出てきて何も見えなくなりました。
霧・雪・風で周りの景色を見るどころではありませんでしたが、先頭4時30分山頂着。最終5時に山頂。恒例のビールで完走のお祝い。今年は熱燗が飲みたかった。
今年も先導の役を貰い途中に大量のキノコが出ていましたが採らせてもらえませんでした。非常に心残りでした。参加された皆さんは霧と風と雪で寒い思いをした人がいたと思います。朝の出発時点は春山スキーの軽装な服装でしたが、後半は真冬の服装も必要だったと思いました。このツアースキーは余計な荷物は持たないのが一般的ですが食料・ウエアーは慎重に用意してください。夜の懇親会もたいへん盛り上がりました。年中行事の4月の一大イベント無事終了。
時間のある方は、地図を見ていただき志賀高原の焼額山~竜王山~高標山~カヤノ平~北ドブ~城蔵山~大次郎山~青木山~毛無山までをご確認ください。