今年の山は、雪融けが遅く竹の子の出も遅れています。毛無山には少なくなりましたが、雪が残っています。いつもの年のように一度に多くを採ってくる事が出来ません。「竹の子採れず写真撮る」で山へ行ってきました。雨上がりのブナと散り始めたサンカヨウの花、シラネアオイ、霧の中のブナ林。７月半ばまで竹の子採れます。食べれます。７月宿泊予約空いています。予約お待ちしています。
鍋倉山の森姫が枯死のため森姫に代わるブナの木を調査してきました。
鬼ブナと呼ばれ胴回り約5.1ｍでした。私が見てきた中で野沢の山は、約4.3ｍのブナの木が一番だと思います。野沢の山でも鬼ブナに負けない太さの木があるかもしれません。山へ入ったときには調査。調査です。
残雪も少なくなり、いよいよサンカヨウの花の咲く時期となりました。日当たりの良いところから花が咲き始めました。今年の場合、一面花盛りになりません。サンカヨウの花も良いのですが、６年に一度のブナの芽も見ていただきたいと思います。昨年の秋、ブナの実が大豊作でその実が芽を出しています。太いブナの木の下にはたくさんの芽が出ています。
去年の秋の実が芽を出しました。普通、木から落ちた実はバラバラに散らばるのですが、小動物が冬の間の食糧の備蓄で集めたのを食べ忘れたのかまとまって芽が出ました。３日後、更に２枚葉が出ました。ブナの成長は早い。普通に実の落ちたところの様子と比べると密度が濃くなっていますが、来年までに何本残るでしょうか。
まだ残雪の残るブナ林
サンカヨウの花も一部開花
サンカヨウ・ツバメオモトなどこれから咲き始めます。
里山の５月連休からの芽吹きが４週間かけて毛無山まで進みました。例年以上に雪融けが遅れ沢の中には多くの残雪があります。ポイントを探し多くのカメラマンが残雪とぶなの芽吹きを撮影していました。ミズバショウも咲き始めました。
巣鷹湖とキャンプ場
ブナの太い枝が冬の間に折れました。老木で仕方のないことです。
毛無山より巣鷹湖
毛無山山頂リフト終点より
ブナの林には残雪と新緑を写そうとカメラと三脚を持った人達が大勢いました。
今年の竹の子採りは遅れそうです。
