朝からの雪降りの中、社殿作りが行われました。 桁を組んだ上に人力でボヤを上げます。
社殿の下に縄が下がっていますが25歳厄年が火付けの火を消すときに摑まっている命綱です
火元と社殿。火元は火をつけた後、社殿に向かって火送り人によって少しずつ移動します。 子供の火付け。熱い中張り切っています。
灯籠が火に入り奉納されました。奉納される前は、このようなものでした。
たいした怪我人もなく今年の道祖神火祭りも2本の初灯籠が奉納され終了となりました。翌日16日は残り火でもち焼きが行われました。昔より火祭りの残り火で餅を焼いて食べると風邪をひかないと言われています。小学生もおおぜい来ていました。また夜には、残り火で小豆焼き占いも行われました。天候から農作物の出来具合、スキー客の入り込み等占われました。平日でしたが火祭りの入場者4300人程でした。来年も1月15日に行われます。見物にお出掛けください
今日は天気もよく御神木里曳きが、午後1時から行われました。秋のうちに日影ゲレンデまで出しておいた2本のブナの木を42歳厄年郷愛会と25歳厄年元会で3時間半かけて馬場の原の火祭り会場まで人力で曳いてきました。村の中は融雪道路で雪がないため御神木の下には、木製のそりを入れてあり狭いところも苦労しながら進みます。途中では、家々からのお神酒をいただきご披露しながら薄暗くなる頃には無事、会場へ到着しました。
途中で25歳厄年元会は、道祖神神社で祭りの安全を願いました。
お神酒をいただきますと ショーン・ション・ォショションノショーン・ション と声をかけます。
野沢温泉のお祭りに欠かせないのが、縄の付いている一升瓶です。今日も振舞い酒で活躍していました。