護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

06年12月17日・ のって来ない日曜日 

2006年12月17日 15時43分38秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年12月17日・日曜日

 新聞各社には社の方針や編集者の方針で万人の読者に配慮したものは書けないと思うので各社の内容を見たいのだが、それらを全部見ることは一日が40時間ほどないと難しく、貧乏人は一紙見るだけで経済的にお手上げだから、私の場合は朝日だけで勘弁していただく。
           
 今日のトップに二社の不正が載っている。なぜ誤魔化しばかりが当たり前のの社会になってしまったのだろう。
 これで法人税の減税だから、しがない年金生活者は腹が立って仕方がない。私は本間税調会長はテレビでしか見たことはないが,何故だか気分的にも好きにはなれない。ゴシップでは愛人が北新地にいたとか、安い公務員宿舎にいて国民に増税は語れるのかとの話を聞くのだが、顔を見るだけで腹が立つのはどうしてだろう分からない。

 日曜のテレビは政治バラエティー花盛りで各局やっているが、新聞と同様一度には見ることが出来DVDにダビングしても限度がある。

 今日はどの番組もタウンミーティングを取り上げていて、ある局が首都圏の500人を対象にして「タウンミーティング」をやるべきかどうかについてアンケートをとるとNotが倍以上多いと言う事は、行政のやることは何事も信用出来ないということを言っていると思う。

 私は世論調査についていつもどのような手法でやるのかと思っていたが、電話の場合ですと無作為に電話をかけて聞くのだが、最近の固定電話は老人ばかりで若者は携帯ばかりだから固定電話の場合は老人ばかりだと笑っていた。
 考えると世論調査というものは、やり方次第では偏った答えも出るのかも分からないと言うことなんだろう。

 今日は何だか気分が乗ってこないので日記を終わります。

06年12月16日・土曜日  タウンミーティングのやらせのマップ

2006年12月16日 14時02分23秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年12月16日・土曜日

 教育基本法など自民党はなぜか法案の審理を急いでいるが、穿った見方をすると来年の参議院で敗北すると法案の成立が困難だと思って慌てているのか。
 それとも己の力を過信して何でもかんでもゴリ押ししているのか。しかし色々な法案は次から次へと成立していることはまちがいない。
         
 今日の朝日新聞の切り抜きは、教育基本法に関する大見出し中見出しを一つにまとめてみた。

 もう一つは、朝日の社説の見出しを切り抜いたが、
教育と防衛【「戦後」がまたかわった。】
民主党の政策【気迫が伝わってこない】
は全くその通りだと思う。私は自民党政権は腐敗しきっていると感じているので、現在政権交代出来そうな政党は民主しかないと思っているが、しかし民主党には其の気概は全く感じられないどころか、もしかすると自民党政権延長の手伝いをしているのかなと感じているときがある。
 民主党のテレビに出演する政治家は其れなりにという感じだが、民主党応援者の私でもこの政党は政権を執る気が本当にあるのか、不思議な感じに成る事はたびたびだ。
 応援している私さえ之だから無党派層は民主党をどうおもっているのか。これは民主党の悪口を言っているのではない。もっと国民の心の中に入り込む政党に成って欲しいから言っているのだ。

 先日から、新聞やテレビに出ていたタウンミーティングのやらせをさせた都道府県のマップが出ていた。音声やテレビ映像は消えてしまうのでマップを作ったので見て頂ければありかたい。
            
 映像が小さいので、私の所属している護憲+の視聴覚コーナーにいれてるので(ここをクリックする)と拡大します。


 今日のテレビは盛りだくさんでしたので、後日、映像にしておおくりします。


護憲+政治マガジン

2006年12月16日 13時45分33秒 | 為になる記録・おもしろ記録
私の所属しているリアルグループ護憲+(ここをクリック)のHPには
          

視聴覚コーナーがあり(ここをクリック)
          

そこの左のメニューバーに政治マガジンをクリックすると、以前からの政治マガジンが入っていますのでお暇な時にお立ち寄り下さい  


06年12月15日・金曜日 5大紙の社説 世相を反映した四文字熟語 

2006年12月15日 14時59分55秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 06年12月15日・金曜日

 毎朝、5大紙の社説を保存しています。今日は珍しく全社が税制改正について書いていました。東京新聞は社説には税制については取り上げていませんでした。一部コピベをしていますが、全文は本物を御覧下さい。新聞社は早く遠くへ行きますのでお早めにどうぞ ? ? ?

産経(こちらをクリックして下さい)

主張】与党税制大綱 今から抜本改革の説明を

 自民、公明の与党税調が来年度税制改正大綱をまとめた。注目すべきは、政府税調が言及を避けた消費税について、来秋以降の税制抜本改革の中で議論することを明記した点だ。最大課題の財政再建に向け、かろうじて党税調が良識を示したといえよう。

朝日(こちらをクリックして下さい)

税制改正 理不尽な法人税下げ

 安倍首相は税制改革について、「消費税に逃げず、逃げ込まず」と胸を張った。しかし、今のところ、税の将来像は「見えず、見通せず」だ。

 自民党などがまとめた税制改正大綱は、07年度をめどに消費税を含む税体系の抜本改革を進めると明記する一方で、財界が求めている法人税の税率の引き下げには触れなかった。

読売(こちらをクリックして下さい)

[税制改正大綱]「来年は『気配り』では済まない」

 税収が伸びているためだろうか、各方面への小粒な気配りが目立っている。与党が決定した来年度の税制改正大綱だ。
 最も手厚く配慮されたのは中小企業だろう。

 同族会社の内部留保に最高20%の法人税を課している留保金課税を、中小企業については廃止する。事業継承時に相続税を軽減する制度も拡充する。
 
毎日(こちらをクリックして下さい)

07年度税正改正 財政再建はどこに行った

 07年度の与党税制改正大綱が14日決まった。政府税制調査会答申を基本的に踏襲しており、成長力強化に軸足が置かれている。経済界の要望が強い減価償却制度を見直すほか、証券税制では07年度中に適用期限が来る上場株式などの配当、譲渡益の軽減税率(10%)を1年延長する。ベンチャー企業の育成支援を目的としたエンゼル税制も拡充する。


日経(こちらをクリックして下さい)

 経済活性化へ半歩前進の税制改革(12/15)

 与党の税制調査会が来年度税制改正大綱をまとめた。安倍晋三首相の「成長なくして財政再建なし」という方針を受けて、減価償却に関する税制の見直しや留保金課税の一部廃止など経済の活性化に気を配った点は評価できよう。しかし焦点の1つである証券税制では、株式譲渡益などへの軽減税率を1年延長しただけで恒久的な制度の決定を先送りするなど、あいまいな点もみられる。

オープンさには欠ける
 また対日直接投資への門戸を広げる「三角合併」への課税は、外国企業にとって不透明な面を残した。首相のスローガンの1つである「オープン」さには欠けるといえる。

 これを書いている最中、テレビは野党は内閣不信任案を出して抵抗していると叫んでる。

 新聞の切り抜き。
          
 自民党の選挙目当ての減税。嬉しいなと思って良く見たら、お金を儲けている企業のみ。これで選挙に勝てるのか国民をばかにしている。
 だがしかし、もしこれで自民党が勝ったら国民方がバカなのだ。

 教育基本法。ご飯がのどに閊えて飲み込めない。お茶を飲んでも飲み込めないこんな法案は一からやり直せ。このまま法案をとおして問題が起ったら、賛成した議員に責任をとりますと、実印の一筆をもらおうではないか。
 政治家は法律を創っても、後の始末は何時も知らん顔。

 防衛省。やはり牙を研ぎ出した。昔から軍の勢力が強くなるとあまり良い結果はえられない。ミャンマー見てもよくわかる。
 民主党にも責任がある。

 イギリスは首相でも検察で事情聴取をうけている。やはり熟成した国家だ現役国会議員でも逮捕したり首相を事情聴取する。
 でも長い間政権につくとどこの国でも汚れがつくのかな。

          
 その他不正ばかりを集めてみたが、お金の絡んだものでなくても、資料のごまかし本当に寂しい国だ、これでは教育基本法で愛国心を植え付けようとしても、愛国心なんどは湧いてこないよ安倍首相。

 
 悲しい話はなくならない。男性が妻と義母を殺害、心中かともいわれている。悲しい話はなくならないのだろうか。
 政治バラエティー、所詮バラエティーだから今日は松坂選手一色だ。苦労してがんばったのだから61億円は拍手喝采を送りたいのだが、だが、あまり庶民とかけ離れ過ぎ、働いても働いても寝ないで働いてもどうにもならない人たちはどう思うだろう。私はメディアで大騒ぎはしてほしくない。騒げば騒ぐほど拍手を送るどころか、向かっ腹が立ってくる。

 いつも新聞の見出しの切り抜きを紹介しているが今日はテレビの切り抜きを紹介する。
          
 番組で産經新聞の世相を反映した四文字熟語をやっていたその切り抜きを紹介して今日の日記は終わるとする。

06年12月14日・木曜日 タウンミーティング

2006年12月14日 17時49分05秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年12月14日・木曜日

 今日はタウンミーティングだけでまとめてみます。
            
 新聞の切り抜きは、見出しに「質問を親友や親族に依頼」とある。社会の一般の庶民に説明して反対されるかも分からないから、質問を親友や親族に依頼しようと思う法案は欠陥法案と思うべし。だからやらせが登場する。

 テレビでも首相が当時官房長官の要職にいたのだからと責任を取って報酬の中から100万円を返上とあり、それは3か月分と言うことだが首相の報酬などはどうでも良いが、さっぱり分からないのでその表も切り抜いて添付した。

 単純に、首相は偉いなと勘違いしないでほしい。官房長官の要職にありながら知らなかったのだから政治家として失格なのだ。
 今の自民党の政策は、国民のための政治でなく、来年の参議院選挙に向けての政治をしている感じ、ただ自民党の支持率を上げるために政治をしている感じでならない。


 テレビのテロップからタウンミーティング委員会の「運営の適正に向けた提言」を作ってみた。
         
 どの項目を見ても曖昧な言葉で綴っている。二か所に公正性・透明性と書いているが、何が公正か何が透明かさっぱり分からない。
 これではタウンミーティングなど、大金を掛けて開く必要はない。
 インターネットが普及したのでネットで意見を聞くのも悪くはないのではないか。でも、今の政治の体質では情報を隠したら死刑ぐらいの重罪にしないと、都合の悪いことは平気で隠すだろうな。

 番組では、やらせ質問は15回あったとあり新聞には、そのやらせマップが書いてあったので、時が経っても見ることができるように後日それを作って掲載します。
 初期の頃は可也ずさんなお金の使い方をしている様だ。その高額人件費をのせてみた。
          
以前にも載せたが護憲+の視聴覚コーナーに入れてある、
福島みずほ議員が委員会で質問した中から(ここをクリック)

その費用の一部(ここをクリック)
も載せるの掲載しますので良かったら見てほしい。
 
平均開催費用は
 2001年の随時契約で約2.200万円もあり、翌年以降には700万円のケースもあるということらしい。なぜ此の様に開きがあるのだろうか。

 やらせは多くの皆さんが批判されているのでおわります。
 だが、これだけを見ると、政治家も官僚も自分の国家が赤字を出していると言う観念はゼロと言う事。
 それに自分達の使う金子は、一生懸命に働いてやっと納めた税金も有るのだという観念は全くなく、世界で日本語にしかな「いもったいない」と言う無駄遣いするのは「もったいない」という様な繊細な言葉の心は微塵も感じられないということだ。
 私はタウンミーティングは官僚が手分けしてやっているとおもっていた。そして、ご苦労さんだなと思っていたが、丸なげで民間に依頼しているので吃驚。
 其れが分かって感じたのは、やはり官僚天国だということだ。

今年の漢字・命

2006年12月14日 10時08分58秒 | 為になる記録・おもしろ記録
 毎年、1月12日に1年の世相をひと文字の漢字で表す恒例の今年の漢字が日本漢字能力検定協会(下京区)が全国公募して9万2509人の応募があった総出、今年は「命」が9万2509人の応募の内全体の1割あり京都市東山区の清水寺で森清範貫主手でご披露されました。

 今年は自然災害や自殺などで命というものに関心があったのだと思います。
           
 昨年から毎年の一文字の漢字を(拡大はここをクリック)イラストにして、リアルグループの護憲+の視聴覚コーナーに貼付けていますので、このグロブでもご紹介いたします。

06年12月13日水曜日 社会保険庁の改革草案 東京都は忙しい

2006年12月13日 15時46分34秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年12月13日水曜日

 先教育基本法改正反対の署名をした。総数18427人と言うことはネットでこの人数は大成功だと思う。お世話をさせた方には感謝したい。
 今の制度では自民党は自分の思うことは何でもできる。今の政治に反対と思っても老人で体力もなくお金のない人間は何をしてよいのか全く分からないのが本音で、ブログで愚痴を書けるだけでも幸せかも分からない。何もできなくても余命がどれだか分からないが愚痴を言い続けたい。
         
 私の偏見で新聞の切り抜きを作った。
 先ず、住民税の天引きだが、行政は年金生活者の課税を強化し、介護保険も年金から天引き。続いて住民税も天引きする。考えると此れから政府が制度を変え何か徴収することになれば全部年金から引くのだろうか。イャー自分達に関係ないことは何事も素早い。
 己たちに関する改革は何か言い訳を言いながら誤魔化して遅々として進んでいないと云うか与野党とも国会議員に己たちの改革を実行しようとする態度が感じられないが私だけがそう思っているのだろうか。国民と国低所得者に対することは、医療にしても何事も素早く決めてしまう。
 この住民税の天引きをみて感じたことを書いてみた。

 道路特定財源の一般財源化、3.3兆円の内たった2500億円が一般財源。
 私は現役時代は毎日15~6時間も働かなければ生活が出来なかったので政治のことなど振り向く暇がなかった。引退してパソコンに興味を持ってから色々な情報を見て国家の予算は一般会計と特別会計なる物があると判った。そのうち特別会計は官僚が自由に勝手に使っているのではないかと、みのもんたの番組を二年近く毎日見て勉強になった。

切り抜きの最後は
 2040年「北極の氷消滅」
 今年の暖冬を見ても之は当たりだと感じる。世界の巨大国の政治家や起業家財閥は経済の成長しか言っていない。経済は成長しても地球が壊れてはお金は使えない。私の生きてきた76年の1年に縮小しても、過去3000年以上の地球の移り変わり以上変わったと思う。
 と言うことは、半世紀で破壊した地球は3000経っても元には戻らないということなのだろう。
 世界の政治家たちよ戦争などしている時でないと感じろよ、この「北極の氷消滅」はそれを警告している記事だ。

 テレビは問題が多すぎるのでその中から
          
 社会保険庁の改革草案…を取り上げた。
 以前自民党は社保庁は廃庁にして、単純化する勢いだったが、途中で言い出した案を取り下げたあたりから自民党は改革する意志はないと感じた。これを見ると思った通りで、判断次第では何でもありの感じ、此れにでは尾鰭が一杯つきそうで特殊法人が増えそうだ

 今日は岸井成格氏と川戸恵子さんが出ていた。
 もんたが「無駄遣いしや食いつぶした責任を取らずにどうするのか」
と言うと岸井成格氏
 「食いつぶしはやりかたは国会で決議で決めているのよ。やっていいよて」
そう言うとと川戸恵子さんが
「ほかの使いみちに使っても良いよ。本当にお金が余っていた時期に決めたのだ」
と言っていて、それ以来がだがただそうだ。
 これは初めて聞いたはなしだが、一般では詐欺や横領と思われている行為に検察は手につけられない。そして官僚もあれだけ無茶な使い方をする意味が分かった。
 結局、私たちが選んだ議員に責任があるのだ。と云う事は選挙民に責任があると政治家は居直っているのだろう。
 
            
 東京都は忙しい。ワイドニュースだから取り上げたのかも分からないが、台東区に一台駐車するのに1億円もかかっている駐車場を作っている。予算はどこから捻出したか分からないが、台東区の負担は
台東区 納税者数83.034人
台東区の負担金 161億円
と言うことは、一人当たり19万円
を負担したことになる。作ったのが良かったのか悪かったのか何年かすると結論が出るが、もし作ったことに問題が起きても責任者は責任を取らないのが政治の習わしのようだ。
 駐車場の映像を御覧頂けないのが残念だ。笑い話になるが方向音痴の私は此処に車を駐車しても帰る時に何処にとめたか判らなく迷子になりそうだ。

 その他司法制度改革のタウンミーティングもやらせあり。
 防衛庁は15日に「省」に昇格
 今年の漢字は「命」に決定
 鹿児島県奄美大島の奄美市が第2の夕張になりそうだと,HPでSOS。

 何時も拙い日記見ていただいてありがとうございます。

16年12月12日・火曜日  経団連に愛国などと言われたくはない

2006年12月12日 11時58分18秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
16年12月12日・火曜日
               
 今日の関西朝日のトップは内閣支持率続落47%とあった。テレビでは他紙のトップも同じように支持率下落。
 醒めているが、彼が言い出した事を族議員にかき回され、その言い訳を聞いていると、この方に日本を委ねようとは思えない。

 メディアは面白い方にしか目を向けないのか、政権を狙う民主党の動きが見えてこないのは、民主党が悪いのかメディアが悪いのか。野党よしっかりしよと叫びたい。

            
 土曜日の記事の中に・経団連「希望の国」構想原案 憲法改正や「愛国」盛るとあった。
 経団連に愛国などと言われたくはない。大儲けしている銀行が庶民のなけなしの預金の利息をただ同然にして、政党助成金を貰っている政党に献金をする。貧乏人には持つことのできない株の優遇税制を延長してもらう。公共事業をさせてもらうお礼に裏からお金を渡す。
 今日の新聞には載っていなかったが、修正申告などは日常茶飯事。いくら日本の経済界を牛耳っているかも分からないが、このような団体に愛国など言って欲しくはない。
 政治や貴方たちが襟を正して己の本分を全うしていればそれを見て日本の国民は日本に生まれて良かったなと思う心が愛国心だと私は思っている。

 経団連の皆さん憲法改正して、もし戦争に巻き込まれたら、貴方たちの子弟を一番初めに戦場に送りますか。経団連の人たちは国家に金をたくさん出していると言っても修正申告などしていては其れは通用しません。
 命の重さは、セレブもニートも同じです。


テレビでは
 岐阜一区のお二人の女性勝手にもめていなはれ。もめるほど有権者の中には褪めてくる人出てきます。その後を鵜の目鷹の目狙う人あり。

伊藤博文から小泉内閣までの歴代内閣の年代別

2006年12月12日 11時48分22秒 | 為になる記録・おもしろ記録
 伊藤博文から小泉内閣までの歴代内閣の年代別の簡単な出来事を独断と偏見でまとめています。
            

(クリックして下さい)1885明治時代~1928大正までの首相と出来事


           
(クリックして下さい)昭和元年~平成17年までの首相と出来事



 

06年12月11日・月曜日 ポロニウム210

2006年12月11日 18時30分44秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 06年12月11日・月曜日

 今日は休刊日。まず飛び込んできた映像はFSB元幹部のアレクサンドル・トリビネンコの事件で彼の妻が
「夫は連邦保安局組織内での犯罪などについて公然と語っていました。当局が夫になにをしたかわからないですが彼らは夫を許さなかったと確信します。」
 と語っている映像が映し出されていた。

 ポロニウム210。辞書を引くと
 【酸素族に属し、放射性元素の一。単体は銀色の軟らかい金属。1898年キュリー夫人が発見し、生国ポーランドにちなみ命名。質量数210がα(アルファ)線源として用いられる。元素記号Po 原子番号84。】
とあったが、この事件がなければ、特殊な職業以外の人々は知らなかったのだろうと思う。

テロップでは
        
の様に書かれているが、「核爆弾の起爆剤」と書かれていると言う事は、一億分の1グラムでも体内に入れば死んでしまう元素を核爆弾の起爆剤に使っているのだろうか。使うとしたら一つの核爆弾にどのくらいの量を使っているのだろうか。
 報道はこの物質は国家組織でないと絶対に持てない元素だそうだから、この犯罪はどこかの国が関与していると言っていた。
 ニュースではトリビネンコ氏が飲んだティーカップからポロニウム210が検出、同じバーの7人の従業員からもポロニウム210が検出されたといっている。
 密封されれば封筒でも持ち運べるこの物質。人間の英知を間違った使い方をした現実を突き付けられた感じがした。

 これは素人の間違った判断かも分からないが。経済力の低下とともにソ連が崩壊してロシアになり一時は目に見えない闇の政治も経済力が復活して来るとまた頭を持ち上げた感じがする。
 今回の事件も国家の機密情報の漏洩を防ぐために起きた事件ではないのだろうか。

 考えると昔から国家の秘密の大半は軍関係なのではないだろうか。科学や化学が発達して文化の発展に貢献する。それと共に軍備も近代化し核兵器が生まれるなかでの放射性物質。自然に置いておけば人類には害を与えないものが、人の手によって手の付けられない物資に顔をかえる。

 空想だが、ポロニウム210以外で私たちの知らされていない悪魔のような物質が有るのではないかと疑心暗鬼になる
 物資も財力もふんだんにある巨大国家が、科学や化学の力を借りて世界を己の思うままにしょうとすれば、人類がもてあそんでいた色々な元素に人類が滅ぼされるのではないかと思うのである。

 嫌なニュースは聞きたくないが飛び込んでくる。メディアは嫌なニュースばかりを探して放送しているかと言いたくなるほどだ。
 北海道の遠軽町でお母さんが6歳と4歳の子供を殺している。心中ともいっているが何故なんだろう。母子家庭で生活が厳しかったのだろうか。
 最近の男女は簡単に引っ付いて簡単に別れる。子供に対する責任は考えないのだろうか、と言っても彼女がどのような生活態度かが分からないから軽率なことは言えない。
 生活苦があればなぜ行政に訴えないかとテレビは言っているのだが、現実は行政は即応はしてくれないのは私は知っている。
 
 今月6日の朝日に日本人の個人の富はアメリカを抜いて世界一だと有った。自分を考えると全く実感は涌いてこない。
                 
 これを私なりに分析すると、
1・日本は貧富の格差が大きい。
2・日本は社会保障が世界一だと言っても個人資産は多少持っていないと惨めだという現実が少しゆとりのある家庭は貯金をする。因に税金を収入の半分取られても老後に心配のない国は個人資産は低いようだ。

 兎に角、日本人の思考は、世界とはいささか違う感じがする。


 最後に79歳の夫が80歳の奥さんをブレーキとアクセルを踏み間違えてひき殺したとあった。

 私は65歳の時に高速道路を走行中に案内標識の文字が見難くなり,四輪と自動二輪は廃車にしてそれ以来125CCのバイクしか乗っていない。町を歩いていて覚束ない運転の高齢者を見ると、運転している方に何時まで乗っているのか聞きたい衝動に駆られる。

 しかし昔と違い車がなければ生きてはいけない田舎事情があると思う。昔はどの田舎町や村に行っても、何でも屋のお店があり其処で要は足せたのだが、スーパーの進出で今は其の用なお店は無く、自動車は欠かせない時代になり老人は何時までも車を手放せなくなっているのは間違いない事実だと思う。

 だが、今年運転免許更新時、6700円も出して更新にいった。15年以上もハンドルを握っていないので、小型二輪だけの免許にしょうと思ったが、技術的講習はシュミレーションのみ、6700円の講習料は何だろう。運転は個人差がありそれも大きく違うので、実地テストをして不適当と思われる方には免許更新はすべきでないと、このニュースで感じた。

06年12月10日・日曜日 後藤田五訓 ジェラルド・カーティス氏の危惧

2006年12月10日 19時34分12秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年12月10日・日曜日

 珍しく時事放談で野党だけの民主党の岡田前代表と藤井前代表代行が出ていた。
 この番組で自民党政権について語る時によく出てくるのが、故後藤田正晴さんの後藤田五訓のテロップだ。今日も出ていたので此の五訓を見て感じたことを書いてみる。
          
1・省益を忘れ、国益を想え
考えてみると現在の政治家・官僚の中でこれを重んじて政治をしている人間は何人いるのだろうか。
 自民党で引退した後に庶民感覚の発言に戻っている方も居られる。政権を維持するために党利党略・個利個略が自民党の体質を変ぼうさせたと言うより,日本の政党が変ぼうしたのだろう。
 此の五訓を書いた後藤田正晴さんの時代でも同じようなところもあったが3・勇気を持って意見を具申せよは後藤田さんは実行していたようだ、だが少数意見は政治の中に反映しにくいようで、先日の議員会館問題でも民主党の河村議員などは、庶民から見ると正論を言っている感じだが、私から見ると民主党の窓際族の感じがする。

 考えてると郵政民営化で勇気を持って意見をいった人は追い出しているのが面白い。


 2・悪い、本当の事実を報告せよ
 いつ頃だったか世界の国家の透明度(ここをクリック)が出ていた。共産圏はベスト22にも入っていないが日本はかろうじて22位を保っているが先進国で最低だ。
 今、日本国中の自治体がおかしく成っているのは、嘘を隠してしていたことが、財政の悪化でぼろが出てきたのだと思う。夕張には悪いのだが破産が増えないことには行政や行政をうまい具合利用している国民も分からないかもしれない。

4・自分の仕事でないと言うなかれ
 先日の議員宿舎でも山本一太参議院議員は宿舎建設関係ではなかったからと言い訳を言っていたが、これは自分の仕事でないと言うなかれに入るのではないだろうか。

5・決定が下ったら従い、命令は実行せよ
 難しいことは分からない。日本の法律は立派なものばかりなのではないだろうか。ただしその命令を実行しないのは世界一かも分からない。
 庶民的な話だが、交通違反でも電話を掛けながら運転しているのを見ても知りしまり週間でないと警官も見て見ぬ振りをしている。
 それが今問題になっている談合問題や奈良の様な問題も見て見ぬ振りをする体質が日本国中に蔓延したのだと思う。
 憲法9条違反は最たるものだ。
 よく考えると日本人は人の悪いところは見てみぬふりをする事が美徳としている民族なのだろうか。。


 12月3日の東京新聞の米コロンビア大教授 ジェラルド・カーティス氏のコメントがテロップになっていたのを参考に作り直した
           
 アメリカは不思議な国家で頭にのぼっても覚めてくると反省してそれを批判する勢力が現れる。共産圏の国家ではそうはいかないだろう。

 中南米など世界の動向はアメリカに背を向ける国家が増えるのを危惧したのではないかと素人ながらそう感じるのである。

 小泉首相いらいアメリカ急接近をどうするか、今後の日本はどうなるか庶民はただ見ているだけしか仕方がないのかな。

06年12月9日・土曜日    日本列島・腐敗地帯  

2006年12月09日 20時33分04秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年12月9日・土曜日

 何時もの様に地方の首長の不正ばかりで頭が痛くなる。次からつぎと問題を起こすので何処で誰か不祥事をおこしているのやら、頭の中でごちゃごちゃになっていたが、今日のサタデースバットでその分布図が載っていたので、それを参考にして作ってみた。
拡大図は護憲+の視聴覚コーナーに入れてあるので其れから御覧になってほしい。
         
拡大します〔日本列島・腐敗地帯〕
             
 新聞では、アメリカの次期国防長官が「イスラエルも核保有」とついに公表と書いてある。核保有国のデーターには核保有と有りながら?が付いていて疑心暗鬼な処が有ったのだが、これでハッキリした。しかしイスラエルが核実験をしたとは聞いたことがないので、イスラエルに核を持ち込んだ国はアメリカと言う事なんだろう。その国が他国に核を開発するなとは言えないのではないだろうか。
 先日のホロニウム210と今回のイスラエルの核。巨大国は地球から消えてほしいものだ。

 私は、「みのもんた」のスバットは好きだ。何故なら今問題になっている議員宿舎や社保庁問題。社保庁は二年ほど前。議員宿舎は半年以上前から根気良く取材して放送していた。ただ5時半からの放送で見てくれる視聴者が少ないのが問題なのだが。

 この番組は早朝なのとみのもんたが余りずけずけと、ものを言うので自民党の大物議員はほとんど出ない。
 今日出演は色々メディアに顔を出す自民党の山本一太参議院議員と民主党の河村たかし衆議院議員が出ていた。
 山本一太参議院議員は議員会館問題で河村議員とは話したくないと笑いながら言っていた。裏を返せば河村議員は正論を言っていると言うことなのだろう。
 議員会館を持つのは吝かでない。しかし設備があまり豪華すぎると言うことだ。
 豪華なスポーツジムあり・24時間警備・全戸駐車場付き・食堂あり出前あり・看護師常駐の保健室。

 因に議員会館辺りで駐車場を借りれば、月9万円から12万円が必要だといっていた。之だけの設備があれば家賃相場は70万円位はするそうだ。

 清治ジャーナリストの岩見隆夫さんは
 「議員パスは有ってもいいが、衣食住は自分でやれといいたい」と言っていた。
 本当だ病人でも食事はするから食費は貰う電気水道も生きている限りは使うのだからと入院患者から召し上げるのであるから之は当たり前の発言だと思う。それも即決にである。

因に外国の議員宿舎は
アメリカ・イギリス・ドイツ・お隣の韓国
はないそうです。

 河村議員は、「議員は自分で不動産屋で住むところぐらいは探せよ、それで市民と同じところに住って市民のことが分かるのだ。議員が此のような所にただの様な家賃に住っていて,官僚にお前たちは贅沢だと言えないよ」
 へそ曲がりの人は口では上手いことを言うのだからと言うが、その上手いことも言えないくせに、自分達に有利な事はどんどんエスカレートしていくのに間違いない。

 結論は、国会議員がプロ家して、特別会計といわれる政治家にも分からない闇の予算の特別会計、私は之が日本に赤字を増やし特権階級の議員を増やす要因で、今年初めにみのもんたは特集を組んでいた
         
 一般会計と特別会計の年間予算


続・戦時体験者の証言  第三章

2006年12月09日 08時34分21秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。

     第三章

 戦後、何時からだかは知らないが、従軍慰安婦という言葉が出はじめた。従軍慰安婦という言葉は、当時聞いたことがない。

話は核心に触れます。

 私も前線の後方に遊郭が有ったのは知っている。確か私はこの人々をピーさんと読んでいた記憶がある。そこに働いていたのは日本人ばかりではなかったようだ。引揚げて帰った時二ヶ月程世話になった所で、軍人相手の遊郭で稼いでいた人から(この方は家計を助けるために自分から娼婦になったと言っていた。真偽のほどは判らないが、身売りだったら戦後直ぐには自宅へは戻れないはずである)「日本人だから将校ばかりが相手にした」という話を聞いて、さらに、朝鮮人の遊女が大勢いたのも聞いた。これはあくまでも聞いた話だが、本人からだから、百パーセント信用できなくても八十パーセントは本当だと思いう。

 先に書いたように、私の見た限りは人の売り買いだけで、強制連行されたのは見たことがない。朝鮮人の女衒が何か裏の組織や軍とつながりが有ったかは判らない。もしそのような組織が有ったならば、もっと奥深いところで庶民の目に付かないところでやっていると思う。

 戦地に行って極限状態になったら人間はどうなるか、私は経験が無いから語れない。ただ思ったままに書くと、いつ死ぬか判らない極限状態に陥ったら女性を抱きたくなるのかなと思う。これは私の気持ちで、他の男性はどうだか判らないが、この男性心理は女性にいくら説明しても判らないと思う。

 戦後、日本の婦女子を集め一時期占領軍の兵士を慰安するところを作ったと聞く。また戦後夜の女(パンパン)と言われた女性が居た。これ等の女性は生活のために春をひさいでいたのだから、終戦直後日本経済の状態が悪かった証拠にもなり、この女性の方々のために一般女性が救われた面もあると私は感じている。それは平和な沖縄で過去一万以上のレイプ事件が記録されている事でも判るのではないか。

 とに角、戦争とは、男とは、このようなものだと私は思う。私が終戦直後にこの問題を書いたとしたら、「絶対に強制連行はない」と書いただろう。だが落着いて世相をみると、強制連行も有ったのではないかと思うようになった。拉致家族のように、本人や家族の知らないうちに、連れ去られる事例も有るかも判らない。騙されて連れて行かれたものもいるのではないかと思う。だが私は売られて行った女性しか見ていなかったのも事実なのだ。

 戦争には虐殺は付きものだ。今正義といわれて各地で戦っているアメリカも、イラク側の情報を聞くと、私は現実を見ていないから断言はできないが、虐殺は有った感じがする。戦いは手段を選ばない。これは戦に付きもので、奇麗な戦いは絶対にあり得ない。だから戦争はしてはいけない、というのが私の持論なのだ。

 だから南京虐殺は有ったと思う。ただその規模と人数の問題だ。弟が、露天掘りの石炭炭坑の穴に七百名程の死亡した避難者が投げ込み埋められた、と言っていたが、七百名でも大変な数だったとも言っている。私は三十万人といわれる被害者の遺骨が見つかれば、百パーセント南京大虐殺は中国のいう通りだと思うが、私の中では「三対七」で疑心暗鬼状態だ。

事実は一つしか無い。真実も一つだ。ただそれを見る方向、角度、精神状態で全く違うものが見えると思う。歴史問題でも、どこの国家も都合の悪いことは隠ぺいする傾向がある。それが真実を有耶無耶にしていると私は思っている。

私も戦時中の真実いや歴史の真実が知りたい。ただ、人に聞いた事や書いた事を真実と思わないでほしいと思う。最近はこの類いの話が多いのを危惧している。

06年12月8日・金曜日 行政は腐っています 

2006年12月08日 14時47分22秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 頭の硬い老人が新聞を見テレビを見た感想です。
 06年12月8日・金曜日

今日は地方行政関係を主にまとめてみました。
         
 私たち素人は監査法人と聞けば嘘偽りのない監査をする所だと思っていましたが、やはり此処も不正や違反は分からなかったら其れで良しの監査機関。これでは監査法人を監査する監査法人が必要だ。

 石原知事さん。何とか二期を務めましたが、ぼちぼち化けの皮が剥がれそう。他の自治体と同じく化けの皮が剥がれない内に勇退したら如何ですか。
 なぜなら自民の支援を受け入れがそれを語っている・

 何で次から次へと不正が出るのか。
 銀行は庶民の預金利息をチャラにして所得税は払わず。それでいて政治献金をする。その内一揆が起りまっせ。

 政府の無駄遣い。企業の脱税や不正に裏金づくり。どのくらいの金額が裏に流れているのだろう。

 今の源泉徴収は戦争遂行のためにお金が必要なので昭和15年から始まったと聞いている。父が銀行の役付きになって税金を納付するようになり選挙権ができたと喜んでいた顔を思い出す。

 と言う事は昔の普通のサラリーマンは税金はなかったのだろう.其れでいて支那事変などの戦争を移行できたと云う事は、当時の財閥や企業は脱税や誤魔化しをしなく税金を払っていたのではないかと推測する。

 公務員も朝鮮総督府に勤めていた従兄弟がいたが、質素な生活をしていた。
 国も企業も悪行をしないから、当時は戦争しながらでも赤字のない国家だったのではないだろうか。


 今日の放送では、東京品川区議会が政務調査費を飲食代に当てることを全面禁止すると言う条例の改正案を可決したという。
 政治家と言う哺乳類は不思議な生き物だ。
政務調査費は何だろう。
「自治体から地方議員個人または会派に調査・研究のため支給される活動補助金」
だそうだ。
           
 ??領収書に書かれている景気動向調査・「高級キャバレー」再開発勉強会・「高級しゃぶしゃぶ」体育館使用調査・「高級お寿司」
ミニスカートの姉ちゃんの居るキャバレーで勉強会とはこれ如何にだ。
 よく考えると、半世紀前の個人商店の脱税手口とそっくりだ。
 領収書が必要でない区は区条例で必要なしに成っているので胸を撫で下ろしているだろう。
 
 全国議員と名の付く職業人の総点検が必要だ。ヒョッとしたら税収の5分の1ぐらいのお金がでてくるかもしれない

続・戦時体験者の証言  第一章 第二章

2006年12月08日 11時14分29秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。

 今日は12月8日、西暦では1941年66年前の出来事ですが、まだ昨日の様に覚えています。
 先日、NHKの山本五十六大将の真珠湾の前編を拝見しました。山本五十六が前線で敵戦闘機の待ち伏せに遭い戦死した時か終戦直後か忘れましたが、彼は開戦には反対していたようだとの噂を耳にした記憶があります。
 私が何時も言っていますが、日本は戦争を遂行できる国家ではないという根拠はこのテレビを見ると出てきます。
 先日の続きを二日続けて書き込みます。

     第一章

当時を思い出し昔使った事のある朝鮮語も入れますが、思い出しながら書くので、不適切な言葉が有ればお許し願いたい。

小学校一年生の頃、チョウスンサラミ(朝鮮人)のキュチュベ(娘さん)が私の家にやってきた。

 銀行の小使さん(朝鮮の方)に、知人の娘をねえや(年の若い女中や下女を親しんで呼んだ語)に雇ってもらえないか、という事で雇ったそうだ。師範学校に入学する前に、母が色々なことを話してくれたが、このねえやさんの家庭が貧困のための口減らし(家計の負担を軽くするために、子供を奉公に出したり養子にやったりして、養うべき家族の人数を減らすこと)に雇ってくれないかと頼まれたのだと言っていた。
 
色々話してくれたこの会話が、私と母との最後の会話になり、戦後、満州の荒野を逃避中に死んで行った母の顔を見ることができなくなった。お前も昔だったら元服だからと色々な昔話をしてくれたと思うのだが、母の五感では、この子とはもう合えないと感じていたのではないだろうか。母の心の中が知りたい。

 惨めな服装で、体中はシラミだらけ。雇うと決めた限りは、清潔にしてもらわなくてはと、お風呂を湧かし、着ていた服を脱がし、風呂に入れることから始まった。母の孤軍奮闘ぶりは今でも目に浮かぶ。当時も水道は有ったのだが、現在の様にガスなど便利な物は無く、五右衛門風呂。薪で風呂を沸かし、私も小さいながら薪を焚き口迄一本ずつ運んだのを覚えている。

 従姉妹にあたる年頃の娘が遊びに来ていて、母の頼みでシラミだらけの服を庭で燃やしている。着ている物はみすぼらしくボロボロだが、シラミを退治するには、当時はDDTの様な良く効く殺虫剤は無いので、燃やすか、煮詰めてから洗濯するしか方法がない。

 母は、ねえやと一緒に風呂に入り頭のシラミ退治に大童、毛虱退治は丸坊主にするのが一番だが、女の子だから可哀想だということで、洗髪して、すき櫛で時間をかけて髪を梳いてしたようだった。虱を完全駆除出来る迄一週間くらい掛かっていた。お風呂に入った後は、虱の卵が残っていると虱を貰うので、お風呂も大掃除。このような経験の無い方には見当もつかないだろう。

            

   第二章

 母は娘時代、関東大震災に遭ったそうで、東京の学校で習った洋裁や和裁・料理を、嫁入り前の娘さんに教えていたので、すぐに自分の古着を改造してこのキュチュベさんに着せていた。子供の私でも身綺麗にするとそのキュチュベさん別嬪で、母は手伝いに来た従姉妹に、「この子は可愛い娘だね」と話していたのを思い出す。キュチュベさんが自分の姿を鏡に映して笑った嬉しそうな顔を覚えている。

 私は、子供の頃腎盂炎で、体調が悪い時は良く留守番をさせられた。そのためよくこのキュチュベさんと二人で留守番していたが、「いごりちょごりがっこり、にちめんことうめんこ、ちゃっぱりしあんこ」と朝鮮の歌遊びをしてくれたのは、不思議にこの年になっても忘れていない。

 ところが半年程して、お正月にキュチュベさんを里帰りさせた後、一ヶ月程して父親が娘を連れに来たのだ。母が一言二言何か言っていたようだが、いやがる娘を強引に連れて帰ってしまった。その時キュチュベさんの目には涙が一杯たまっていた。
 
後年、母はこのことを話してくれ、小綺麗になったので高い値が付き、人買い(女衒)に売られたのだと言っていた。

 それから一年程して、やはり銀行の小使いさんに頭を下げて頼まれたと、キュチュベさんを連れてきたが、これも一年足らずで先のキュチュベさんと同じ運命を辿った。

 その後は、母は絶対に朝鮮人の娘さんは雇わないと決めたようだ。大切に預かり小奇麗になったら親が娘を売ってしまう。高く売るために手を貸すことはできないし、余りにも不憫だと、二度目のことが有ってからは、女中さんを雇うということは止めてしまった。

 当時は日本人でも貧困のため年季奉公に出され遊女になる女性も沢山いたと思う。父の転勤で行った都市には、置き屋、遊郭、所謂、色町は必ず有ったことが、その証明だろう。でないと遊郭にいた女性の説明はできない。当時は年季奉公の名の下に人身売買は正当化されている時代だったのだ。
 
戦後、昭和三十三年迄は遊郭があり、地元でも多少知られた方が遊郭の亭主をしていて法律が改正になると、遊女達を帰さなければならないが、一人一人条件が違うので困っていると話していた。
 
父は四つの小都市に転勤した。小都市だから日本人専門街はなく朝鮮の人々と混在なので、多くの朝鮮の人々との交流が有った。
 
 初めの転勤地、吉州である時、娘さんが男に手を引かれ泣きながら連れて行かれる光景をみた。その時の女衒は朝鮮人で家族や一族が「アイゴーアイゴー」と泣いている。そして親の手の中には一円札束が握られていた。
近年、慰安婦問題で強制連行が云われているが、私が見たこの光景は強制連行ではないと思う。
一、連れて行った人間が、同じ民族だということ。
二、親や一族がお金を手にして泣きながらでも送っていること。
三、私は、何度か犯罪を犯した者を逮捕し連れ去る時に、官憲に対して一族が物凄く抵抗をするのを見ているので、連行されるのであれば何らかの抵抗が有ると思うこと。
 
同じ様な光景は、恵山鎮でも見ている。

以下、明日