護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

06年12月11日・月曜日 ポロニウム210

2006年12月11日 18時30分44秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 06年12月11日・月曜日

 今日は休刊日。まず飛び込んできた映像はFSB元幹部のアレクサンドル・トリビネンコの事件で彼の妻が
「夫は連邦保安局組織内での犯罪などについて公然と語っていました。当局が夫になにをしたかわからないですが彼らは夫を許さなかったと確信します。」
 と語っている映像が映し出されていた。

 ポロニウム210。辞書を引くと
 【酸素族に属し、放射性元素の一。単体は銀色の軟らかい金属。1898年キュリー夫人が発見し、生国ポーランドにちなみ命名。質量数210がα(アルファ)線源として用いられる。元素記号Po 原子番号84。】
とあったが、この事件がなければ、特殊な職業以外の人々は知らなかったのだろうと思う。

テロップでは
        
の様に書かれているが、「核爆弾の起爆剤」と書かれていると言う事は、一億分の1グラムでも体内に入れば死んでしまう元素を核爆弾の起爆剤に使っているのだろうか。使うとしたら一つの核爆弾にどのくらいの量を使っているのだろうか。
 報道はこの物質は国家組織でないと絶対に持てない元素だそうだから、この犯罪はどこかの国が関与していると言っていた。
 ニュースではトリビネンコ氏が飲んだティーカップからポロニウム210が検出、同じバーの7人の従業員からもポロニウム210が検出されたといっている。
 密封されれば封筒でも持ち運べるこの物質。人間の英知を間違った使い方をした現実を突き付けられた感じがした。

 これは素人の間違った判断かも分からないが。経済力の低下とともにソ連が崩壊してロシアになり一時は目に見えない闇の政治も経済力が復活して来るとまた頭を持ち上げた感じがする。
 今回の事件も国家の機密情報の漏洩を防ぐために起きた事件ではないのだろうか。

 考えると昔から国家の秘密の大半は軍関係なのではないだろうか。科学や化学が発達して文化の発展に貢献する。それと共に軍備も近代化し核兵器が生まれるなかでの放射性物質。自然に置いておけば人類には害を与えないものが、人の手によって手の付けられない物資に顔をかえる。

 空想だが、ポロニウム210以外で私たちの知らされていない悪魔のような物質が有るのではないかと疑心暗鬼になる
 物資も財力もふんだんにある巨大国家が、科学や化学の力を借りて世界を己の思うままにしょうとすれば、人類がもてあそんでいた色々な元素に人類が滅ぼされるのではないかと思うのである。

 嫌なニュースは聞きたくないが飛び込んでくる。メディアは嫌なニュースばかりを探して放送しているかと言いたくなるほどだ。
 北海道の遠軽町でお母さんが6歳と4歳の子供を殺している。心中ともいっているが何故なんだろう。母子家庭で生活が厳しかったのだろうか。
 最近の男女は簡単に引っ付いて簡単に別れる。子供に対する責任は考えないのだろうか、と言っても彼女がどのような生活態度かが分からないから軽率なことは言えない。
 生活苦があればなぜ行政に訴えないかとテレビは言っているのだが、現実は行政は即応はしてくれないのは私は知っている。
 
 今月6日の朝日に日本人の個人の富はアメリカを抜いて世界一だと有った。自分を考えると全く実感は涌いてこない。
                 
 これを私なりに分析すると、
1・日本は貧富の格差が大きい。
2・日本は社会保障が世界一だと言っても個人資産は多少持っていないと惨めだという現実が少しゆとりのある家庭は貯金をする。因に税金を収入の半分取られても老後に心配のない国は個人資産は低いようだ。

 兎に角、日本人の思考は、世界とはいささか違う感じがする。


 最後に79歳の夫が80歳の奥さんをブレーキとアクセルを踏み間違えてひき殺したとあった。

 私は65歳の時に高速道路を走行中に案内標識の文字が見難くなり,四輪と自動二輪は廃車にしてそれ以来125CCのバイクしか乗っていない。町を歩いていて覚束ない運転の高齢者を見ると、運転している方に何時まで乗っているのか聞きたい衝動に駆られる。

 しかし昔と違い車がなければ生きてはいけない田舎事情があると思う。昔はどの田舎町や村に行っても、何でも屋のお店があり其処で要は足せたのだが、スーパーの進出で今は其の用なお店は無く、自動車は欠かせない時代になり老人は何時までも車を手放せなくなっているのは間違いない事実だと思う。

 だが、今年運転免許更新時、6700円も出して更新にいった。15年以上もハンドルを握っていないので、小型二輪だけの免許にしょうと思ったが、技術的講習はシュミレーションのみ、6700円の講習料は何だろう。運転は個人差がありそれも大きく違うので、実地テストをして不適当と思われる方には免許更新はすべきでないと、このニュースで感じた。