姉が沖縄土産でシーサーをくれました。
(私は九州にはよく行っているのですが、念願の沖縄には
行ったことがありません。)
行った事がないのに、小さなものですが、お土産でシーサーを
対で5つも持っています。
沖縄土産として愛されていますねぇ。
沖縄の風景を思い出す時、赤い瓦の家を思い浮かべますよね。
内地でよく見られる灰色の瓦と”赤瓦”、焼成方法の違いが
生み出す色だそうです。
焼成時に空気を与えない場合は、固く焼きしめられ強度が強く
なる灰色に。
十分な空気を与えられた場合は、技術的に容易で燃料の蒔きも
少なく済む赤色に。
沖縄は18世紀に建造物の建設を急ピッチで行う事になり、赤瓦
が利用され、伝統となったと言われています。
山部分と谷部分、2つの形の瓦を組み合わせて構成し、接着剤
としての役目で漆喰を塗り固めました。台風の暴風で瓦が吹き
飛ぶのを防ぎ、且つ煽られた風によって雨水が勾配を逆流して
内部に吹きこむのを防ぎます。
シーサーは瓦職人が仕事を与えてくれた施主への感謝の気持ち
を込めて余った漆喰と赤瓦で作ったのがはじまりと言われてい
ます。