御承知のとおり、オリンピック・バドミントンの試合で前代未聞の出来事が起こった。
中国・韓国・インドネシアのペアが次の対戦相手のことを考えて、負けるための試合を始めた。
テレビで見たが、あれなら僕が試合に出ても勝利できる、いかにもわざとらしい負け方だ。で、国際連盟がこのチームを失格にしたという。
勝負の世界には勝ち負けがあって、当然「汚い勝ち方」もある。しかし、これらのチームのように晴れの舞台での「汚い負け方」は初めて見た。
この延長戦上には、なでしこジャパンも位置していそうだ。
「汚い勝ち方」といえば、昨日の柔道でも、関節ばかりをせめられて負けてしまった日本選手がいたが、これは合法?であり、同じところばかりを責められた選手にも反省はしてもらいたいが・・・
ロサンゼルス・オリンピックの山下選手と対戦したエジプトのラシュワン選手を思い出した。
柔道はJUDOに変わって、競技精神が飛んで行ったようだ。
もちろん、「汚い勝ち方」・「汚い負け方」ばかりではない。
水泳の北島選手や卓球の石川選手のように、「爽やかな負け方」もある。そして、体操の内村選手のように「爽やかな勝ち方」もある。
古臭いが、「武士道」精神を思い出してもらいたい。「汚い勝ち方」はまだしも「汚い負け方」は・・・
日本は金メダルで、国威発揚を考える国では、もはやないのだから・・・
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