妻は僕の事を「ハンコ人間」という。(この事は前にも言った)
朝5時30分に起床し、夜10時30分頃にベッドに入るまで、休みの日以外は仕事に行って、休みの日は映画やウオーキングに行って・・・この「ハンコ」のパターンを永遠と繰り返している。
変えようという気もないし、必然性もない。それどころか、反対に妻の「ハンコ」発言に反論をしたくなる。
行動を少し綿密に見てみると・・・①朝5時30分に起きて、EVで新聞をとりに行く。これで家族は毎日、新聞が食卓まで配達されていると思っている。
②次に、7時10分に家を出るまで、家の中をテレビを見たり、ウロウロしているが、この雑音とウロウロの気配で妻が目ざめる。そして子供たちのお弁当を作る。これも僕がウロウロするから妻が起きて弁当が作れるわけだ。
③帰りはだいたい、6時30分ころだが、途中で時々、妻から食材のオファーがある。「タマゴ買って来て」とか「キャベツお願い」とか・・・これも僕が夕食支度の時間に帰ってくるから「お願い」ができるわけで、それでなかったら妻が買いに行かなければならないだろう。
世のなかは全て「ハンコ」で成り立っている。電車のダイヤも、会社の就業・営業時間も、僕の起床・就寝時間も・・・そして秩序が保たれているのだ。もし、僕が日常を変えてしまったら、たちまち家族の混乱が・・・と思うのだが・・・・