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ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

「知ってか どうだか・・・・」と、今日の花 (付録・昨日の雪)

2008年01月22日 | ふるさと 他
 奈良・田原本は曇り空で、朝7時30分の気温はマイナス1度でした。1月も下旬となりましたが、皆さんお変わりありませんか。昨日の大寒の朝起きてみると、この田原本も2~3㌢の積雪がありました。珍しいのと備忘のため写真を撮った次第です。
 (秋田のミレイさん・富山のチャチャ丸さん・能登のむつさんには笑われそうですが・・・)

 この上下の画像は、昨日(大寒)の朝の雪景色です。
この近畿日本鉄道電車は、西田原本駅から新王寺駅を走っている田原本線で、手前が新王寺駅方面です。午後には雪は融け無くなってしまいました。



 さて、今日のタイトルは少し変わった表現ですが、「もろみ」が簡単に食べれる「もろみの素」をご紹介したいと思います。このような袋に入って故郷の徳島では販売しているものですが、ご存知でしたでしょうか。

 ノブトが山里から都会へ出た当初は、「もろみ」と言われてもどんな物か知りませんでした。
知った時は「なんや!甘みを加えたショイノミ(醤油の実)やんか!」と思ったものでした。その当時、故郷ではどの家も味噌・醤油は自分の家で作っていたのです。材料を仕込んで発酵させ、醤油を搾る前の状態のを「ショイノミ」と呼んでいましたが、それが「もろみ」だということを知ったのです。
 故郷では、この「もろみが入った樽」の中央に直径40㌢程の筒状に竹で編んだスノコを入れ、その中のもろみを柄杓で汲んでスノコの外へ出すと、スノコの中に滲み出てくるのが醤油なのです。ノブトと同年輩の方はよくご存じではないでしょうか。絞り粕は牛や豚の飼料に入れて使い、現在のように産業廃棄物として捨てたりせず、全て利用していたのです。
 今、スーパーマーケットで売っている「もろみ」はどうしても口に馴染まないので、 以前紹介した「ソバ米」 同様、徳島から取り寄せ食べているのです。
 このもろみの作り方は、この一袋(170g)に醤油2合(360cc)を入れるだけで1週間程で食べることができますが、好みで砂糖や味醂、粉末だし等を加え口に合ったモロミして食しています。因みに、この一袋は税込みで160円です。念のため・・・・。


さて、今日の誕生日の花は、ラン科の【シンビジウム】で花言葉は「深窓の麗人」とのことです。深窓の麗人とやらには未だにお目にかかってないノブトであります。(笑)それはさておき、今日がお誕生日の方、お誕生日おめでとうございます。
 歌人 鳥海昭子さんは、
      忘れいしシンビジウムが花芽もつ
            この驚きの今朝のすがしさ
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上です。

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庭隅に置いて

すっかり忘れていた鉢植えの

シンビジウムが、

花芽をつけていいることに

気がつきました。

その生命力に驚き、

私も朝から元気がでました。

         鳥海昭子


柿を見ると浮かんでくる歌と、今日の花  ♪♪~~

2007年12月06日 | ふるさと 他
 奈良・田原本は晴れ後曇りとの予報で、今朝の庭の気温は+1,5度です。今季一番の冷え込みらしいですが、お変わりありませんか。今、インフルエンザが流行っていると聞きますが、予防注射していても手洗い・ウガイ・部屋の湿度を保つよう気をつけましょう。

 この画像は、植えて一歳を迎えた柿の樹で、葉の裏から西陽を受けて葉脈が浮き出て綺麗だったので写したものです。ノブトの生家(今は市になっていますが、徳島県麻植郡木屋平村)には二階建ての納屋の屋根を覆い隠すような高い甘柿の樹がありました。屋根から直に採ったり、樹に登ってお伽話の猿のように採るなどしましたが、柿の木の脆さを体験するなど自然に体験から学び育ちました。
 この歳になっても柿の実や葉の色付きを見ると、青木幸一さんが歌った「柿の木坂の家」という歌謡曲を思わずが口ずさんでしまいます。
 先月末、goo blogで紹介のあった you tube の動画を拝借しupしてみました。3番まで歌詞が出てきますので、お時間がある方は聴いたり歌ったりして下さい。
 「ダサッー」とか「フルー」というお言葉が聞こえてきますが、ノブトは古くてダサイのであります。 ハイ・・・・。

柿を見ると浮かぶ歌♪♪・・・「柿の木坂の家」・・・♪♪


 さて、今日の誕生日の花はモクセイ科の【ヒイラギ】で、花言葉は「用心・歓迎」とのことです。ヒイラギの枝に焼いたイワシの頭を刺し、疫病神を家に入れないおまじないを節分にはしていますが、皆さんは如何ですか。ダサーくて古いノブトは今でもやっているのです。 歌人 鳥海昭子さんは、
        黙念と少年が立ちヒイラギの
              葉をくるくると回していたり
と、詠まれています。

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中指と親指で

ヒイラギの葉のとげを挟んで、

息を吹きかけてくるくる

回している少年がいました。

押し黙ってもの思う少年は

何を考えていたのでしょう。

            鳥海昭子



 PS
おまけとして、柿の広報動画も紹介したいと思います。奈良県は柿でも有名なのですよ。

クリックしますと、県作成の広報・動画へリンクします。

3ヶ月ぶりの母見舞いと今日の花

2007年06月07日 | ふるさと 他
 奈良・田原本は晴れています。お変わりありませんか。昨日、3ヶ月ぶりに母の顔を見に徳島へ行ってきました。明石海峡大橋を淡路島から見たものと、サービスエリアに掲示している淡路島の地図です。淡路島観光と阿波徳島観光へお出かけされては如何でしょうか。明石海峡大橋を淡路島のサービスエリアで写したもので、対岸は明石です。下の地図は淡路島で、広い道路が鳴門淡路自動車道です。


 3ヶ月ぶりに見る介護病院の母は、言葉は一言も出してくれずウトウトと居眠っている状態で、手厚い看護を受けていて床擦れも無く、顔色も良く少し肥えた様でした。これ以上母について書く話題の無いのが残念で仕方ありません。

 少し、話題を変えますが・・・、2006年9月14日付「うまうまブログ-徳島うまいもの情報」で紹介して頂いた姪夫婦が経営するお店「魚榮」も覗きました。口コミなどでお客さんに知っていただき、お客さんに愛されているようで安心しました。 ブログで紹介されたのは「さかえ御膳」でしたが今回ノブトが食した「刺身定食」をUPしたいと思います。周囲が海の四国の魚を食べてみて下さい。(手ぶれ画像で恐縮です~刺身・サラダ・冷奴・マメアジの南蛮・赤だし味噌汁・ご飯です)

『うまうまブログ-徳島うまいもの情報』をご覧下さい。(クリックして下さい。)
 さて、明石海峡大橋を通っての帰省は2回目です。徳島へ行く時は迷わず行けましたが奈良へ戻る途中またしても道を間違ってしまいました。その場所は淡路島から明石海峡大橋を渡り、トンネルを抜け垂水ジャンクションから大阪方面へ入る分岐がノブトには分かり難いのです。今回は有馬の方へ行く道に入ってしまったので、神戸山の手の街を見学する羽目となり、やっとのことで3号神戸線に入り帰って来ました。(笑)
 もちろん、助手席のお方には笑われるし、自分に腹が立つし・・・・。情けないことこの上無しと言うところです。(笑) それにしても帰りの道を間違ったノブトは、情け無い思いで一杯です。「二度あることは三度有る」とも言われますが、次回のことが心配です。(笑)


 さて、今日の誕生日の花は、イワウメ科の【イワカガミ】で花言葉は「忠実」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
      雪渓の解けゆく際の岩鏡
               いのちの限りねんごろに咲く
と、詠まれています。

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遅い春を迎えた山の花々は、

雪解けを待っていたかのように

けなげに顔を出します。

そして、

懸命に山の短い春を謳歌します。

鳥海昭子

初めて通る明石海峡大橋と、今日の花

2007年02月07日 | ふるさと 他
 奈良・田原本は晴天です。気温は+5度で風も無く春霞がかかった様な状態です。皆さん、お変わりありませんか。ノブトは一昨日の5日、2ヶ月ぶりに入院中の母の顔を見に帰省しました。ベッドの母は無表情で言葉一つ発せず、直ぐに眠りに入るのを見るのは辛いものでした。
  
 これは明石海峡にかかる明石海峡大橋を淡路サービスエリアから写したものです。全長3911㍍世界一の吊橋とのこと、感心、感動しました。(トイレ休憩で立ち寄った時写したものです)
 平成10年より運用されていましたがノブトは初めてだったのです。カーナビの助けを借りたものの分岐を一度間違えたりしたドジなノブトでしたが、フェリー利用時より早く着くことが出来ました。でも、運転時間が長くなる分だけしんどいです。泉佐野港~津名港間の南海淡路ラインフェリーが私には快適でした・・・。
 明石海峡大橋についての事は、ここをクリックして覗いてみて下さい。


 さて、今日の誕生日の花は、キク科の【タンポポ】です。花言葉は「愛の信託」とのことです。なお、「タンポポ」とは色々のタンポポの総称とのことで、エゾタンポポ・カントウタンポポ・トウカイタンポポ・カンサイタンポポ・アカミタンポポ・キビシロタンポポ・シロバナタンポポ・セイヨウタンポポ等があるのだそうです。歌人鳥海昭子さんは、
      季外(ときそ)れて 咲くタンポポの小ささよ
                それでいいのよ それでいいのよ
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上です。

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タンポポの花期には

早すぎる季節に、

小さな花を

見つけたことがありました。

精いっぱいけなげに

生きている姿に、

思わず立ち止まり

声をかけてしまいました。

        鳥海昭子

鳴門大橋も写ってたよ!と、誕生日の花

2006年11月21日 | ふるさと 他
 奈良・田原本は久方ぶりに太陽が姿を見せてくれています。今日、明日は晴れるとの予報です。ノブトは相変わらず普通に暮らしていますのでご安心下さい。早いもので後10日もしないうちに師走です。何故こうも年月の過ぎるのは速いのですか???
  これも妻が写してくれた鳴門大橋ですが、画像ソフトのお力をお借りしトリミングさせてもらいました。時速80位で走っているのと、テクニックがチョッと不足しているためこのような仕上がりとなりましたが、この橋の姿で郷愁をお感じの方はご覧下さい。(笑)

  さて、今日の誕生日の花は、キク科の【リュウノウギク】です。花言葉は「無常の美」とのことですが、仏教で使われる諸行、無常の無常ことでしょう? むつかしい花言葉ですね。 また、「リュウノウギク」を漢字で書くと「龍脳菊」と書くそうで、名前の由来については、「中国に龍脳という香料があり、、その匂いに似ているところからついた名前」との説明もありました。この花は、野菊の一種のようですから菊の芳香を想像してもいいのではないでしょうか。(ノブト無責任だと云われそう!) 歌人 鳥海昭子さんは、リュウノウギクにちなんで、
          山道をにぎやかに行く少女らは
                  リュウノウギクを帽子に挿せり
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、画像上をご覧下さい。

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山道で挨拶を交わして

行き過ぎた少女の一行。

帽子にはかわいらしい

リュウノウギクが

飾られていました。

静岡県掛川市にある

療護施設「ねむの木学園」を

訪ねたときのことです。

鳥海昭子


孫からの近況報告(FAX)と、誕生日の花

2006年10月17日 | ふるさと 他
  奈良・田原本は晴れています。今の気温は16度ですが、今日も暖かくなりそうです。皆さん、お変わりありませんか。「ノブト」は相変わらず平々凡々と過しておりますのでご安心下さい。
   この写真は、大阪の水族館「海遊館」の写真です。私も二度見学しましたが、小学3年生になる私の愛孫が、秋の遠足で海遊館へ行ったことを、一昨日FAXで報告してくれたのでUPしたいと思います。
 月に二度は来てくれるので逢っていますが、FAXは久々であったため嬉しく、文面も楽しい内容であるので紹介することにしました。(孫に叱られるかも分かりませんが・・・)文面は忠実に再現していますので、その点お含み置きください。

じいじ、 ばあばへ♥  
今 りなの家の前では、モンキ-がでたという事で
大さわぎになっています。もう一りん車ほとんどのれます。
こんど行ったときには、のれたらいいな!きたいしといてね!
きのう、わたしとママで、コーヒーゼリーを家でつくりました。
パパも ママも りなも「おいしい」といいました。
金曜日にえん足にいきました。海ゆう館に行きました。
まずさいしょに、船にのりました。そして1時間のりました。船にのって
いるときに、エイしってますか。しってるよね!エイを見たのです。
ほんとうですよ! そして、つぎに、おべんとうを食べました。
二だん弁とうにいれてます。  ※(あたりまえ)~と書いて二本線で削除
たべたらつぎに海ゆう館に行きました。
ジンベーザメやイルカ クラゲ ほかにも いろいろいました。
そして、帰る時間になったので、電車にのって帰ってきまし
た。・・・・・では、さようなりー
           
            りなより

犬(ハナ) ママ  パパ  りな(本人) ばあば  じいじ~が並んだ絵を書いてくれました。

  以上ですが、これは大切な「ノブト」のお宝です。
 もちろん、スキャナーで読み込みパソコンに大切に保存しています。来た時は、お猿の話や遠足の楽しかったことを機関銃のようにしゃべって教えてくれることでしょう。今から楽しみです。(笑)
         さて、今日の誕生日の花は、秋の七草の一つであるキク科の【フジバカマ】です。名前の由来は薄紫色の花弁の形が袴に似ているところから付いたそうで、花言葉は、「あの日のことを思い出す」ということです。歌人 鳥海昭子さんは、
         些細なることにてありき本日の
                   ためらい捨ててフジバカマ咲く
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、いつも通り画像上で流します。
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秋の七草の一つですが、

今では絶滅危惧種に

指定されているそうです。

なんのためらいもなく、

咲いているように見える

フジバカマ。

それにひきかえ

あれこれ悩む自分がいます。

         鳥海昭子

※参考(ご存知でしょうが)
秋の七草~、 ハギ · キキョウ · クズ · ナデシコ · オバナ(ススキ)· オミナエシ · フジバカマです。


ブログで紹介された姪っ子のお店と、今日の花

2006年10月03日 | ふるさと 他
  奈良・田原本は曇りで、気温は18度です。皆さん、お元気でしょうか。「ノブト」は気温の変動についていくのに一生懸命というところです。
          この画像はフリーのカンパチ画像をお借りしたものです。
  昨日、ふるさと徳島市内で、活魚料理に力点をおいた店をやっている姪から「お店を紹介してくれているブログがあると、市場の方が教えてくれたので見て!」とのメールがありました。
  店とは、この姪っ子夫婦が昨年3月開店した「魚榮(さかえ)」という飲食店で、8/26、11/1にも「ノブトの平凡日記」でも少し書きましたが、「お客さんに可愛がられるお店となって欲しい」と常に祈っていたものですから大変嬉しくて投稿した訳です。紹介して下さったブログは、
          『うまうまブログ-徳島うまいもの情報
             おいしい食べ物を写真で投稿しよう!』

というブログで、徳島のあらゆる食べ物を紹介している写真の綺麗なブログです。  今まで母の見舞いに帰省した時は欠かさず立ち寄っていますが、若い二人が従業員の方と力を合わせて、明るく営業しているのを見て安心はしています。しかし、身内の者としては多少の心配もあるところ、この様に紹介下さり大変感謝しているのです。
  下線付きの『うまうまブログ-徳島うまいもの情報』をクリックして頂ければ、リンクしますのでご覧下さい。正面の大漁旗の先は活魚の水槽があります。上のカンパチとは関係有りません。(笑)

『うまうまブログ-徳島うまいもの情報』                 
  さて、今日の誕生日の花は、セリ科の【アシタバ】で、花言葉は「旺盛な活動力」とのことです。名前の由来ですが、大体の方がご存知のように、朝食のおかずに葉を摘んだのに、翌朝にはもう新葉が伸びている程、生長が良いということから付いたようです。歌人鳥海昭子さんは、
      アシタバを摘みし手匂う
               摘みながら あしたの力 湧くと思えり
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは画像上でご覧下さい。

<
葉を摘んだ翌日には

また葉が伸びてくるという

生命力あふれる野草です。

アシタバを摘んだ

手の匂いをかぐと、

青くさい自然の香りに

あしたへの力が

わいてくるようです。

        鳥海昭子

           

大鳴門橋生誕21年と、誕生日の花

2006年06月08日 | ふるさと 他
 奈良・田原本は晴れています。気温は8時には既に22度になっていますが、梅雨入りも間近とか。
 今朝、大鳴門橋が完成し21年とかの報道がされていました。即ち、1985年6月8日淡路島と鳴門が船のお世話になることなく何時でも往来できる様になったのです。
 関西へ出るには高松から宇高連絡船(現在廃止)に乗るか、小松島港から神戸港経由して、大阪天保山へまで運航する関西汽船(これも廃止)が主たる交通機関でした。後になって小松島~和歌山港間のフェリーや、徳島港~深日港間のフェリーが運航し(現在廃止)すこし便利になりましたが、盆休みで帰省しても台風が接近し始めれば、休み残しながらも離れがたい故郷を後にしたものです。「橋が架かったら」と何度思ったことでしょう。
 いま、四国に橋3本も架けたため、赤字で国民の皆さんに迷惑かけ御批判されていることは充分承知していますが、四国四県の人もそれ相応の義務を誠実に履行している、一国民とご理解お願い致します。
 21年前の今日、大鳴門橋近くの海上を祝賀飛行していたセスナ機が、故障か操縦の誤りかどうかは忘れましたが、墜落死亡した事故があったことを思い出しました。
 まだ四国へは行ったことがないという人が多いです。八十八ケ所参り以外にも色々な名物や行事があります。四国各地で素朴な四国人に接して、山海の珍味を味わって欲しいとも思います。
 また、今朝の毎日放送ラジオの「朝一番!豊島美雪です」という番組でも「四国」をテーマにしていましたが、四国と一括りにされると曖昧となり、コメントを躊躇う人もいたのではと、出身者の一人として思ったりもした朝でした。
 

上記写真は「デジタル楽しみ村」さんのフリー写真をお借りしました。
下線のついた新聞みだしをクリックしますと記事が出ます。
遠かった関西引き寄せる(読売新聞・徳島版)
 さて、今日8日の誕生日の花はバラ科の【ノイバラ】で、花言葉は「素朴なかわいらしさ」とのことです。歌人 鳥海昭子さんは、
       身を守る あおい棘もち
              野茨の素朴に白き 花かたまりぬ
と、詠まれています。鳥海さんのコメントは、いつもの様に画像上で流します。
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ノイバラは別名ノバラで、

バラの原種の一つです。

鋭いとげを持っていますが、

白く小さい花には、

かれんで素朴な

美しさがあります。

鳥海昭子


「東宮山の祭だったかな」と、誕生日の花

2006年05月01日 | ふるさと 他
 奈良・田原本は晴天です。8時の気温は20度で、予報では25度まで上がるとか。体調管理が大変です。

 私はプロフィールの通り徳島山村の出身ですが、家の西方約2キロに東宮山(とうぐうさん)標高1091メートルの綺麗な山があり、今日5月1日が祭礼であったのを思い出しました。小学校3年生位の時、この山の直ぐ下の今丸という在所の親戚に祖父と行き、弁当持参で参拝したのです。
 しかし、毎日の生活が山登りの生活の為か、登山という意識は全く無かったのが今思えば可笑しいです。途中、ツツジが咲き乱れ、多くのサルスベリの木が自生していたのを昨日のことの様に思い出したのです。これは、昭和36年頃の、今は無き我が家から撮った写真をアルバムからスキャンしたのでご覧下さい。山頂付近は今でも手付かずの樹木が茂っている事でしょう。焼失して今は無い「三ツ木小中学校」卒業生が常に眺め、スケッチした山です。
冬の東宮山で、手前の柵は「ハデ」という穀物を乾燥のため干すのに使います。「ハゼ」ともいうところがあるのでは・・・
画像上でクリックして下さい。この東宮山について詳しいことを書いていますホームページへリンクします。写真悪くてすみません。
 この山は、神山町との境界線上にあり、1754年に村同士の流血事件があり、以後、祭神も神社名もそれぞれ別のを建立し祭っているという面白い曰く付きの山でもあります。

 さて、今日の誕生日の花はユリ科の【スズラン】です。花言葉は「純愛・希望」とのことです。私にはほど遠い花です。歌人 鳥海昭子さんは、
      スズランの 群生ありき霧雨に
           ぬれてさ揺れて涯(はて)もなかりき
と、詠まれています。

<
あてどなく北海道を旅したのは、

ずいぶん前のことです。

果てしなく広がる

スズランの群生があり、

ふと視線を落とすと足元に

霧に濡れた花たちが、

かすかに揺れていました。

         鳥海昭子

 soramameさんへTBさせてもらいました。

徳島へ帰ってました

2006年03月31日 | ふるさと 他
 奈良・田原本は晴ですが、西風強く肌寒い朝を迎えました。午前9時の気温は6度です。気を緩めずに、風邪引かないようお互い頑張りましょう。

 昨日は朝5時前に自宅を出発し、徳島の母に逢いに行ってきました。約80日ぶりの母は、認知症も進んでいて、母に「誰だか分かる?」と問いかけると、かすれた弱い声で「○○○○」と私の名前を言ってくれましたが、滞在中母の声を耳にしたのはこの一言だけでした。
 それ以外の問いかけには、うなずいたり、首を僅かに横に振ってくれるのですが、その瞬間には認識あるもののすぐ忘れているようです。別れの時でも、今までなら悲しそうな表情を見せていたのが、今回は無表情で、その無表情な母の顔を脳裏に焼きつけ戻って来たような次第です。この様な訳で2日に1度のブログ投稿が出来なかったもので、覗きに着ていただいた方が居られましたらお許し下さい。

 今日の誕生日の花は、ユリ科の【アマナ】で花言葉は「運が向いてくる」だそうです。鳥海昭子さんの短歌は、
        一輪のアマナの花をくわえたる
                使者めく鳥が飛び立ちゆけり
と、詠まれています。

<
私のすぐ前から、その鳥は

まるで幸せの使者のように

飛び立っていきました。

「力強くまっすぐに進みなさい」と

旅立ちを祝ってくれているように

思ったのでした。

            鳥海昭子