ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

2010アカデミー賞授賞式

2010-03-09 | 映画
土曜から長野に行ったので戻ったのは月曜夜。
アカデミー賞生放送では見られませんでした。
帰宅後、字幕入りの再編集版を見ました。
帰りの車の中ではニュースも聴かないようにして、
情報いっさいなしで新鮮な気持ちで見ることができました。

感想は・・・・うーむ。
そう!ダンス・パフォーマンスが素晴らしかった。
ヒップホップの振り付けを優雅に優雅に見せてくれました。
ダンスが大きく変わったなという印象。

サンドラ・ブロックとジェフ・ブリッジスが受賞したのは、
二人の大ファンである私には嬉しいこと。
ジョージ・クルーニー惜しかった(素敵でした)
ジェフの映画は見ていないのでなんともいえません。
サンドラの「しあわせの隠れ場所」は先日姉と観ました。
素直にみることが出来ればいいのでしょう。
でもどうも斜めから見てしまうクセがあって、
サンドラ・ブロックは大好きだけど、
彼女が演じたブランドの服に身を固めたお金持ちの奥様には、
いまひとつ共感できなく・・・・
何故かなあ。
ライフル協会に入っているとか、
共和党支持とか、
保守の地盤南部のリッチな奥様だからか?
その奥様がホームレスの気は優しくて力持ちな黒人の青年を、
自分の邸宅に招き入れ、手厚く面倒をみるという話。
いい話ですよね?部屋もベッドも車まで与えて、
テストの点数が足りなければ家庭教師(きゃー!キャシー・ベイツ)までつけて、
彼の才能を伸ばすべく様々に応援していくのです。

感情をあまり見せずにサッサっとそんなことをやってのける。
今まで彼女が演じた役柄とはずいぶん違うような。

しかし、青年と少しだけ心を通わせることが出来たある日、
ベッドに横になり満ち足りた様子の妻に、夫がいう。
「すごく嬉しそうだな」
「わたししあわせなの」
人助けは何より自分のためということを簡潔に言い表したシーン。

正直でいいよね?
サンドラ・ブロックも秀逸な演技だよね?

でも何かがひっかかる。
感受性が凍結しているのか?
ななめに構えていたら直球はうけとめられないか?
ちょっと混乱させられる映画でした。

ともかくも、おめでとうございます!


元夫婦対決は、
「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグローの圧勝で、
J・キャメロン少し可哀想になりました。

なにより!!
ジェリーの出番が地味すぎ!少なすぎ!(怒)

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