ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
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KING KONG

2005-12-21 | 映画
今年姉が一番楽しみにしていた映画。それもどうよ?・・と思うけど、「キングコングにジャック・ブラック出てる」と云ったら「キングコング役?」と返した娘もどうよ?(笑)

あまりにも有名なお話しなので、あとは「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンがどう見せてくれるかが楽しみだった。ロード3部作を完成させてなお余りある彼の情熱にまず驚かされた。溢れる情熱がちょっと前のめり気味で、やりすぎ!と思えるシーンもいくつかあったが、一年を締めくくる映画としては、ダイナミックで充分楽しめた。

キングコング登場まで一時間たっぷりドラマをみせる。しかも船。海、船、というだけで嬉しくなってしまう私。このまま船旅を続けてナポレオンと闘おうよ!と云いたくなったが、それは時代も違うし、映画も違うし、無理な話。ジャックはジャックでもブラックだし・・(意味不明)

ためにためていよいよ主役コングの登場。ここから一気に映画が動き始める。走り始める。ほんとにうまい。しかしあまりにためすぎたせいかあれもこれもと欲張りすぎてしまった感がある。は虫類責めはいらなかったと思うけどなあ。

一転してお次はNYはマンハッタン。あの有名なエンパイアーステイトビルに立つキングコング。ここからの街の俯瞰が素晴らしかった。しかも(たぶん)80年くらい前のNYの街を再現していて、そのリアリティには息をのむ。このシーンは是非大画面で見て欲しい。

コングが美女(ナオミ・ワッツ)に寄せる想い。あれは”恋”なんだろうか?
まあ一種の恋なんだろうけど、怪人の恋に胸をかきむしられても、キングコングの恋に涙するには及ばなかった。残念。


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1 コメント

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Unknown (コリコ)
2005-12-22 22:47:05
今年の締めくくり1本ということで、まずはめでたしでした。オーブリーが出てなくてごめんね。エンパイアのシーンは迫力あり過ぎて高所恐怖症にはキツかったけど。
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