とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

吉例のお汁粉と雑煮を

2015-01-13 14:07:06 | 日記
一昨日11日(日)は、鏡開きの日でした。鏡開きとは、正月に年神に供えた鏡餅を割って食する日本の年中行事のひとつです。元々は武家で、鎧などの具足に供えた具足餅を下げて雑煮にし、無病息災を祈って食した風習が一般化したようです。

また、餅を刃物で切るのは切腹を連想させるので、手や木鎚で割り、切る、割るという言葉を避けて「開く」を使用しました。鏡は円満を、開くは末広がりを意味するめでたい言葉です。

「とんぼ」では、遅まきながら今日を「鏡開きの日」とし、ご来店のお客さまに「お汁粉」を振る舞わさせていただきます。甘いのはどうも苦手、というお客さまには、雑煮を召し上がっていただきます。

使用するお餅は、店の常連客斉藤さんのご実家である埼玉・春日部市の「大晴農園」でつくられたもの。市販の餅と比べて伸び具合いが違います。

GINZA と ん ぼ
富士子

今日明日限定おでんネタ

2015-01-08 14:33:40 | 日記
日本列島は、昨年末から寒波に包まれ、まるで冷蔵庫の中で暮らしてるような寒さです。「寒の入り」となって、本格的寒さもこれから。

この寒さのおかげで「おでん」の売れ行きが好調です。寒い時期は、温かく湯気が立ちのぼる料理を見ると心も和みホッとしますし、食べて身体も温もります。

さて、今日と明日限定で「おでん」に新しいネタ「黒はんぺん」が加わります。黒はんぺんは、静岡地方の郷土食。通常のはんぺんは白色ですが、黒はんぺんは灰色で、アルファベットの「D」字型した独特の形状しています。

静岡ではんぺんと言えば、普通これを指すそうです。他のはんぺんと区別するため「黒はんぺん」と呼称されているようです。静岡県内全域で消費されてますが、特に焼津港、沼津港などの名物として知られています。

黒はんぺんは、サバ、アジ、イワシなど、新鮮な青魚を原料に、魚肉に塩、砂糖、デンプンを混ぜてすり身にして熱湯で茹であげます。
白はんぺんのふわふわした感触より、カマボコや薩摩揚げに近い食べ心地。私の一押しのおでんネタです。

GINZA と ん ぼ
富士子

今年もよろしくお願いいたします】

2015-01-05 12:49:38 | 日記
新年 明けまして おめでとう ございます。

年末年始の長い休み明けの今日は、お年賀の挨拶まわりで、街中が一気に賑やかに活気に溢れています。御用始めの今日、「とんぼ」も今夜から営業を始めます。ヘルシー家庭料理を標榜し、お客さまの気分転換と明日への英気を養う場所づくりに今年も一生懸命頑張ります。今夜は樽酒のほか、各地の銘酒を揃えてお待ちいたしております。

また7日(水)は「七草粥」の振舞いをさせていただきます。七草粥は、正月七日の行事食。7種類の若菜セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロを細かく刻んで塩味のお粥。一年間の無病息災を願って食べられます。
年末年始の間、忘年会や新年会など普段より酒を呑む機会も多く、弱った胃を休めるのに最適です。

とけそめし 七草粥の 薺(なずな)かな=星野立子=

本年も よろしくお願いいたします。

GINZA と ん ぼ
菊地 富士子