とんぼ歳時記

ヘルシー家庭料理の店「とんぼ」のお知らせ

: 【 イチゴ・とち乙女 】

2019-12-02 16:07:39 | 日記
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> 醉李白 師走の市に 見たりけり=凡黄=
> 酔ひの目に 苺は紅し ひとつづつ=楸鄭=

> 師(僧)がこの月になると、あちこち忙しく走り廻ることから師走という言葉ができた、と言われるくらい慌ただしく忙しい12月に入りました。一年の過ぎ去る早さに、毎度のことながら呆然としています。
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> 街の八百屋さんや果物店に、赤く鮮やかなイチゴが出回るようになり、師走に入ったことを実感します。
> 俳句の季語ではイチゴは夏の季語。それが今では師走やクリスマスの果物として、何の違和感もなく定着しています。
> 背景には、生産者側のハウス栽培の普及、流通のスムーズ化が。消費者嗜好の変化もあります。クリスマスケーキだけでなく、年末年始にはイチゴは欠かせない存在になっています。
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> 近所の八百屋さんから新鮮なイチゴを購ってまいりました。栃木産の[とち乙女]です。[とち乙女]は、栃木県農業試験場が、数多くの品種の組み合わせを交配、育成栽培された品種。
> かつては[女峰]などを栽培していた農家が、次々と[とち乙女]に切り替え今では栃木県内の9割以上が[とち乙女]になっているそうです。
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> [とち乙女]の、果皮の色は鮮烈な赤で、形は整った円錐形。果実が大きいのが特徴です。
> イチゴは、ある程度まとめて食べることから、ビタミンCの摂取に適しております。肌荒れなどに効果があるようです。
> またイチゴの赤い色素はアントシアニン。ポリフェノールの一種で、眼精疲労や活性酸素の駆除に効果があるといわれてます。
> このイチゴ[とち乙女]を、お客さまのデザートとして召し上がっていただきます。
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> GINZA と ん ぼ
> 富士子
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