管理人ぎんなんの日記

つれづれなるままに。
思いついたときに更新。

「スター・ウォーズ エピソード3」読了

2005年08月13日 22時43分28秒 | 
ここ2日ぐらいのプロ野球については、敢えて語らず。

今日「スター・ウォーズ エピソード3」の原作本を読み終わりました。まぁ、いろいろと想像はしていましたし、テレビでもいろいろ放送されているので、そんなにびっくりな展開ではありませんでしたが、なんだかとっても読後が切なかったです。もうネタバレでもないと思いますので書きますが、エピソード3では、アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに堕ち、ダース・ヴェイダーになってしまう過程が描かれています。

エピソード4から6までの3部作では(ちょっと6では雰囲気が変わってきますが)、ダース・ヴェイダーは悪、悪、悪! 登場時の音楽もいかにも悪の音楽。スターウォーズがヒットしてからは、なにかと悪の場面でこの音楽が使われるほど。その風貌といい、話し方といい、音楽といい、とにかく悪。憎き敵でした。

ところが、エピソード1から3までは、そのダース・ヴェイダーの生い立ち、どうして彼がそうなってしまったのかが描かれています。スター・ウォーズってば、主役はルークではなくて、ダース・ヴェイダーだったのねと思わせるほど。そして彼がダークサイドへ堕ちていく様が、いかにも切ない。

悪ってなんなんだろうと思います。ダース・ヴェイダーと戦う側から見れば、確かにダース・ヴェイダーは悪です。でも、反対側から見たら? だからと言って人を苦しめていいわけでもないし、人を殺していいわけでもありません。でも、彼は本当に「悪」だったの?

自分の周りを見回してみても、善と悪、敵と味方。分かれている場合が多いですけど、本当にそれは善? 本当にそれは敵? 小泉首相だって、小泉陣営から言えば自分たちは良いことをしていると思っている。でも反対側から見たら? 世界各地で行なわれてきた戦争は? もうすぐ終戦記念日ですが、あの戦争も日本から見たらアメリカは敵でしたけど、アメリカが本当に悪だったの? 日本は善だったの? 尊い命があんなにも犠牲になったのに?

エピソード3。映画はまだ観ていません。観るのが楽しみです。
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