激変する未来に向けて、銀色狼の備忘録

遠くない未来、地球も世界も激変すると直感している。愚人は何を考えどう行動していくのか、趣味と生活を含め、その備忘録とする

トルコとロシアの衝突? 脱出したパイロットの一人は保護(追記あり)

2015-11-25 19:51:37 | ロシア

トルコに報復示唆=欧米との衝突は回避-ロシア

時事ドットコム (2015/11/25-14:35)


 プーチン・ロシア大統領=23日、テヘラン(AFP=時事)

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン政権はトルコによるロシア軍機撃墜を受け、対空ミサイルでシリアの防空体制を強化すると警告した。「シリア領空を侵犯したのはトルコ軍機」(軍参謀本部)と逆に批判するとともに、軍当局間の連絡も遮断。報復の可能性を示唆し、トルコを強くけん制する狙いとみられる。

 プーチン大統領は「(対テロ戦の)裏切り行為」「テロリストの共犯者」と最大限の表現でトルコを非難。ラブロフ外相は25日のトルコ訪問を急きょ中止し、国防省もトルコ武官を呼んで抗議した。両国関係のさらなる悪化は不可避の情勢だ。
 ただ、トルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、ロシアが2014年に軍事介入した非加盟国のウクライナと全く状況が異なる。プーチン政権は、アサド・シリア大統領の進退などをめぐって立場を異にするトルコに対決姿勢を示しつつも、欧米陣営との軍事衝突は回避する方向で、対テロ外交を進める見通しだ。

(私見)

昨日、トルコ空軍機がロシアの爆撃機SU-24を撃墜し、脱出したパイロットがシリア国内で反シリア(反アサド大統領)勢力に銃撃されて死亡したとのニュースが流れました。テロリスト集団ISIS/ISIL掃討作戦に参加していたロシアは「テロリストの仲間に背中を撃たれた」と表現していたようです。。。この情勢は、、、厳しいものがありますね。

 

(追記 2015-11-25 17:53)


撃墜されたロシア軍機パイロット、シリアで救助 露国防相

AFP NEWS 2015年11月25日 19:22 発信地:パリ/フランス

 

シリア国境に近いトルコ・ハタイ県で墜落する航空機を捉えた画像。Anadolu Agency提供(2015年11月24日撮影)。(c)Anadolu Agency/Fatih Aktas 【メディア・報道関係・法人の方】写真購入のお問合せはこちら .

【11月25日 AFP】(一部更新)ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は25日、トルコに撃墜されたロシア軍機のパイロット2人のうち生存した1人について、ロシアとシリアの特殊部隊が救助したと発表した。

 ショイグ国防相は「作戦は成功した。2人目のパイロットは(シリア国内の)われわれの基地に連れて来られた。生きていて健康だ」と語った。作戦は25日午前3時40分(日本時間同日午前9時40分)に終了したという。

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領も2人目のパイロットが救助されたことを認め、パイロットや救助作戦に参加した兵士らには国から栄誉称号を授与すると発表した。

 またショイグ国防相は、ロシア最先端の対空ミサイルシステム「S-400」をシリア国内の空軍基地に配備すると発表した。