先日、ショッカーの秘密基地(笑)からバイクが運ばれてまいりました。以前ご紹介したKAWASAKI GPX250R-IIです。このバイクは10年ほど保管されていたようですが、事故・故障はしていなかったとの事です。昨今のテレビ番組の仮面ライダーはバイクに乗る事も無く(仮面ライダーのバイク離れ)、電車で移動し、建物の中で戦う事が多いそうです。その上、主役だったはず?の正義の味方ショッカーがテレビには出ていないと聞きました。これではテレビ番組がバイクの出番が無くて、、、人気も頭打ちなのは当たり前です。これを聞いて私は大変なショックを受けました(正義の味方ショッカーがショックを受けてどうする笑)。
さて、このKAWASAKI GPX250R-IIのカタログスペックを紹介します。
型式 全長 軸距 シート高 最高出力 最大トルク Fタイヤ Rタイヤ 乾燥重量 燃料タンク容量 カラー 定価 | EX250E 2,010mm 1,400mm 745mm 45ps/13,000rpm 2.5kg-m/11,000rpm 100/80-16 130/80-16 138kg 18リットル 黒 ・ 紺/白 ・ 赤/白 ¥479,000 |
GPX250RがGPX250R-Ⅱになって、マフラーカバーがメッキから黒塗装へ、フロントをダブルディスク化、Ninjaステッカー追加され、現在のNinja250Rの原型とも言えるバイクです。エンジンは水冷4バルブ_パラレル・ツイン(並列2気筒)_エンジンで、250ccにしては今でも十分な動力性能です。燃料タンクも18Lと大きく、満タン時の走行可能距離も長い方(400キロぐらいは走れそうです)だと思われます。
GPX250R-Ⅱを洗って大まかに見てみましたが、大きな事故もしていないと聞いていますし、タンクの中の少しの錆以外は外装などに錆も無いようです。チェーンの錆もありませんでした。キャブを含めた燃料系のOHとオイル・タイヤ・ブレーキオイル・バッテリー・etc.の交換で大丈夫なようです。ただ、暇な時に部品をそろえ、友人と少しずつ直していく事にしました。雪が降る前に何とかしたいですね(笑)。
大都市で巨大地震などの大災害があった時、公共交通機関は使えなくなり、現在テレビで活躍している仮面ライダーでもふだん公共交通機関を使用しているのであれば、危機を脱出する事は難しいと思います。都市部での個人的防災対策で重要な物の一つに「機動力」があると思っております。バイクなら、道路が多少壊れていても、道が込んで車が渋滞しても、人が通れる幅があれば、何とか通過できます。また、被災地から遠く離れた安全な所にもすぐにも移動可能です。また、故障しても、車に比べれば軽く、構造が簡単で、素人でも、慣れれば何とか修理出来る様になりますし、チューブレスタイヤなら、パンクしても「パンク補修キット」ですぐにも修理出来ます。阪神大震災の教訓に、初期にはバイクによる移動や物資輸送が有効であったと聞いています。また、新潟中越地震の時、当初約10万人の被災者で、食料が3日分で約100万食必要になり、備蓄分があっと言う間に底を尽きました。大都市で100~1000万人規模の被災者が出た時にそれに必要な備蓄食糧があるとは思えないし、それらがもし確保できても、被災地に届くには相当の日数が必要です。その場に留まって、他力本願的に食料や援助物資の到達を待つよりも、迅速に移動して被災していない地域で食料・必要物資などを確保する方法も検討する必要があると思います。
東京消防庁「クイックアタッカー隊」
http://news.livedoor.com/article/detail/2272164/
救急車や消防車両では容易に近づけない場所での事故や災害時の人命救助、林野火災などでの情報収集に機動力を発揮する消防活動二輪部隊、通称「クイックアタッカー隊」と呼ばれる部隊です。
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PS:今日はお盆なので、墓参りに行ったのですが、途中のコンビニでプリンを見つけました。プリンってチューブに入っているものもあるんですね。車の運転をしながら飲むためでしょうか?それにしてもこのようなプリンの存在を知りませんでした。地球が変化しているだけでなく、プリンも変化しているだなぁと、、、あらためて思いました。