岐阜県議会議員 太田維久(おおた・まさひさ)のblog

再生、飛躍、「政策維新」
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参院選の裏で進む「巻き返し」

2010年07月04日 00時37分21秒 | 国政全般

「交付金を、地域が使途を自己決定できる財源にすると試案では書いたが、国土交通省が反対して削除された」
「戦略大綱は(官僚に)換骨奪胎されており、改革が想像しない方向に行く可能性が9割ぐらいある」
「骨抜きにされている悲しさがある」

ブログでも紹介している通り、先日の代表質問で「地域主権について」というテーマで質問をした。
地域主権戦略大綱が閣議決定された日の午後に質問とあって、大綱の内容は事前にわかっているものの、気になったのはまさに一括交付金への国の関与が残り続けることだった。
「ひも付き補助金は廃止します」と言ってたのではなかったか。
前の共同通信記事で神野氏や首長が言っているように残念なことだ。
「国土交通省が反対して削除された」
具体的に霞が関が地域主権改革に反対しているのだと言っている。
崇高な理想はどこへ行ったのか。
政治主導ではないのか。
この岐阜でも、何のために去年、多くの衆議院議員を作ったのか。
「一括交付金が実現して地方が自分の判断でお金を使えるようになったら、岐阜県のような自民系が県議会の過半数を占めているところでは好き勝手に使われてしまう」という論理があるかも知れない。
でも執行部は愚かではなく、しっかり対峙してゆくだろう。
霞が関は財源=権限を手放したくないだけでなく、自治体を信用していないのだ。


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