岐阜県議会議員 太田維久(おおた・まさひさ)のblog

再生、飛躍、「政策維新」
生活を支え、生命を守る政治を実現する。

一年四か月を振り返って講演

2008年08月30日 23時42分51秒 | Weblog
岐阜市の本荘公民館で開かれたトークサロンで講演。県議会議員としての活動や県政の課題、それに来る衆院選などについて話し、参加者と意見交換。特に年3月に道路特定財源の見直しを巡る県議会会派の対応については、党本部と食い違った対応で問題だったと改めて指摘し、政策調整の機能を高めることが民主党地方組織の課題であると主張。

参加者は特に意識の高い方々だが、市民の間に確実に政権交代への期待が高まっていることを感じる。ただ、私はその後、期待を裏切ってはならないと訴える。特に地方において「変わらないじゃないか」とか道路特定財源の議論のときと同じように「党本部と地方が食い違っているじゃないか」とかということになると失望に変わりかねない。政権準備政党というのは党中央だけの話ではないのだ。

あの頃を思うと

2008年08月29日 23時39分31秒 | Weblog
懐かしい昔話かな・・・

「犬猿の仲」小沢一郎VS武村正義…15年経て再接近?

 民主党の小沢代表と新党さきがけ代表を務めた武村正義・元蔵相が19日夜、都内のホテルで約1時間半、酒を酌み交わした。細川内閣当時、新生党代表幹事の小沢氏と官房長官の武村氏は激しく対立したが、この日は和気あいあいと語り合った。

 小沢氏が「細川首相は辞意表明の前日、奥さんにだけ相談したそうだ」と語ると、武村氏は「小沢さんにも相談しなかったのか」と驚いた。武村氏が、細川内閣での自身の処遇を巡る小沢氏との摩擦などが「非自民」政権を短命にしたとの思いから、「政権交代して一仕事するには3年はいる。人事もドタバタでなく、落ち着いてやるべきだ」と助言すると、小沢氏は「うん、慎重にやることが大事だ」と、うなずいたという。

          ◆

 懇談は、新党さきがけ出身で民主党の奥村展三衆院議員に、小沢氏が「武村さんは元気か」と尋ねたのがきっかけ。武村氏は最近、「政権交代には小沢氏が必要」と諭すことが多いという。15年を経て再来した「非自民」政権誕生の好機が「犬猿の仲」の二人を結びつけた?

(2008年8月20日00時39分 読売新聞)

もう貯金を取り崩せない・・・

2008年08月27日 00時40分13秒 | Weblog
39道府県で「貯金」減額 07年度残高、9・7%減少

 共同通信主要/2008年08月25日 18:50 
 都道府県の貯金に当たる財政調整基金と減債基金の2007年度末の残高見込み額は計1兆6321億円で、前年度より1746億円(9・7%)減ったことが25日、総務省のまとめで分かった。厳しい自治体財政を反映し、財源不足を補うための取り崩しで39道府県が減額。一方では東京と愛知が大幅に積み増しており、自治体間の財政格差の拡大が鮮明になった。
 両基金は税収減や災害時の緊急支出、将来の借金の償還に備えた蓄えで、減額した自治体では、財政運営のリスクが増大することになる。

 景気低迷などを背景にした両基金の減額は、前年度より5県多い39道府県の計3829億円。一方、積み増しは5府県少ない7都県の計2084億円で、法人税収が好調だった東京、愛知だけで増額分の大半を占めた。

 両基金の07年度末残高では、東京が5794億円と群を抜き、愛知の705億円、埼玉632億円、島根516億円、静岡447億円などが続いた。

 一方、両基金のほぼ全額の151億円を取り崩した京都や、兵庫は枯渇状態。岡山の10億円、宮城53億円など、前年度に続き残高ゼロの千葉を含め9道府県で残高が100億円を下回った。


農林委員会、岐阜圏域視察

2008年08月20日 22時12分54秒 | Weblog
TV局記者時代はたびたび農業の取材をした。「トピねた」として農産物の収穫の様子や新技術・新品種開発のレポート、コメ農家の現状を伝える番組を作ったこともある。岐阜局時代にはBSE対策も取材した。

きょうの農林委員会の視察では岐阜市とその周辺を回った。
①岐阜市曽我屋のイチゴ新規就農者研修施設。
②岐阜市下土居の農産物直売施設「おんさい広場」。
③各務原市の親和木材工業。
④各務原市のにんじん畑灌漑用パイプライン。
⑤羽島市のアスパラ生産農家。

いずれも他県でだが、イチゴとアスパラは取材したこともあり、興味深かった。特にイチゴ。柳津・佐波のイチゴは知られているが、県内・市内のイチゴ生産はこのところ下落傾向ということ。作付面積、出荷量ともにH10の3/4にまで落ち込んでいるという。理由としては生産農家の高齢化で通常の栽培方法では作業をするのに負担が大きいからだという。一方で首都圏では栃木と群馬が競争をしてイチゴ生産に力を入れている。岐阜のイチゴも何とか再び盛り返して欲しい。
ちなみに⑤のアスパラ農家はイチゴ生産も組み合わせて経営安定化を図っているそうだ。

写真はアスパラガス。食べる部分は土から出ている白っぽい芽の部分。見慣れない草のような部分は成長したアスパラガスで、この部分もしっかり育てないと芽に栄養分がいかないそうだ。

防災を、誰にでも、わかりやすく

2008年08月14日 12時36分09秒 | Weblog
 10日、民間のボランティアグループ「防災ボランティア岐阜」で三重県鈴鹿市で活動する防災ボランティアネットワーク鈴鹿の研修会「こども防災サミット」に参加しました。
 研修会では大学や三重県の担当者が地震と防災について説明したほか、ストローを組み合わせた建物の耐震性を調べる実験(下の写真)などに取り組みました。
 小学生30人ほどが参加、地元のお年寄りの団体も参加していました。この研修会、これで8年目とのこと。北川前三重県知事を支援している方が直接かけあった成果で三重県がたいへん理解してくれているとのこと。民間の活動には行政トップの判断も重要だと思う。

民主党議員団、木曽川水系連絡導水路事業を視察(2)

2008年08月13日 23時08分12秒 | Weblog
 環境面の懸念がある。これに加え重大な争点は、財政が苦しいなかで緊急性の低い大型公共事業を急ぐことの是非。私たちは福祉や医療、教育や治安の向上といった差し迫った課題に対応するために税金を投入するべきだと思う。
 そして渇水時の対応として農業用水の転用など、新たな大規模施設の整備を伴わない、つまりコストの安い手段を講じることを真剣に考慮するべきだと考える。

 岐阜県財政は来年度から400億円の財源不足、これが10年続くという。加えて、国民体育大会で総額200億円、東海環状道・西回りルートで総額1300億円は必要だという。これから岐阜県はまだまだお金がかかることが山ほどある。先日も、県幹部から全職員に「財政危機の厳しいので意識改革を」などとする書類が出ていたと聞く。財政危機なのにこんな事業が必要なのか。

 ある程度の公共事業、たとえば道路整備を行うことは、地元への景気対策で必要だと思し、それによって地域振興も図れる。しかし、10年に一回の渇水時に水を流すという連絡導水路事業は急いで取り組む必要があるのか。国が「やりたい」といっても岐阜県が付き合う必要があるのか。滋賀県の嘉田知事のような英断がどうして出来ないのだろうか。

 環境問題もさることながら、地方財政と公共事業の在り方、そして国と地方の在り方を考える上で重要な問題であるので、今回、党議員団の視察を企画した。これもこの国を、岐阜県を変える、そのための一歩。

写真はテレ朝クルーのインタビューを受けている様子。
 

民主党・公共事業検討小委員会、木曽川水系連絡導水路ルート予定地を視察

2008年08月08日 14時38分59秒 | Weblog
民主党NC国土交通部門・公共事業検討小委員会は、7日、揖斐川上流の徳山ダム(岐阜県揖斐川町)の水を長良川と木曽川に流す木曽川水系連絡導水路事業のルート予定地 を視察した。

視察したのは、長浜博行 民主党『次の内閣』ネクスト国交大臣・参議院議員、近藤昭一 小委員会座長代理・衆議院議員、逢坂誠二 小委員会事務局長・衆議院議員、古本伸一郎 愛知県連政調会長・衆議院議員、大河原雅子 小委員会事務局次長・参議院議員の5人、岐阜県と愛知県から6人の自治体議員も参加した。

一行は国交省担当者から事業概要の説明を受けた後、取水口が作られる揖斐川町の西平ダムから、根尾川の下を導水路がくぐる地点や長良川への放流地点である岐阜市内の長良川鵜飼い御漁場付近など、およそ40キロのルートに沿って視察した。視察後、計画に反対する住民団体のメンバーらと岐阜市内で意見交換。住民からは「公共事業で本当に優先すべきものは何か、ゼロベースで順位をつけるべきだ」「長良川の生態系が破壊される」「情報公開の徹底に力添えを」などと意見や要望が出された。 木曽川水系連絡導水路は2015年度に完成予定で、総事業費は約890億円、徳山ダム(揖斐川)の水を地下トンネルを通して長良川と木曽川に流し、愛知県や名古屋市の水道水・工業用水などとして使うことなどを目的としている。

視察を終えた公共事業検討小委員会事務局長の逢坂誠二衆議院議員は「積極的につくる理由は感じられない。メリットがあるとしても、福祉、医療など政策全体の中で優先度がどうなるか」とした上で「賛成派の声や地元での経緯なども踏まえて方向性を見いだしていく」と話した。また近藤昭一衆議院議員は「財政が厳しい中、費用対効果で導水路の必要性を判断すべきだ。党としての方向性を1~2か月後には示したい」と話した。

読売新聞岐阜県版に長良川で近藤衆議院議員と逢坂衆議院議員に説明をする私の姿が紹介された。
写真は導水路が根尾川の下くぐる箇所の視察。国交省の担当者に意見する近藤昭一衆議院議員(愛知3区)、私も後ろにいる。

視察の準備

2008年08月07日 01時37分25秒 | Weblog
 あすの視察は国会議員が5人、自治体議員が6人(私含む)、党本部政調担当・秘書あわせて4人、解説やサポート5人。。。思った以上の大所帯となって準備はたいへん。ましてきょうは来客も相次ぎ、衆院選に向けた会議もありでヘトヘト。

お知らせ)連絡導水路事業の国会議員視察について

2008年08月05日 01時46分22秒 | Weblog
プレスリリースの文面をコピーします。

各位                                  2008年8月3日
木曽川水系連絡導水路事業・現地視察

                 民主党・国土交通部門公共事業検討小委員会


 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、民主党・国土交通部門公共事業検討小委員会では、国土交通省が予定している「木曽川水系連絡導水路事業」について、国会議員による現地視察を実施することになりました。
岐阜県西部の揖斐川上流の水を長良川と木曽川に流す「木曽川水系連絡導水路事業」は、河川環境の改善とともに、徳山ダムから愛知県と名古屋市に都市用水を持ってくるという目的が謳われていますが、総事業費およそ890億円と膨大であるのにも関わらず、東海三県の水需要実態を反映していないとの指摘があります。視察では現地にて国土交通省の担当者はじめ関係者から聴き取りもあわせて行います。
各位におきましては多忙のところ恐れ入りますが、取材・報道のほど、よろしくお願い致します。


視察概要
    2008年8月7日(木)午前9時から午後6時ごろまで。
午前9時      岐阜市「じゅうろくプラザ」集合。
午前10時すぎ   揖斐川町西平ダム視察
(現地視察のほか、国交省担当者からのレクチャーも受けます)
    以下、導水路予定ルートに沿ってバスで移動、視察。
午後2時15分頃  岐阜市長良古津(長良川放流予定地点)
午後5時頃     意見交換会(岐阜市「じゅうろくプラザ」5階会議室)
参加予定
   民主党・NC国交大臣長浜博行参議院議員、近藤昭一衆議院議員、
     逢坂誠二衆議院議員、大河原雅子参議院議員 ほか自治体議員数名
             

※取材される場合は、お手数ですが下記まで取材担当者(記者、カメラマン等)を明記の上、前日までにファックスでご連絡いただけますよう、よろしくお願いします。

この件についてのお問い合わせ
岐阜県議会議員・太田維久(事務所)
TEL:058-264-4515
FAX:058-264-4516

県議会農林委員会視察

2008年08月05日 00時26分52秒 | Weblog
岐阜県議会農林委員会の県内視察が行われました。今回は飛騨・中濃北部で、山間地の農林業の現状を学ぶことがテーマでした。
▼飛騨ミート農業協同組合(高山市)
▼大前養鶏場(高山市)
 輸入トウモロコシ高騰で、 県産の飼料米を活用
▼黒内果樹園(飛騨市)
▼杤本農園(下呂市)
 小ぶりで甘みが強い中玉トマト(フルーツトマト)を生産。
 学校給食や地元旅館に納めて地産地消に貢献。
▼よみがえれ中濃の森プロジェクト(美濃市)
 高性能林業機械の導入。
▼奥長良名水館(関市洞戸)