岐阜県議会議員 太田維久(おおた・まさひさ)のblog

再生、飛躍、「政策維新」
生活を支え、生命を守る政治を実現する。

岡田幹事長来岐

2009年07月29日 23時15分43秒 | 民主党
岡田克也幹事長が一区の柴橋総支部代表の応援に駆け付けた。多治見から岐阜に入り、続いて稲沢に回ったので、まさに駆け付けたといったところ。名鉄岐阜駅の前で街宣車の上に乗り、岡田幹事長と柴橋総支部代表とで街頭演説。私はその前振り、前座でちょっとマイクを持つ。
午後5時40分と、ちょうど帰宅途中の人たちが多く、足を止めた人や知らせを聞いて集まった人などでたいへんな混雑となった。多分、350人くらいの人出ではないかと思う。警備の警察官、多くのマスコミにも感謝をしたい。まずはいい感触だった。
岡田幹事長を名鉄岐阜駅改札までお見送りした。幹事長は以前の来岐では特急でも普通車に乗っていたが、今回はさすがにミュースカイ(指定席)だ。それでも一般の方から、「岡田さん、普通の電車に乗るんだね」との声が。そういう普通の市民の感覚が大事なんです。

平和展

2009年07月25日 20時36分16秒 | Weblog
岐阜市市民会館で開催された平和展(あすまで)に出席。岐阜市の職員が毎年この時期に開いているもので、相当の歴史がある。今年は岐阜空襲の資料を特に集めて展示していた。
こうした戦争の資料を紹介し平和を訴える展示を毎回毎回テーマを変えて行うのは、なかなかたいへんなことだ。NHKでも毎年8月には戦争を思い起こす番組や企画ニュースを放送するが、テーマを決めて取材をするのは苦労していると思う。戦争経験がある人も高齢化し、新しい資料も少なくなっているからだ。しかし、そうした記憶が再び世に出ると、悲惨さや残酷さは薄れてはいないことがわかる。何度も同じテーマが伝えられても、それは同様だ。
きのうは夕方、金公園などで平和アピールの行進をしていたが、そうした取り組みを続けてゆくことにも意味がある。ところで、選挙を前にしているが、候補者たちからは意外と反戦平和の訴えを聞かない。社会保障や雇用が大きなテーマの選挙だが、反戦平和は同様に欠くことの出来ないテーマであるはずなのに。

連合岐阜政策セミナー

2009年07月24日 00時36分53秒 | 県政全般

きのう、きょうと高山市で開かれた連合岐阜の政策セミナーに参加。連合岐阜の、岐阜県に対する政策要望をまとめるために毎年この時期に開かれる。
労組の岐阜県への政策要望については、個人的には日頃から県の職員組合を通じて協議していて、今回のセミナーでも反映していただいていると思っている。
セミナーの中で私が強く意見したこと。
▼今日の県財政悪化の原因は以前の公共事業のツケとともに三位一体改革の結果、国からの交付金が大幅に減らされたとこであり、知事はどこかの知事のように先頭を切って交付金の復元を求めて欲しいということ。
▼県議会でも追及したことではあるが、県の「長期構想」重点プロジェクトに挙げられている政策・事業が優先順位が高いにも関わらず、導水路事業や冬季国体、APECといった重点プロジェクトに入っていない事業がどんどん進められていることに対して、妥当なのかという指摘と、長期構想、並びに行財政改革指針に則った県政運営を進めること。

一方、きょうは「世界・日本経済の今後」と題して、経済アナリストで会社役員の今井雅人さん(マット今井)が講演(写真)。「経済回復には消費の拡大が必要で、そのためには社会保障を再建させる必要がある」という意見に共感する。
いうまでもなく、今井雅人さんは民主党岐阜県第4区(高山市・可児市など)支部代表。とても評判がよくなっている。マット頑張れ!


すべて国民のため

2009年07月21日 21時21分51秒 | 国政全般

衆議院が解散された。
政権をわれわれ民主党中心にした国民新党・社民党との連立政権に委ねるのか、自公政権を継続するのかが問われる選挙、政権の在り方を問う選挙になる。大きなテーマは政権選択であるのは言うまでもない。そのなかで、国民生活を守る、弱い立場の方々を支える、霞ヶ関主導の行政から本当の地方自治に転換する、土建国家から緑の事業へ転換する、平和と国際貢献を進める、など個々のテーマについて政策を問うことになる。私はそうした民主党の政策に自信を持って、これから40日間戦うことになる。
世論調査で民主党は好調だ。しかし、前にも書いた通り、楽観は出来ない。ちょうど、植草一秀氏がブログで分析しておられる。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/
都議選が順調だと言っても、東京という風の極端に移り変わるところのことであり、岐阜をはじめ全国にあてはまるとは言えない。まして、ブログで述べられている通り小選挙区では自公が組んでいるので強く、比例代表ではかなりの割合を取っても議席数を飛躍的に増やすことは制度の性格上非常に難しい。どこかの週刊誌ではとんでもない大勝になると書いてあったり、世論調査を見ても相当な数がとれるというが、それは油断や慢心につながることである。耳にした話では、県外の候補で既に勝った気になっている人もいるということだ。岐阜県を含む東海ブロックでは小選挙区でかなり勝つので比例単独の順位が低い候補の用意もしないとならないという言も実際に聞く。私はあり得ない話と考える。
勝つと思ってはならない、思っては負けだ。なった積りではならない、票を逃すだろう。すべて国民のためであり、そのために力を尽くすべきである。




 


世論調査、本当だろうか?

2009年07月19日 21時10分57秒 | Weblog

比例は民主36%、自民15%  民主中心政権がトップ

 共同通信社が18、19の両日、衆院選への有権者の関心度や政党支持の傾向を探るために実施した全国電話世論調査(第1回トレンド調査)で、比例代表の投票先政党で民主党が36・2%に上り、15・6%だった自民党の2倍以上に達した。前回2005年衆院選の第1回トレンド調査では自民党が31・5%、民主党15・2%だったが、完全に逆転した。
 ただ「まだ決めていない」の回答が34・7%あり、情勢が変化する可能性もある。   
望ましい政権の枠組みも「民主党中心」が39・3%。「政界再編による新しい枠組み」(20・8%)、「自民党と民主党の大連立による政権」(16・7%)が続き、「自民党中心」は14・8%にとどまった。
 投票に行くかどうかは、「必ず行く」が75・4%で、「できるだけ行く」の21・1%と合わせ96・5%が投票の意向を示した。衆院選に「大いに関心がある」と「ある程度関心がある」の合計は82・8%。郵政選挙の前回とほぼ同レベルで、関心の高さをうかがわせた。
 投票の際に重視する課題は「年金や医療など社会保障」(40・9%)、「景気や雇用」(30・7%)に集中した。
 比例代表の投票先は民主、自民両党に続き、公明党4・2%、共産党3・4%、社民党1・2%、国民新党0・1%の順。「小選挙区でどの政党の候補に投票するか」も、民主党が34・1%で自民党16・1%を引き離した。
 支持政党が「ない」と答えた無党派層に「あえて支持するとすればどの政党か」と質問したところ、民主党支持が43・1%、自民党支持は18・0%だった。
 麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表の「どちらが首相にふさわしいか」は、鳩山代表が48・4%で、麻生首相は21・0%。内閣支持率は20・6%だった。

 きょう柳ヶ瀬の高島屋前で街頭演説会があり、民主党関係者以外の方々とも選挙について語る機会があった。記事のような流れがあるようだが、いまの時点で岐阜市では風が吹いているという感じがしないという意見があった。昨日も他でもそうした声を聞いた。期待する声は多くいただけるが、まだ風が強く吹いているという実感はない。当然、元々向こうが強く、こちらは元々弱いからだが、風は私たちが起こすのだと思う。
 だから、いま気を付けるべきは慢心することだ。


21世紀の幕末

2009年07月15日 23時09分49秒 | 国政全般
政局は混迷しまくっている。こうしている間にも自民党は両院議員総会の開催を求める動きが高まっているようで、全く目が離せない。解散も党内の麻生降ろしを抑えるためとなると、自民党は溶解し出していると言える。それでいて、きのうの不信任案には、公認が得られないと困るからだろう、反麻生派も反対している。本当に言ってることとやってることが食い違う。
国民新党の亀井静香氏が「解散って、自民党の解散になっちゃったよ」と会見で語っていて、すごく納得する。後世に残る名句となろう。
一方で、我が民主党。解散以降、投開票までが40日というのが問題で、その間、盆休みがあって流れが変化する恐れがあるし、献金問題も蒸し返されるだろう。また実地で選挙を戦う身になると、すでに伸びきってしまったところで、長い「選挙期間」となると中だるみもするし余計な手間も増えてくる。そういった持久戦まで想定して40日間と考えているならばなかなかの策士と言える。
いずれにせよ、この長い「選挙期間」中に、国民はマニフェストをしっかり吟味することになる。政権選択だけでなく、政策選択の選挙となる。
「21世紀の幕末」は「逆転の維新(明治維新が強い中央政府をつくったことに対し、今度の維新は地方分権の国をつくる)」をもたらすのだろうか。政治史にいままで経験しなかったページが刻まれる。

解散予告

2009年07月14日 09時59分28秒 | Weblog
解散予告というのは聞いたことがない。これから審議拒否にもなるので、実質的には解散状態になるのだろう。もう暑い夏は始まっている。
8月18日公示、8月30日投開票だというので早期解散ではない。実質的な任期満了と言える。逡巡してきた挙句、事この期に及ぶ。麻生首相は祖父とは別の意味で歴史に名を残すのだろうか。
きのう夕方、柴橋事務所に中川正春衆院議院(ネクストキャビネット・財務担当大臣)が来られ激励を受けた。たいへん心強くうれしく思う。

都議選について

2009年07月13日 00時47分47秒 | Weblog
「衆院選の行方を占う」東京都議会議員選挙は民主党が第一党となる躍進となった。
確定した議席は次の通り。
民主34→54、自民48→38、公明22→23、共産13→8、東京・生活者ネットワーク5→2、社民0→0、諸派1→1、無所属3→2。
友党である東京・生活者ネットワークの後退が残念だが、石原与党の自公は過半数を割った。
既に報道で論じられているように、衆院選を睨んだ政局の行方に大きな影響がある。麻生首相からの遠心力はさらに強くなるが、この選挙を巡って頭角を現した自民党議員も見当たらない状況では麻生降ろしも現実にならないようなジレンマに追い込まれるのではないか。大きな流れとしては解散は精一杯遠のき、いま鳩山代表が被っているような「あらさがし」が続くのではないかと見ている。政権が新たにならないことは、政治のリーダーシップの欠如を意味し、大事な来年度予算編成開始を前に混迷して国民は更に不利益を被らなければならない。いまの麻生自民党政権は国益を損なっているのだ。
一方で、石原与党が後退をしたことは、東京に更に富を集中させる東京オリンピックをはじめ一極集中政策の後退につながるのではという期待もある。都民は石原知事の傍若無人振りに実は閉口しているのではなかろうか。
そう考えると、今回の都議選は国政の行方でも、都政の行方でも大きな岐路を通過したと言える。私たち民主党はこの結果に奢ることなく、謙虚に声を聞き続け衆院選につなげてゆくべきだ。思い返して欲しい、四年前の都議選も確か「躍進」だった。その二ヶ月後、辛酸を舐めることになったのだから。

岐阜空襲のあった日に

2009年07月09日 21時10分07秒 | その他
岐阜空襲からきょうで64年。過去は死なないという。来月にかけて、太平洋戦争に係る様々な活動がある。決して忘れてはならないと思う。きょう、県議会の閉会日だったが、ちょうど「核廃絶と恒久平和を求める意見書」を採択した。
衆院選を控えている。各候補の訴えとして、平和を作り出す声がもっとあるべきだと思う。