岐阜県議会議員 太田維久(おおた・まさひさ)のblog

再生、飛躍、「政策維新」
生活を支え、生命を守る政治を実現する。

事務所開き

2007年05月27日 23時17分47秒 | Weblog
現職・平田健二参議院議員の事務所開きが行われました。働く仲間の皆様、民主党や議員、候補予定者の支持者の皆様、本当に暑いなか、ご苦労様でした。事務所となる円徳寺は市の中心部にあるとともに交通至便、拠点に絶好です。
今回はわたしたちにとって4月の統一選に次ぐ飛躍の機会です。
このあとの柴橋さんの出番につなげるためにも懸命に取り組みます
しかし、6月は議会もあるし、自分の組織づくりや事務所づくりもあるし・・・たいへんだなあ。。。
きょうは、式典出席→会議→イベント出席→事務所開き→会議→会議→打ち合わせ→作業。
議員らしい一日?

県総合医療センターを視察

2007年05月25日 00時25分41秒 | Weblog
県議会の総務常任委員会の視察に同行して、野一色の岐阜県総合医療センターを視察しました。私の常任委員会は教育警察だが、災害時医療の中核の一つになるセンターだけに機会があれば見ておきたいと思っていました。
ここは県立岐阜病院と言った方がなじみがあります。かなり古くなっていた施設を立て替え、地上10階建てもの免震構造のビルが出来上がっています。屋上には患者をヘリで受け入れることができるようにヘリポートも整備されています。一昨年の新潟県中越地震の際、怪我をした人を県を越えた群馬県の病院までヘリで搬送したように、周辺の県で大規模災害が起きたとき、このヘリポートが力になるかも知れません。
病室や診察室には電子カルテが整備されています。病院内を回線で結び、病院内どこにいても患者のカルテが見ることが出来ます。ペーパーのカルテを運ぶ必要がありません。電子カルテは数年前に移転した岐阜大学付属病院でも実用化されています。今後はプライバシーに配慮した上で、医療機関同士で電子カルテをやりとりできれば地域医療の整備が進むと思います。
とにかく、多大な税金をして新築された新病院であります。地域に貢献する医療機関になるよう関係者の努力に期待しています。

市長との懇談会

2007年05月22日 00時31分37秒 | Weblog
今朝は岐阜市の細江市長との懇談会。
テーマは、
1)当初予算の概要説明 
2)産業廃棄物不法投機問題
3)中心市街地活性化基本計画

産廃不法投棄については、地下で産廃が燃焼していることに関して説明。市が15日に開いた専門委員会で地下での燃焼と消火方法について協議があったが、この事態は由々しきことだと思う。
市の説明では500℃くらいでの不完全燃焼ということだが、塩素系のゴミ(ビニールとか、塩分を含んだ物質でも)がこの状態で燃焼するとダイオキシンが発生しやすい。地下で燃えているものを消火する有効な手段はないということで、この状態、産廃撤去実施計画案がまとまる9月まで続くのか・・・ダイオキシンを発生し続けることになるのか。

中心市街地活性化基本計画で、市長は「本気で柳ヶ瀬の活性化を図る」と力強く思いを述べた。活性化のひとつの柱が中心市街地の居住人口を増やすことだそうだ。計画として、平成23年までの5年間で岐阜駅北~柳ヶ瀬の居住人口を1500人も増やしたいということだ。これは23%もの増である。これほどの増加が果たして可能なのかと思うが、市では岐阜駅前にそびえる高層マンション「シティタワー43」の販売実績を見て可能だという。
私や柴橋支部代表もかねてからこの地域に良質安価なマンションを増やし、まちなか居住を進めてゆくべきと訴えてきた。方針としては同じなので、この市の計画、効果的にかつ市民が納得するものになるかどうか、見守りつつ声を出してゆきたい。

視覚に障害のある子の親と意見交換

2007年05月17日 01時17分42秒 | Weblog
視覚障害の子のお母さんたちと意見交換をして、悩みや課題の深刻さを改めて考えさせられました。
特に小学校入学を控えた子どもの場合、盲学校に入れるか、それとも地元の学校に入れるか非常に悩むそうです。一般の小学校に入学した場合、多くの困難が予想される。とは言っても、地元の学校に通った方が地域に入ってゆきやすい。
実は私も知らなかったのですが、様々な障害のある子どもたちの中で、視覚を持たない所謂全盲、あるいは残存視力のある弱視の子どもの割合は非常に低いのだそうです。県立盲学校の場合、小学部には一学年2~3人しかいません。また特に弱視の場合、見え方はまちまち。視覚障害の子に対する指導はケースバイケースで、経験と知識を求められるそうです。従って一般の学校では、視覚障害の子のサポーターとなる教員を確保することは非常に難しいそうです。
私自身、網膜はく離を経験していることもあって、何とか視覚障害を持つ方々、とりわけ幼い子どもの生活の質を高めることが出来ないか考えています。視覚障害の子ども一人一人にとっては緊急の課題であるだけに、行政の手厚いバックアップが出来るよう、関係者とともに考え、努力をしてゆきます。


消防特別点検

2007年05月13日 22時50分17秒 | Weblog
午前中、岐阜南消防の消防団特別点検に出席しました。消防団が操法や技術を披露するものです。NHK時代、特に駆け出しのころ、日常のニュース取材でこうした行事に行きました。迅速に的確に放水が出来るかは日頃の訓練にかかっています。訓練は仕事が終わってから、夜の遅い時間になることも多く、日頃のこうした取り組みが我々の暮らしを守っています。
私の仲間も最近消防団に入団しました。いま、若い人たちで消防団活動をする人が少なくなっているだけに、彼には貴重な若手団員として地域の期待を担って欲しいものです。

循環社会・防災対策特別委員会

2007年05月12日 01時57分16秒 | Weblog
きょうは県議会の特別委員会。循環社会・防災対策特別委員会に所属しています。こちらも改選後の新しい委員に当局が重点施策を説明しました。ちなみにこの特別委員会では重点調査項目は次の通りです。
1.廃棄物対策に関すること。
2.大規模地震対策に関すること。
3.地球温暖化対策等環境対策の推進に関すること。
4.森林づくりの推進に関すること。
この委員会、委員の議員が活発に質問します。川上委員や大野委員など防災に詳しいことがうかがえました。結局、説明と質問で午前中の時間をしっかり使い切りました。こちらより一時間短かった委員会もあったそうですが。嬉しかったのは、私がNHKで防災を担当していた頃からお世話になっていた担当の職員の方がいまも担当であったこと。ちなみに、今年度注目の事業の「防災運動会」は各務原市で実施したいとのこと。時期、内容はまだ調整中だそうです。

午後は議会活性化改革検討委員会。私はオブです。きょうは検討するテーマを決めました。
1.政策提言・立案機能強化関係
▼議員提案による政策条例制定関連
▼効果的な委員会視察のありかた
▼議会事務局機能の強化 など
2.議会審議の活性化関係
▼一問一答方式の導入、対面式での審議の導入
▼効果的な委員会質疑(質問の事前通告など)
▼委員会と県民との意見交換 など
3.議会活動の透明性向上
▼政務調査費のあり方、情報公開
▼費用弁償のあり方
▼議会、委員会の情報公開について など
というのが主なテーマ・内容です。これを正副の担当委員(議員)が検討するというのですが、実質的に限られたメンバーでの検討することになってしまいます。考えを担当委員に伝えなければ審議に反映されません。こういう運営はいかがなものかと思いますが、関心のあるテーマについて積極的に担当委員に意見をしたいと思います。差し当たり、2と3、テーマ2の担当委員は県民クラブの伊藤さんですので頑張って意見します。
 

教育警察委員会

2007年05月11日 01時04分02秒 | Weblog
きょうの県議会は委員会審議。所属の教育警察委員会に午前中出席しました。この委員会は県教育委員会と県警・公安委員会を管轄しています。
改選後初の委員会開催(おととい正副委員長の選任をしていますが)なので、きょうはそれぞれの部局から今年度当初予算の概要についての説明が主でした。
警察関連の予算で、携帯電話から発信された110番通報の発信地を調べる手段を開発する事業があげられていました。携帯電話のGPS機能を使って発信した場所の特定をするのだそうです。意味がある事業なのか尋ねてみたところ、ドコモの携帯の場合、向こう3年ほどでほとんどがGPS機能が搭載されたものになるとか。へー、と思いました。そのほか県警航空隊の事業として、ヘリコプターの回転翼が故障しても空気抵抗を活かして軟着陸できるような訓練をアメリカ・テキサスで行う事業も興味を持ちました。県の予算(教育警察委員会なので教育委員会と県警・公安委員会)は膨大ですが、詳細に見ると意外な取り組み、ユニークな事業に行き当たるものです。
午後からはその予算の仕組みなど、新人議員を対象とした説明会でした。今回初当選した14人の新人議員の中には市や町の議員経験者や自治体幹部の経験者が何人かいらっしゃいます。こうしたいわばプロの方はともかく、私のような駆け出しは予算の見方を学ばなければなりません。私の場合、記者でしたので県予算の原稿も書いていましたが、予算の見方が独特でした。記事を書く上で必要なのは、総額がどのように変化しているのか(減額か増額か)?、県債・基金残高は?、注目事業は何か?といったことですから。議員経験者や自治体幹部経験者の発言を聞いていますと、そうした上辺だけの注目ではなく、予算がバランスよく配分されているかといったことも気を払っているようです。これもなるほど、と思ったことです。
あすは特別委員会の審議、循環型社会・防災特別委員会と、まさに環境・防災で、私が長年関わってきた分野です。さて、どんなものか。

臨時会の開催

2007年05月09日 01時17分19秒 | Weblog
きょうは県議会の臨時会が開かれ、初めて議席に着きました。席順は「三番目」、党派や年齢の順ですが、選挙区での得票も三番目でした。「三」って何か因縁がある数字です。ちょうど知事に向かい合って座ります。恐らく最も目立つ席かも知れません。
きょうは議長、副議長の選挙(会派の申し合わせで議長は自民の中村さんに、副議長は当会派の伊藤さんに投票)、そして各委員会の委員長副委員長選任がありました。委員会には「教育警察委員会」に所属しました。また特別委員会は「循環型社会・防災委員会」になります。委員会は10日に、特別委員会は11日に本年度の調査項目などについての説明があります。こうした議会の予定がどんどん入ってくるなか、党の行事も地元の予定もこなさなければなりません。選挙の御礼もまだまだ。かなり大変だなあ、ということを実感するようになりました。

金沢に学ぶ

2007年05月08日 20時21分58秒 | Weblog
GWに一泊二日で家族と金沢に行ってきました。前の仕事の初任地が金沢で、4年間を過ごしました。今回訪れたのは十年振りですが、百万石文化をいまに伝える伝統の町が更に魅力を増したように思えました。その最たるものは46億円もかけた金沢城の再建(一部分ですが)でしょう。私はこのプロジェクトに懐疑的でしたが、立派に集客に役に立っていると感じました。こうした大型プロジェクトだけでなく、ただの古い路地でもきれいに景観整備され、あたかも昔ながらの小路であったかのようになったところも多くあります。昔の町名を戻したところもあります(かつての茶屋街であった主計町の名前を復活させたとか)。
こうしたことをつぶさに見てみると、過去の遺産に胡坐をかくのではなく、景観整備やイメージアップに努力を惜しまないことがわかります。金時草という野菜があります。ほうれん草に似た野菜で、金沢周辺で食べられてきたものなので「加賀野菜」と言われています。私はかつてこの金時草について記事を書きましたが、取材した料理屋は「金時草などうちで扱う食材のうちにはいらない」とまるで雑草の扱いをされた覚えがあります。しかし、いまでは特産の一つです。これは「加賀野菜研究会」なる財界や農業関係者でつくる会が頑張ってブランド化を進めた結果です。
金沢は保守的なところであると言われます。しかし自らの魅力に必死で磨きをかける片時も休むことのない努力、自己を革新する力を持っています。岐阜も参考にできるところが多々あります。
写真は金沢駅と観光地としても知られる近江町市場とを結ぶ古い商店街です。私がいたときはいわゆるシャッター街でアーケードを持っているがゆえに昼間でも暗いイメージの通りでした。近年、アーケードを取り払い、路面を整備して明るいイメージに再生しました。青空を戻すことも商店街のイメージ向上につながると感じました。

きょうから任期です

2007年05月01日 00時37分12秒 | Weblog
4月8日に行われた岐阜県議会議員選挙での当選を受けて、太田まさひさ(維久)の任期が4月30日をもって始まりました。選挙後にご紹介をいただくときに「県議会議員の太田さんです」と言われることがよくありました。実は任期に入るまでは「『次期』県議会議員の、」とか「県議会議員に当選した、」というのが正確な表現でした。これからは名実ともに県議会議員として、皆様の声をお聞きし、多くのことを学び、岐阜県のために懸命に働きます。
さて、先に議会内での委員会・特別委員会の調整が行われました。委員会・特別委員会は本会議で討論しきれないことを協議するためにいくつかのテーマごとに設けられています。私は「教育警察委員会」と「循環社会・防災対策特別委員会」を希望しました。
「教育警察委員会」は学校教育の分野と公安警察の分野を兼ねた委員会です。「教育先進県・岐阜」を目指すため、しっかりした義務教育による学力と生きる力の底支えのために力を尽くせればと思っています。
一方、循環社会・防災対策特別委員会は、▽廃棄物対策に関すること、▽大規模地震対策に関すること、▽地球温暖化対策等環境対策の推進に関すること、▽森林づくりの推進に関することを重点調査項目にあげています。環境問題と防災対策という、まさに私が記者時代を通じてもっとも力を入れて取り組んできたテーマについて担当をすることになります。岐阜市椿洞の産廃問題や農薬の空中散布の規制、環境ホルモン対策、それに東海・東南海地震対策など、岐阜県の直面した様々な問題を取り上げ、協議してゆきます。
初めての議会は、5月8日の臨時議会です。この場で委員会・特別委員会の正式決定となります。と同時に徽章(議員バッチ)も交付されます。一層気を引き締めて議会に臨みますので、引き続きご支援をお願いします。