岐阜県議会議員 太田維久(おおた・まさひさ)のblog

再生、飛躍、「政策維新」
生活を支え、生命を守る政治を実現する。

県議会・党派としての対応を求められる場面も増える

2010年03月25日 00時58分49秒 | 県政全般
あすの県議会定例会最終日、意見書の採択を巡って下のような記事が出ている。
政権交代のあと、岐阜県議会には自民会派から国に提出を求める意見書が多く出てくるようになった。
記事にあるように、「地方分権の推進」や「地方財源の確保」など趣旨はもっともなことが多いが、私たちの立場では看過できないのは文面に民主党政権批判がちりばめられていること。
そのような意見書に私たちが賛同することは文面にある政権批判に与することになり、場合によっては民主党政権と県議会民主系会派で政策面でもねじれとなってしまう。
記事では私たちが「反発」とあるが、乗れないものを出されれば「だめですよ」というのは当然のこと。
自治体議会は、国政の党派性とイコールになることばかりではないと思う。
それは首長の相乗りにも表れる。
しかしこれからはそうならないことが増えてくるだろう。


政権批判の文言めぐり対立 県議会の両会派
 2010年03月24日08:48 
 県議会最大会派の県政自民クラブは23日までに、「地方財政の安定等を求める意見書」案と「地方の声を直接聞く仕組みの構築を求める意見書」案を県議会定例会最終日の25日に提案する方針を固めた。両意見書案とも地域主権の確立や政府に対し地方の意見に耳を傾けるよう求めながら、子ども手当などの鳩山政権の手法を批判しており、民主系会派の県民クラブはこの文言に反発。鳩山政権批判の部分を削除した対案の意見書を提出する構えで対決姿勢を示している。
 両意見書案では、子ども手当や高校の授業料無償化などについて地方の負担を残したことや、地方の声を聞く窓口を特定の政党窓口に一元化したことを批判しながら、地域主権の確立などを求めている。
 県民クラブはその趣旨に賛同しながらも、鳩山政権の政策などを批判している部分に反発、両意見書案とも政権批判部分を削除した形で別の意見書案を提出する構え。
 県議会では県政自民クラブが45人中30人と圧倒的多数を占めるため、同クラブの意見書案が可決され、県民クラブの意見書案は否決される見込みだが、県政では協調路線をとってきた両クラブの対立は古田県政の運営にも影響を及ぼしそう。今後の議会運営が注目される。  (岐阜新聞)

県職連合設立総会(2・22)

2010年03月23日 23時35分41秒 | 福祉・医療など
県財政の悪化、地域経済の低迷、そして行財政改革など、岐阜県政をめぐる状況は今が一番厳しい。
そんななか職員組合の改編で「職員組合連合」が発足した。
新組織は労働環境に関わる交渉だけでなく政策提言もしてゆくことになっている。
私たちも連帯して県民に喜ばれる県政実現のために励みたい。

病院労組の設立総会

2010年03月23日 23時31分43秒 | 福祉・医療など
県立病院職員労働組合の設立総会が開かれた。
4月から県立3病院が独立行政法人化することによって労組も改編することになったもの。
私はこの独立行政法人化に長く関わってきて、労組役員の方々が地域医療を守り、職場も守り、いまの行政に求められているものにあった組織にするための懸命な努力を見てきたので、組織旗が渡される式典の様子を見ていて感無量だった。
私自身も特別執行委員としての役をいただき、今後もよりよい地域医療の実現のために努力したいと思っている。