岐阜県議会議員 太田維久(おおた・まさひさ)のblog

再生、飛躍、「政策維新」
生活を支え、生命を守る政治を実現する。

豪雨災害時の情報

2010年09月23日 23時21分29秒 | 県政全般

昨夜、岐阜県内は一時的に激しい雨に見舞われました。
夜の会合に向かって歩いていたときです。
きょうどバスに乗ったとき、急にバケツをひっくり返したような雨、たちまち通りは側溝から溢れる水で川のようになっていました。
きょうも出かけようとして急な雨に見舞われました。

近年、急な豪雨、そして豪雨に伴う災害が目立ちます。
「ゲリラ豪雨」という表現も一般的になりました。
こうした想定外の局地的な豪雨は「ハード面の対応が難しい」と言われ、住民への避難勧告・指示が的確に出来るかという点とそのための情報が出せるか、伝わるかが課題とされています。

今年7月、岐阜県内でも豪雨災害が起き、可児市と八百津町で尊い人命が失われました。
いまだに行方不明の方がいます。
このときも避難に関わる情報の難しさが指摘されました。
特に八百津町野上で発生した土砂災害では避難勧告とほぼ同時期に崩落が起きたということです。
ちなみに避難勧告とは、対象地域に被害が発生する恐れのある場合、住民に対して行われる勧告で、災害対策基本法60条に基づき、原則市町村長の判断で行われます。
また、避難勧告よりも緊急度が高い災害等の場合、同様に原則市長村長の判断で、さらに拘束力が強い避難指示が発令されます。
しかし、避難勧告が出ても、対象地域の住民が実際に避難していないという問題もあります。
現実に今回の豪雨災害では、計11万6000人余りに避難勧告・指示が出たということですが、実際に避難したのはその0.06%で600人余りだったとか。
家の近くに河川がない、開けた高台で付近に崩落するような斜面・山がないなど、避難の必要がないと住民自身が判断したケースは多いでしょうが・・・
また、避難のタイミングによっては避難途中に却って危険にさらされることもあります。

とにかく災害情報というのは的確に理解し、活用してもらうこと。
行政にとっても、住民にとっても。
あすの県議会・防災対策特別委員会では、この点について詳しく考え方を述べようと思います。


スポレク祭

2010年09月19日 23時51分31秒 | Weblog
県のスポレク祭で、朝から多治見市に行ってきました。
スポレク祭=スポーツレクリエーション祭というのは市民スポーツ、生涯スポーツのイベントで、私が代表を務めるフラットゴルフ協会も参加団体です。
きょうはフラットゴルフ協会の代表として参加しました。
岐阜市からも開会式に出席、お世話になっている方も見えていました。



スポレク祭では毎年、元気に生涯スポーツを楽しむお年寄りを表彰するのですが、今年はフラットゴルフから岐阜市在住の伊藤一恵さんが表彰されました。
御年85歳になりますが、とても元気です。
写真は表彰式の様子、青い服が伊藤さん、顔が映ってなくて済みません。





帰りに美濃加茂市に寄って、梶田克己さんの事務所によりました。
県の農政課のOBで、県職連合の推薦です。
檄ビラをお渡しして後援会を激励しました。
可児市と並んで、こちらも頑張っていただきたいです。

岐阜県が起債許可団体に

2010年09月17日 18時19分27秒 | 県政全般
県が起債許可団体に 財政悪化で基準超える (岐阜新聞)
2010年09月16日08:52

 県が地方債の発行に国の許可が必要な「起債許可団体」となったことが15日、2009(平成21)年度決算見込みに基づく県の財政指標算定で分かった。標準的な財政規模に占める借金返済額の割合(実質公債費比率)が08年度比1.5ポイント悪化して19.1%となり、自治体の裁量では借金できなくなる基準の18%以上に達したため。

 同比率は数値が高いほど財政悪化度が高い。バブル崩壊後、国の経済対策に呼応して道路やソフトピアジャパン、県民ふれあい会館などの施設整備を推進した県が、財源を県債に頼ったのが主因。国の許可は本年度の発行から必要で、県財政課は「借金返済に充てる公債費は09年度がピークだが、13年度までの4年間は許可が必要な状態が続きそうだ」と分析している。

 県は同日、現地機関の再編などを位置付けた行財政改革アクションプランを実行し、本年度から3年間、県債発行を08年度当初の約95%以内に抑えるとする財政運営の計画案を県議会に示した。今月末の許可を目指し、計画を添えて近く総務省に申請する。

 決算見込みでは、09年度末時点の県債発行残高は1兆3434億円、県民1人当たり64万5千円で過去最高を更新した。09年度の公債費1342億円も最高額。県推計によると、今後の実質公債費比率は10年度と11年度は19.8%とさらに悪化するが、12年度は18.6%と改善。13年度は17.5%と18%の基準を下回り、国の許可は14年度の県債発行から再び不要となる見通し。

 総務省地方債課によると、08年度決算に基づいて起債許可団体とされた都道府県は同比率22.3%の北海道をはじめ、兵庫(19.9%)、徳島(19.0%)の3道県。都道府県平均は12.8%で、岐阜県(17.6%)は悪化した方から5番目だった。


連合岐阜の政策提言

2010年09月16日 21時08分04秒 | 県政全般
連合岐阜の政策提言に同席しました。

これは毎年、本格的な予算編成の前に行っているもので、7月の連合岐阜サマーセミナーで私たち県議会議員の意見も参考にしながらまとめたものです。
正規社員の雇用拡大や小中高校での継続したキャリア教育の実施、障害者就業。生活支援センター機能強化など14項目が盛り込まれています。

このほか「公共サービス基本条例」の制定を求める署名も提出されました。
「公共サービス基本条例」は今年7月の代表質問で私も触れています。

先日、可児市で行われた冨田・前部長の事務所開きの写真を仲間が送ってくれました。
私も応援しています。


可児市

2010年09月13日 00時00分40秒 | その他
きょうは可児市に行ってきました。
先に県を退職された冨田成輝前環境生活部長の後援会事務所開きに出席するためです。
まだまだ暑いところ、石田芳弘・衆院議院(元犬山市長)、森真・各務原市長といった尊敬する市長・市長経験者も出席しました。



冨田さんは、私が西岐阜駅で街宣をしているとき、県庁に通勤されるところをよくお会いしていました。
私が一年目、議会質問の際にも迅速な対応をされ、その後、厚生環境常任委員会でも担当の部長としてお付き合いをしてきました。
病院の独法化や産廃などでも実績を残され、行政手腕は外部からも高く評価されています。
可児市の新しいリーダーとして期待が集まっています。

写真は連合岐阜・中北濃地協議長も務める県立病院労組の阿部委員長の熱弁です。
(たいへん多忙ななかお疲れ様でした)



ところで、こちらはおとといの県政報告会。
こちらも冨田さんで、連合岐阜・岐阜地協の冨田耕二議長。
たいへんお世話になっている人です。
私に対し、引き続き地協が推薦を決定したことを報告してくださいました。




視察があって、そのあとすぐに報告会を開いて(9月10日)

2010年09月12日 20時08分40秒 | 県政全般
日中は県議会厚生環境委員会の県内視察でした。
最初は瑞穂市、「フードケミファ岐阜工場」で、「紀文の豆乳」を作っている工場です。
いまはキッコーマンの関連会社だということです。



食品工場の衛生管理について説明を受けました。
以前、県議会で「総合衛生管理」つまり殺虫剤などの薬剤をなるべく使わずに室内を衛生的に保つ管理の在り方を質問しましたが、こうした工場では当然導入しています。また、製造ラインのパイプを衛生的に保つことも重要です。
食を巡る安全性は極めて敏感な課題ですので。


続いて、介護法人保健施設「寺田ガーデン」、岐阜市の西部にあります。
何度か訪問したことがある施設です。
ここでは「学校形式・教室形式」でお年寄りのリハビリ・介護予防をしていること。
「くもん式」のトレーニングなどは導入して数年になるということですが、なるほどと参考になりました。




午後の最初は「岐阜県福祉事業団・清流園」。
就労支援事業などを行っています。
また最近、喫茶スペースが新しくなりました。
ここでも障がいを持った人が働いています。




最後は山県市、「クリーンセンター」。
今年4月に開設、総事業費38億円、どの自治体でもごみ・廃棄物処理は予算を割く事業です。

夕方から、岐阜市のワークプラザで県政報告会。
「動員」をお願いしていなかったにも関わらず、多くの方に参加いただき、本当に感謝いたします。
時節柄、そして政党色のない個人の会ということで議員の来賓は限らせていただきました。
「司会は慣れているから」と考えてワンマンショーにしましたが、やっぱりメリハリをつけるには司会進行役が要りますね。
これからも地域ごとに小さな規模でも報告会を開いてゆこうと考えています。

県政報告会のお知らせ、など

2010年09月07日 23時36分07秒 | その他

県政報告会のお知らせ

9月10日午後7時から、岐阜市鶴舞町のワークプラザ岐阜で県政報告会を行います。
http://kaikan-kyo.rofuku.net/gifu/gifu15.htm (ワークプラザの地図)

駐車場は元の勤労福祉センターの場所です。
今回の県政報告会は個別にお知らせして回りました。
いわゆる動員要請をしませんでした。
ネットでのお知らせもこれが初めてで、まあ考えるところがあってのことです。
とは言ってもどれだけ来ていただけるかは不安なものですから、いまになってお知らせをのっけている次第です。
ちなみに代表選が緊迫していること、私個人の催しでもあること(要は党派色を出さない)ことから国会議員の応援弁士はありません。
ご了承ください。
一時間、私だけ、少しだけ来賓のお話はあります。
鈴木宗男先生のように40分原稿無しでしゃべりっぱなし、会場大うけという訳にはいきませんが、この三年半の議会活動についてご報告する予定です。

ところできょうはこんな記事が、まあ朝日新聞なんですけど。

国の出先「地方移管できる」との回答は1割 総務相憤り

原口一博総務相は7日の閣議後の記者会見で、国の出先機関改革について各府省に自治体に移せる事業の検討を求めた結果、「無条件で地方移管できる」とした回答が1割弱にとどまったことを明らかにした。原口氏は今後、各府省の大臣と公開の場で移管に向けた議論を進める意向だ。 菅内閣は6月に閣議決定した地域主権戦略大綱で、出先機関の「原則廃止」を明記。各府省に自治体に移せる事業を検討する「自己仕分け」を8月末までに行うよう求めていた。原口氏は回答結果について「はっきり言って期待はずれ。怒りにも似た思いを感じる。政治のリーダーシップが必要だ」と語った。

言いたいことは私も同じ。


イカス旧県庁舎を活かしてゆくために

2010年09月06日 00時08分18秒 | 市民団体・市民活動

市民活動の第二弾。
イカス旧県庁舎をいかしてゆく活動です。
旧県庁舎を多くの人たちにもっと認知してもらうためにイベントを打つことになりました。
きょうは第一弾、美人バイオリニストによるライブが行われました。
本当は庁舎に入ってすぐの、吹き抜けになっている大理石の階段で演奏するのがいいのですが、庁舎管理上やむを得ず、玄関を使いました。
でも重厚な建物であることはわかると思います。



その後、会場を移して「旧県庁舎をどのように活かすか」をテーマに、ワークショップを開催。
数人がひとつの班になり、コンセプト、どのように使うか等、アイディアを出し、報告をしました。
写真がその様子です。



アートギャラリー、おしゃれなレストラン、ホテル、カルチャーセンターなど、アイディアは尽きませんが、私のグループは「県民・市民のおもてなしの場~岐阜県民迎賓館(仮称)」というコンセプトを出しました。
県外から要人が来たとき知事や市長を迎える迎賓館的な施設として、それだけでなく何より県民市民が使う迎賓館として、たとえば岐阜の文化団体が県外の団体を招いた交流に使ったり、学会のウェルカムパーティーの場に使ったり。
授賞式の会場や結婚式で使ってもいいかも。
すべての岐阜県民がお客さんを迎えるときに使える施設として。
それだけでなく、アートギャラリーやレストランなども入れて。

実際には、保存にかかる耐震補強などの予算の問題、建物を所有する県と岐阜市との足並み、都市全体のグランドデザインのなかでの位置づけなど、課題は山積です。
だけど、考えるのは勝手、大いに市民県民で議論を盛り上げたいと会では考えているようです。

ただ、念のために言いますが、上記の案は私が報告したからといって、県議会でそのまま提案することは多分ないです。


防災講座

2010年09月05日 22時52分29秒 | 市民団体・市民活動
市民の中に入って、まさに市民活動の一日でした。
市民活動家というのはこういう人を言うんですね(笑

私が所属する団体、防災ボランティア岐阜の防災講座が加納の南部コミュニティーセンターで行われました。
岐阜市ボランティア団体連絡協議会主催で、ボランティア団体の人たち40人ほどが参加。
いつものように分かりやすい地震への備えの講演で、私も「緊急地震速報」について少し話をしました。
防災と言えば、東海豪雨水害(岐阜県では「恵南豪雨災害」)からもうすぐちょうど十年。
当時、取材に入って、私のものの考え方を大きく変えることにもなった出来事です。
災害救援とは?、ボランティアとは?、コミュニティーとは?、貧困とは?、報道とは?、そして行政・政治とは?
その後も何だかんだで、防災には関わりを持ち続けています。
議会の防災対策の委員会も、もう四年目になります。
もう少し、市民の中に入った活動を深めたいところですが、向こう半年ちょっとは難しいかなと思っています。
防災ボランティア岐阜も絡む行事では11月に防災コーディネーター研修が行われます。
私も少しですが、講演をするかも知れません。

いつまで体温並みの気温が続くのか

2010年09月04日 00時30分19秒 | その他
そんな残暑厳しきときに忙しかったりするもの。
今月19日に多治見市で行われる県のスポレク祭実行委員会にフラットゴルフ協会理事長として参加、そのあと県庁で労組の要請に同行していくつかの課を梯子して夕方からは弁護士会の集会と玉宮町人会。
朝から支援者と意見交換と予定の合間を縫って支援者まわり。
そうしている間にも新聞社から代表選に関する取材の電話が入ってきます。
先日も書きましたが、政策を聴いて判断する積りなのでどちらとも返答はしません。
ただ、個人的な経験から言わせてもらえば、電話一本でそういう大事な取材をするというのは違和感を感じますね。
きちんとアポ取りして面談したり、夜回りで聞いたりしないのでしょうか。

玉宮町人会は先月開いた「元気祭り」の反省会。
岐阜新聞、中日新聞にも写真つきで紹介された女子高生との玉宮本音トーク(飲み屋街になっている玉宮通りを女子高生・女子大生はどう見ているか)はお客さんの入りこそ多くなかったものの、ユニークだったとの評価が高かったのです、自分で言うのも何ですが。
私は自分の事が忙しくなり、ちょっと関わりにくくはなりますが、この会は引き続きイベントをやります。