岐阜県議会議員 太田維久(おおた・まさひさ)のblog

再生、飛躍、「政策維新」
生活を支え、生命を守る政治を実現する。

民主党県連役員会

2008年09月14日 19時51分34秒 | Weblog
13日、民主党岐阜県連の常任幹事会(役員会)が開かれた。概要は次の通り(公表できることに限って)。
平田代表「与党から9月24日に臨時国会開催が打診されている。与党は10月3日に解散させて欲しいという意向。予算委員会が開かれても10月第二週後半に解散。」

13日付で民主党岐阜県連の総合選挙対策本部を設置。各総支部も早急に「選挙対策本部」を設置する。遅くとも9月末までには設置のこと。
→岐阜一区(岐阜市)も29日に発足を予定。

これまで私たちの岐阜一区総支部では「戦略会議」として月に一回、関係者で解散総選挙に向けた取り組みを協議してきた。いまの政局から解散総選挙は目前に迫ったとして、より本格的な準備・事務作業に向けた協議をするひつようがあるので「選挙対策本部」に切り替える。

天下り効果てきめん

2008年09月11日 00時49分31秒 | Weblog
天下りの実態が明らかになっている。社保庁の年金改ざん、事故米の偽装と流通・・・臨時国会でしっかり議論をしなければならない問題が山積している。
与党は真摯な態度で説明責任を果たし議論の場に立ち、そのうえで国民の判断を仰ぐべきだ!



「天下り」公益法人、OB効果で受注8倍…国からの随意契約
 中央省庁などの職員OBが天下りしている公益法人は、いない公益法人に比べて、国の機関から随意契約で請け負う受注額が8倍に上っていることが、会計検査院の調べで分かった。

 両者のもちつもたれつの関係が依然として解消されない実態を浮き彫りにしており、検査院は「随意契約とした理由など、各法人は説明責任を果たすべきだ」と指摘している。

 検査院は各省庁や国会、裁判所など16機関が2007年4~12月、随意契約した工事や物品購入など約14万5000件、2兆2441億円分を調べた。

 このうち公益法人が1737億円を受注。これの約85%に上る1483億円を随意契約が占めた。

 随意契約の相手は計1076公益法人。うち864法人には省庁OB約9100人が在籍、1法人当たり受注は平均9・0件だった。これに対し、OBのいない212法人は平均2・3件。受注件数で約4倍の差があった。金額ベースでは平均3億6600万円と同4700万円。天下りがいる、いないで8倍もの開きが見られた。

 契約全体に占める随意契約の割合は金額ベースで58・1%。昨年の調査(06年4月~12月分)より4・2ポイント下がり、若干の改善を示した。ただ、公募が行われても省庁が資格制限を設けたために、公益法人1社しか応募がないケースが目立ったという。

 検査院によると、国土交通省近畿地方整備局は06年度まで、社団法人「近畿建設協会」(大阪市)と広報誌の作成業務の随意契約を結んでいたが、契約の透明性を高めるとして07年度から、企画書を業者から出してもらって優良なアイデアを選ぶ「企画競争」を実施。ところが、参加したのは近畿建設協会のみで、結局、同整備局は約4500万円の随意契約を結んだ。

 企画競争の参加資格には、「同局管内の国の機関が発行する広報誌を作成した実績」とあり、1社しか名乗りをあげなかったのは、資格制限が厳しくて他の業者が二の足を踏んだためとみられる。

 検査院では「入札であっても、実質的には競争になっていないものが増えている。多くの業者が参加できるよう、入札や応募の資格制限は最小限にとどめるべきだ」としている。

(2008年9月10日22時51分 読売新聞)

不適正表示や偽装をめぐる問題

2008年09月08日 22時56分57秒 | Weblog
大手飲料メーカーの製品にも不適正表示の問題が発覚した。事故米偽装についても調査が進み、使用した焼酎が製造されていたことがわかるなど広がりが明らかになっている。食品の偽装、不適切な表示はあとを絶たない。しかし米の例を見ても、偽装と言えるような取扱いは過去に幾度となく指摘されているはずだ。
監督官庁も確かに甘い。しかし消費者問題の責任者は「農水省は甘かった」などと言っていないで、しっかり対策を講じたらどうか。

一方で消費者問題はあとを絶たず

2008年09月05日 20時16分45秒 | Weblog
総裁選の陰で・・・いや、こっちが7時のニュースのトップじゃないの?


「農薬残留米を食用に転売 中国などの輸入義務米」 (共同)
 
 農林水産省は5日、殺虫剤メタミドホスなど農薬が基準値を超えて残留し、「非食用」としていた中国やベトナムからの輸入義務米が焼酎用に転売されていたことが分かったと発表した。このほか、せんべいなどの米菓に使われたとみられる。健康被害の報告はないという。
 農水省によると、加工業者の福岡県内の倉庫から食品メーカーに売られ、商品は九州、西日本地方で流通している可能性がある。転売した加工業者や関係団体に回収を指示、詳しい流通経路の調査に乗り出した。焼酎は鹿児島県のメーカーとしたが、具体的な商品名などは公表を拒んだ。米菓については調査中としている。
 この業者は米粉加工販売の「三笠フーズ」(本社大阪市、工場福岡県筑前町)。国際的に輸入が義務付けられているミニマム・アクセス米として政府が中国などから輸入したコメを「非食用」として購入した。三笠フーズの冬木三男社長は農水省の調査に対し「違反行為に当たることは認識していた」と話しているという。



 非食用のコメは価格が安い。それをせんべいや焼酎の原料用のコメとした売って利ザヤを稼いだという点で、やはり偽装である。せんべいや焼酎の原料用のコメも主食用のコメより安く(欠けたり砕けたりしたコメか使われることもある)、そうしたコメを主食用のコメに混ぜて売っていたという偽装問題を取材したことがある。が、これは「食品ではない」ものを食品にしてしまったのだからいっそう悪質。
 農水省は「具体的な商品名の公表は拒んだ」ということ。こうした判断も理解できない。健康被害がないからいいということでなく、流通の実態を明らかにするとともに調査の経緯(今回も匿名の通報で判明したそうだ)についても公表すべきであろう。

「本の表紙だけ変えても中身が変わらないのではだめだ」 (東京新聞・社説)

2008年09月05日 01時33分08秒 | Weblog
筆洗
2008年9月3日

 大平内閣の官房長官、鈴木内閣の外相、自民党の総務会長などを歴任した大物政治家が誰なのか分かる人は、かなりの政治通だろう。頑固者で知られた会津人の伊東正義(まさよし)氏である▼二十年近く前のことになる。竹下登首相が、リクルート事件で高まった政治不信の責任を取って退陣を表明。自民党内では参院選を控えていたため、清廉潔白なイメージの伊東氏を推す声が大勢となった▼だが本人が首を縦に振らなかった。事件に絡む実力者たちに議員バッジを外すよう求めていたが、受け入れられなかったことが影響している。そこで政治史に残る言葉が飛び出した。「本の表紙だけ変えても中身が変わらないのではだめだ」▼二代連続で首相が政権を事実上投げ出す前代未聞の事態に、伊東氏が生きていたら同じ言葉を発した気がする。もはや、二人の個人的な能力の問題にとどまらない。自民党の政権担当能力自体が問われている▼一から出直す決意があるなら、自ら下野する選択肢もあろう。しかし現実の自民党はそんなことにはお構いなしに、次の首相を誰にするかという権力闘争に熱中しているようだ▼ちなみに伊東氏の説得に失敗した自民党は、宇野宗佑首相の下で参院選を戦ったが、歴史的な大敗を喫し、新政権は六十九日間の短命で終わっている。その言葉に耳を貸さなかった代償は大きかったのである。

北海道新聞・社説

2008年09月05日 01時30分49秒 | Weblog
卓上四季「福田後継」
(9月3日)

水面に漂う浮草は、夏の盛りに白い小さな花を結ぶ。せっかく咲くのだが、人目に付くことは少ない。〈古池や花萍(うきくさ)の昼淋(さび)し〉(内藤鳴雪(めいせつ))▼福田首相の心中に、似たような思いがよぎっていたか。退陣を告げた記者会見で「目立たなかったかもしれないが、これまで誰も手をつけなかった国民目線での改革に着手した」と強調した。ひっそりとだが咲いていた、との自負はあったのだろう▼根なし草の別名があるのが浮草だ。風に吹かれるまま明日の姿さえわからない。〈つくづくと見て萍にけぢめなし〉(有沢榠りん)。こうした点でも、二代続けて突然の辞任を表明した日本の首相を思わせるものがある▼二人の首相が根なし草だったのは、選挙で信任を得るという「根拠」を得なかったことが大きい。郵政民営化の一点を問うて小泉元首相が多数を得た。その威を借りて、政権運営を進めようとする。自ら審判を求められない状況では、いずれ行き詰まるのは当然にみえた▼自民党の麻生幹事長が、後継総裁になることについて「資格があると思う」と意欲を示した。党の最高幹部が次を狙うのはもっともだ。だがそれは、国の指導者となる「資格」とは次元が異なる▼誰が次の首相になるにせよ、総選挙を経なければ、漂う根なし草の状態は変わらない。国民に根ざす内閣をつくるためには、まず解散して信を問うことが不可欠である。


いよいよ解散・総選挙か

2008年09月02日 00時36分55秒 | Weblog
福田首相が辞める。
安倍前首相に続いて、再び首相が突然政権を放り出す。小泉政権の安定した状況からすると大きな変わりようだ。
言えることは解散・総選挙に向けてむこうはカードを切ってきたということ。
いよいよ決戦。日本の政治を変えなければ。


いまするべきは政策の深化だ

2008年09月01日 13時38分31秒 | Weblog
小沢代表がきょう、代表選立候補を正式表明した。無投票三選がほぼ確定になった。様々な見方があり批判もあるが、私は小沢代表が無投票で再選させるということを歓迎する。
 衆議院の解散・総選挙がいつあってもおかしくない今の政局のなかで、代表選の結果、仮に小沢代表に代わる新代表になり、新しい民主党の体制が出来たとしたら掲げている政策の見直しを行うことになるだろう。それだけの時間的な余裕があるのか。
現在でもまだ熟慮を要する政策もある。私たちの至上命題はいま何なのか。本当に総選挙での勝利を目指すならば、小沢体制のもとで政策の深化を目指すのが正しい道だろう。
特に要職にある、またはあった人たちは結束していまの体制を支えるべきで批判をしている場合ではない。