岐阜県議会議員 太田維久(おおた・まさひさ)のblog

再生、飛躍、「政策維新」
生活を支え、生命を守る政治を実現する。

東濃出張

2008年03月26日 23時07分01秒 | Weblog
きょうは恵那市、中津川市に出張でした。ある方から相談を受けたわけで、選挙区ではないけど、環境や働くこと等々私の守備範囲ということで。東濃には残念ながら(本当に残念!)民主党の県議はいないし。
民主党でなければ、市民の立場・働くものの立場の議員でなければ提起しにくい問題があります。どんな内容の相談かはそのうち・・・
せっかく東濃まで来たので日頃お世話になっている電機連合岐阜県地協にも伺いました。忙しいところ対応していただいた事務局長、書記さんにお礼申し上げます。



市民政調

2008年03月25日 22時16分54秒 | Weblog
衆議院第一議員会館で開かれた「市民がつくる政策調査会(市民政調・元衆院議員の石毛えい子氏が代表理事)」の総会に出席。
会の中では「NPO法成立10年」をテーマにシンポジウムも行われる。NPOが行政の下請けになっているケースが多いこと(実際によく聞く)などが指摘され、NPOを行政と対等の立場になるような制度づくりが政治に求めらると意見が出された。NPOと政治との関わりは、日本で一般に考えられているように一線を引いたものではなく、もっと協調したものであるべきとも(大阪市立大学柏木教授)。

大河原参院議員、郡衆院議員、その他民主党(系)の多くの地方議員が会員。会では来年度「水資源・森林保全とNPO」「医療とNPO」などをテーマに政策・法案づくりの調査を行う予定。行政の比重が大きい岐阜の地でも政策立案に市民の関わりを広げたいと思う。

横路衆院副議長、江田参院議長、前田参院議員が来賓として出席。写真で奥に写っているのが横路副議長。

導水路シンポ

2008年03月23日 22時32分45秒 | Weblog
揖斐川上流から長良川を経て木曽川に放流する「木曽川水系連絡導水路」は要らないというシンポジウムが岐阜市内で開催されました。私は実行委員の一人だけど、ここのところ忙しくてお手伝いはほとんど出来ませんでした。が、結構な人の入りでまずは盛会だったかと(毎日配っている「県政報告」にもこのシンポの案内を印刷したので効果あったか?)。
シンポジウムは、▼国交省が言うように導水路からの水が、渇水時に木曽川の河川環境の改善(ヤマトシジミなど生息)をもたらすかという問題、▼莫大な費用負担と水需要があるかという問題、▼パネルディスカッションという構成。内容や主張は簡単に言えば「河川環境の改善に効果はあると言えない」「水余りの中で、890億円もの負担は必要ない」ということです。この問題、ややこしいことが多いのできょうはここまでにします。
きょうのシンポジウムで知ったのは、導水路のトンネルについて、取水する西平ダムからいったん水面下40メートルまで落として、岐阜市や各務原市の北部を通って坂祝町で地表に上げらしいということ。こうした構造だとトンネル内にかなりの量の水が溜まった状態になりますね。それが長良川、木曽川に放流されると最初は余りきれいではない水が流れることにならないか・・・
ほかには長良川に放流することで、岐阜市などは「渇水のときも鵜飼観光の遊覧船が通行できるようになる」などと言っているそうですが、放流して増える水かさはせいぜい10センチくらい、これも効果がほとんどない。
その他問題だらけの導水路計画ですが、論点問題点をきちんと整理しなければと思いつつ個人的には全然進んでいません。問題だらけ矛盾だらけでよくわからなくなるというのが実情ですが。

花粉症のはなし

2008年03月18日 22時26分53秒 | Weblog
花粉症の方にとって辛い時期です。県議会の会派でも花粉症に悩んでいる人が何人かいるようです。私は元々アレルギー性の鼻炎を持っていて、高校生のころからひどい花粉症でした。就職して、転勤が多かったので土地土地で軽重の差はあっても花粉症に悩まされてきましたが、いつしか症状は出なくなりました。ちょうど十年ほど前ですから岐阜に転勤してからということです。
岐阜の空気が合っているからでしょうか???

よく「体質が変わって花粉症になった」とかいう人がいますが、この「体質が変わる」原因として環境汚染物質の影響があるかも知れません(←議会でいつも取り上げているテーマ)。

御望山トンネル問題、参院予算委で平田幹事長が追及

2008年03月15日 21時45分03秒 | Weblog
 13日の参院予算委員会で平田健二幹事長が東海環状道・御望山トンネル問題について追及しました。平田幹事長は「御望山の安全性は確保されない」とした報告書の結論を守るよう糺したところ、冬柴国交相は「しっかり守ってまいります」と答弁。つまり報告書が指摘したトンネルによって御望山のリスクが高まることを踏まえトンネルを避けるということだと考えます。


ちなみに平田幹事長の質問について、全容は以下の通り(民主党HPより)。さすがの追及でした。


平田健二参院幹事長は、民主・新緑風会・国民新・日本のトップバッターとして、参議院予算委員会で13日午後質問に立ち、鋭く政府を追及した。

 冒頭、平田幹事長は、衆議院での予算案、予算関連法案が、両院議長のあっせんにもかかわらず、しかも対案を提出したその日(2月29日)に強行採決したことを批判。参議院での審議入りが遅れたことの責任はすべて政府・与党にあり、許しがたいとした。

 また、日銀の正副総裁人事への対応を決定する本会議開催に参院与党が反対し、議院運営委員会を欠席したことも指弾した。その上で、この日に任期満了を迎える人事案件が2件あったことも指摘、福田首相にそのことを知っていたかを質した。首相は答えず、代わって町村官房長官が「総理に報告した。日銀の人事と別々でも良かったが、1日、2日空白があってもいい」と無責任きわまる答弁を行った。

 さらに平田幹事長は、円高に対する認識を質した。大田経済財政担当相は「アメリカの経済動向を注視。警戒し、対策を急いでいる」と答えた。平田幹事長は続いてイージス艦あたごの衝突事故を取り上げ、石破防衛相に情報操作、虚偽答弁の責任をとるよう迫った。防衛相は言を左右にして、責任を認めなかった。このため、平田幹事長は最高責任者、任命権者の福田首相に防衛相の罷免と自らの責任を詰問。首相は「自衛隊の責任者は防衛相。自衛隊に詳しく、防衛省の改革には石破大臣が適任」と答え、罷免する考えのないことを表明した。

 平田幹事長はさらに、ホテル側が裁判所の仮処分決定に従わず、会場を確保できず日教組の教研集会が開催されなかったことに関し、憲法の保障する集会の自由の観点から、鳩山法相に見解を質した。法相は「一般論として、裁判所の決定に当事者が従わないのでは法治国家ではない」と明言した。

一般質問は3月7日

2008年03月04日 00時10分21秒 | Weblog
一般質問の日程がようやく決まりました。
3月7日(金)の二番目なので、午前10時半~11時開始です。TV中継(岐阜放送)も入ります。

質問項目は、
①県立病院の独立行政法人化について(医療の質は保てるか)、
②公共施設の衛生管理について(殺虫剤に頼らない害虫等駆除の普及推進)、
③食品安全問題(中国製ギョウザ問題の教訓から)、
④合併浄化槽の保守点検について(消費者問題として)、
⑤徳山ダム導水路問題(緊急性、費用負担、長良川等環境への影響)
の五項目です。


黄砂がもたらすもの

2008年03月04日 00時03分50秒 | Weblog
 きょうは全国各地で黄砂が観測されました。岐阜市でも遠くの山々が薄っすらと霞んで見えました。
 本来、この時期に水蒸気が原因で発生する春霞(はるがすみ)も、最近は黄砂が主な原因だったりするということで、こんなところにも地球環境の変化の影響が出ているのです。
 春霞たなびきにけり・・・などと和歌に詠われた春の風物も、実は黄砂とあっては無粋に感じられます。
 ところで最近、黄砂そのものも変わってきてはいませんか?昔の方がもっと「さらっと」していたような。そのように指摘しているのは有機リン問題の世界的な権威である北里大学名誉教授の石川哲さんです。石川さんは中国の大気汚染が酷く、汚染物質が黄砂と一緒になって日本に運ばれていると見ています。
 中国の大気汚染が日本の酸性雨の原因になっていることは何年も前から指摘されていますが、中国を源とすると見られるもっと多様な環境汚染の影響が日本にもたらされている。とすれば、グローバルな環境対策は絶対不可欠でしょう。