2021年の暦も大晦日となりました。2012年10月に「ガールズ&パンツァー」のテレビ放送を初めて観てファンになって以来、九年余りが過ぎたことになります。
この一年も、新型コロナの感染流行に悩まされました。ただ以前のような深刻化の傾向はやわらぎ、時には沈静化する流れもあって、自粛や規制の動きにも柔軟性が加わりました。ですが、大規模なイベントは、政治的メンツにより強行された東京五輪を除いては依然として行われず、アニメでも模型でも関連の催事は軒並み中止されていました。
ガルパンの大洗に関しても同様で、冬からの第6派が警戒されるムードのなか、依然としてイベント再開への契機は得られないままです。そのまま来年へ続くのかもしれませんが、秋以降は大洗へのファンの訪問は増えていたようで、僅かながらも賑わいが戻ってきているようです。
個人的にはこの一年を「ゆるキャン△」関連の計画で埋め、その半数を実施しました。春から上下を繰り返した感染流行の波の下降期にタイミングを見定め、静岡県エリアに絞って、2月、5月、7月、11月の4つの時期に、合わせて18回の聖地巡礼を計画し、9回は感染対策や天候不順などで中止または後送りにしましたが、あとの9回は予定通りに行ないました。特に巡礼コースの最難関とされる大井川エリアをほぼ踏破出来たのは大きく、静岡県エリアでの巡礼行動が一気に完遂となりました。
来年からは劇場版があり、原作コミックのストーリーはほぼ山梨県内で展開しているため、聖地巡礼のメインを山梨県エリアに移す予定です。細かいコース計画は劇場版視聴後、および原作コミック第13巻の発売後に内容を精査してから決めます。
模型サークルの定期会合は、今年も夏までは休止となり、10月以降に毎月行われましたが、出席者は半数以下に減ったままで、忘年会も新年会も中止となりました。メンバー同士の交流はネット上に移行してほぼ定着した感がありましたが、有志での食事会やミニ会合は時々行われていて、私もガルパン仲間のT氏やI氏とは時々一緒に模型店巡りをやりました。
サークル交流仲間の8人のモケジョさん達は次第にガンプラに「原点回帰」していったため、会う機会は減りました。が、その一人が2020年11月にどういうわけか嫁に来てくれたため、それ以降は家で二人でプラモを楽しむのが日常となりました。感染対策下の巣籠もり生活のなかで、それぞれのプラモ積み在庫を減らそう、ということで暇さえあれば作っていました。一年前の2020年12月時点では、嫁さんのガンプラの積みが155個、私のガルパン戦車関係の積みが104個あったのですが、この12月31日時点では127個と94個になっています。
今年のガルパンプラモデル製作は、昨年末から新たに取り組んだ戦車工場関連の製作にウェイトを置いたため、製作中のものも含めて僅かに4輌となりました。戦車工場関連の投入キットのほうが6点と多かったです。下記の通りです。
1月 7TP軽戦車単砲塔2輌目(ボンプル高校)
2月 7TP軽戦車単砲塔3輌目インテリア自作(ボンプル高校)
3月 戦車工場 B棟建物 機関車および貨車
4月 戦車工場 B棟建物 床、壁面、窓
5月 戦車工場 B棟建物 レンガ壁面
6月 戦車工場 B棟建物 レンガ壁面
7月 戦車工場 B棟建物 窓、備品類
8月 戦車工場 B棟建物 備品類、ガントリークレーン
9月 戦車工場 備品類 ミニクレーン
10月 九五式小型乗用車(知波単学園)
11月 Ⅱ号戦車F型(西住家)
12月 戦車工場 A棟建物 補強工事
来年度は、とりあえず作りたい車輌が19輌あります。それらを作っても終わりではないので、まだまだ楽しめる筈です。が、いずれ公開される最終章第4話以降には、新登場の車輌があるかどうか予想出来ませんので、製作対象はそんなに増えないだろうと思います。
また、戦車工場のほうはA棟の内装や補強を進め、B棟の残り半分を製作しますので、また半年ぐらいは費やすものと見込んでいます。
上図は、12月下旬の久々の大洗行きの間に届いていた品です。左のコミック「プラウダ戦記」はこの5巻目で完結しました。右のDVDは帰宅後に視聴して楽しみましたが、新作OVAの「ダイコン・ウォー」には私も嫁さんもポカンとしてしまいました。
年末年始はずっと家でゆっくり過ごします。ともに職場の休みが10連休となりましたので、静かで穏やかな正月をまったりと迎えつつ、のんびりとプラモ作りを楽しみます。今回も寒波が来ているので、このところ寒さが一段と厳しくなっています。無理はせず、初詣などの外出も必要最低限にととめ、暖かくして休みます。
それでは、皆さま、よいお年を。