ステップ12では、左右のアーマープレートおよび砲塔を取り付けます。これをもって、制作ガイドの指示工程は終わりますが、私の制作では段取りを色々と変更していますので、この段階で取り付けるパーツや、塗装後に組み付けるパーツがあります。
ステップ7にて接着せずに保留しておいたパーツC46、D1を取り付けました。
パーツC46は、バックミラーです。製作ガイドの図では逆向きなので注意が必要です。ミラー部が後ろを向くようにつけるのが正しいです。角度も指示がありませんので、劇中シーンなどを参考にしてそれらしい感じにしました。
パーツD1は、ライトボックスの光を目立たなくするカバーを掛けるバーであるそうです。左右に二本ずつ取り付けますが、車体パーツに開けてある取り付け穴は、劇中車のと位置が異なるので埋め、劇中シーンなどを参考にして取り付け位置を修正しました。
組み立てが終わりましたので塗装に移りました。サーフェイサーを吹き付けたのち、車体はミスターカラーの19番のサンディブラウン、車輪類は37番のグレーバイオレット、履帯およびマフラー、排気管は28番の黒鉄色で塗装しました。
塗装後の組み立て作業に移りました。まずは車輪類を車体に取り付けます。
誘導輪、前輪、転輪、を取り付けました。後ろの起動輪だけは接着せず、履帯とセットにしてはめ込むだけにしました。
ステップ9にて保留にしていた上部転輪パーツD15、およびサスペンションカバーのパーツD12とD24を取り付けました。このように、塗装してからでないと組み付けられないパーツが足回りに多いのが今回のキットの特徴です。
ベルト式履帯をはめ込みました。後ろの起動輪の歯を正しくかませておき、前輪にはめ込んでから起動輪ごと引っ張ってセットする、という感じで進めました。
アーマープレートB2およびB17を取り付けました。今回の製作では前輪軸調整器(履帯張度調整器)も再現しているので、その厚みの分だけ前輪D16の中央部分を削って調整してありました。この調整は塗装前に実施し、アーマープレートを仮組みしながらチェックしておきました。
車体右側面にセットされるスコップC41、パールC47の金属部分を28番の黒鉄色で塗りました。
左右の排気管を車体に取り付けました。
砲塔の機銃、マフラーは28番の黒鉄色で塗りました。マフラーの固定ベルトのみは車体色のままにしました。砲塔キューボラの左に突き出るライトのガラス部分は、8番のシルバーで塗りました。8番のシルバーは、右フェンダー前端のバックミラーのミラー部にも使用しています。
マフラーを車体背面に取り付けました。劇中車のマフラーは、キット指示位置よりも約2ミリほど上に位置するので、あらかじめステップ11にてパーツD5の形状および取り付け状況を修正してあったわけですが、その際に仮組みも行って慎重に各パーツの繋がりをチェックしました。それで、ズレることもなく左右の排気管とも繋がって接着出来ました。
以上で、塗装後の組み立てが全て完了しました。 (続く)