気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

継続高校 T-28中戦車(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その3

2023年06月30日 | ガルパン模型制作記

 ステップ4では、足回りや車体各所の部品を取り付けます。エッチングパーツも含まれますが、全て取り付けます。

 

 足回りに組み付けるパーツには、御覧のようにエッチングパーツも含まれます。部位からみてプラパーツでも良さそうに思えますが、エッチングパーツにしたのには何か事情があるのでしょうか。

 

 プラパーツを先に組み付けて・・・。

 

 エッチングパーツを指示通りに折り曲げて部品となし、取り付けました。が、ピッタリとはまらないので、再点検してエッチングパーツに歪みがあることを知りました。曲げ加工の際に余計な力を加えてしまったようです。

 

 調整して歪みを直したら、ピッタリとはまりました。外見的には装甲スカートに覆われて見えなくなる部分ですので、なぜわざわざエッチングパーツにしたのか、という疑問が残ったままとなりました。ホビーボスというメーカーは全体的にエッチングパーツを好む傾向があるのか、とにかく色々とエッチングパーツを仕込んできます。個人的にはエッチングパーツは極力使わないようにして、必要ならばプラ材に置き換えたりして、とにかく使用率を減らしています。

 

 組み立て途中の車体前部です。パーツU7を組み付けたところですが、このパーツもやや歪みがあって、調整してなんとか取り付けました。

 

 車体各所に取り付けるパーツ類です。

 

 全て取り付けました。

 

 ステップ5では操縦手ハッチなど、ステップ6では排気管などを組み立てます。

 

 ステップ5で組み立てる操縦手ハッチなどのパーツ類です。

 

 組み上がりました。

 

 続いて排気管のパーツを切り出して組み立てました。

 

 それぞれの部品を車体に組み付けてゆきました。

 

 排気管のセットも、位置がややずれたようで、キチッと入りませんでした。微調整して、干渉する箇所を削ったりして、なんとかおさめました。

 

 操縦手ハッチのつくボックスは、車体前面の中央に大きく突き出た形状となっています。狙われやすそうな位置と形ですので、前面の傾斜装甲で敵弾を弾いたとしても、操縦手ハッチに当たったらかなりのダメージになってしまいそうに思えます。実際にソ連軍が実戦に投入したときに、この部分はウイークポイントにならなかったのだろうか、と気になったりしました。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く31 その12  八代ふるさと公園

2023年06月29日 | ゆるキャン△

 「パンビオロジック空我」で買い物を済ませて12時10分に出発、県道12号線を東進して浅原橋を渡り、道なりに進んで笛吹川に架かる豊積橋を渡って国道140号線笛吹ラインに進みました。笛南中北1の信号交差点で、国道358線精進ブルーラインへ右折、山梨県立考古博物館の北を通りました。
 そして、少し南へ曲がったところで左の県道308号線に進み、しばらく道なりに進んで、境川支所前交差点をそのまま広域農道へと直進しました。やがて見えてきた「八代ふるさと公園」の標識にしたがって一宮・御坂方面へ右折し、あとは道なりに真っ直ぐ進んで、12時41分に目的地の「笛吹市八代ふるさと公園」の南側に着きました。

 

 「笛吹市八代ふるさと公園」の南側駐車場にレンタカーを停めました。この公園に、各務原姉妹が桜花見ドライブの帰りの夜に立ち寄っています。上図のアングルは原作コミック第14巻24ページ3コマ目のそれです。左側の車列の三番目の黒っぽいボックスカーの辺りが、桜さんがラシーンを停めた場所でしょうか。

 

 「笛吹市八代ふるさと公園」の上図の場所には、20代後半の頃、甲府市の歴史観光団体に参加していた時期に一度来た事があります。その頃はまだ東八代郡八代町でしたが、当地は山梨県を代表する古墳群のエリアとして知られ、数多くの古墳が分布しています。その頃はまだ整備前で、農地の広がる中に2基の古墳があり、その古墳を見学に行ったのでした。

 

 公園内には前方後円墳1基と円墳1基があります。上図の案内板の「盃塚古墳」は円墳のほうです。直径23メートル、高さ4.5メートルを測り、周囲に幅1.8メートルの濠がめぐります。発掘調査時には墳丘が既にかなり変形していたために、内部構造の詳細は明らかになっていませんが、竪穴系の埋葬施設が存在したと推定されています。出土遺物や遺構から5世紀前半の築造とみられています。

 この案内板は、八代町時代の平成6年に設置されたものがそのまま現在に至っています。初めて訪れたのは平成7年の春なので、甲府市の歴史観光団体の面々と共に私もこの案内板を読んでいる筈です。懐かしい気持ちになりました。

 

 平成7年の春に、甲府市の歴史観光団体の見学会でここを訪れたのは、古墳群の見物と、この「甲州蚕影桜」と呼ばれる二本のソメイヨシノの花見、のためだったと記憶しています。そのころは公園整備されていませんでしたから、自然の園地のような区画があっただけで、昔からの花見スポットとして有名である、としか知りませんでした。

 ここが現在のように公園として整備されたのが、平成16年の市町村合併で八代町が笛吹市に吸収された頃だったかな、と思います。さらに平成26年にリニューアルオープンして、現在のような綺麗な芝生の公園になっています。

 

 公園の外周を巡るこの車道は、28年前に来た時もあった筈・・・。「甲州蚕影桜」の前の広場もあったと記憶していますが、現在のような車道との併用だったかは思い出せません。でもここで花見をして、見事なソメイヨシノの満開の風情を愛でつつ、皆で弁当を食べて盛り上がり、会の副会長さんが酔っぱらって落語の物まねを披露していたのだけは、いまでもはっきりと覚えています。

 

 28年を経ての再会ですが、「甲州蚕影桜」はあんまり姿が変わっていない気がします。もともと老木でしたから、成長に伴う変化は既に止まって久しいようです。風格ある樹勢といいますか、絵になる木の典型的な姿です。

 この桜を、各務原姉妹も見にやってきています。上図が原作コミック第14巻24ページ5コマ目のアングルです。この古墳群と桜がゆるキャンに登場して聖地になるとは思いませんでしたね・・・。

 

 「甲州蚕影桜」の南側に隣接する「盃塚古墳」は、昔は雑草に覆われた土饅頭のような外観でしたが、いまは御覧の通り築造当時の姿に復元されて、盃を伏せたそのまんまの姿を示しています。階段が付けられて上にも登ることが出来ます。

 

 「盃塚古墳」の北側付近より甲州盆地を一望しました。この辺りは富士の外輪山の裾野にあたって高台であるので、北から西への眺めが良いです。近くに展望所も設けられていると聞きましたが、そこからの景色もここと大して変わらないだろう、と思ったので、立ち寄りませんでした。

 

 各務原姉妹は、夜にここにやってきて、近くの大文字焼の写真を撮るために、「盃塚古墳」から上図の大きな前方後円墳へと移動し、その墳頂に登っています。そのルートにしたがって、私も大きな前方後円墳へと向かって歩き出しました。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く31 その11  パンビオロジック空我

2023年06月28日 | ゆるキャン△

 道の駅富士川を11時43分に出て、国道52号線から右折して県道26号線に進み、釜無川に沿って身延道に直進、浅原橋西の信号交差点まで行きました。その交差点の北東方向、交差点を直進してすぐ右手に、上図のログハウス調のお店がありました。

 このお店が、原作コミック第82話にて、犬山あおいと中津川メイが雁坂みちサイクリングに挑戦した際に、最初の休憩地点に選んだベーカリーショップ「パンのアルプス」のモデルです。実際の店舗名は「パンの空我」、正式には「パンビオロジック空我」といいます。地元では有名なベーカリーショップであるそうです。

 

 店舗に接して石窯施設も設けられているようでした。上図の「石窯ピッツァ」の看板がある建物の内部はイートインスペースで、作中で犬山あおいと中津川メイが季節限定のブルーベリーパイを食べていたところにあたります。

 

 駐車場に車を入れてお店の玄関に向かいつつ、屋根上の丸い看板を一瞥しました。「パンの空我」の文字の下にアルファベットで「Pains Biologiques」と書いてあり、おやフランス語か、と気付きました。Biologiquesは、ワインの商品名によく見かける単語で、無農薬の、有機栽培の、という意味です。英語では「Organic」となるでしょうか。

 なので、このお店の「Pains Biologiques」は、無農薬、有機栽培の原料によるパン、という意味になります。要するにオーガニックパンであるわけですが、フランス語で書くところが粋でお洒落です。

 

 今回は、ここでお昼の弁当を買うことにしていましたので、店内に進みました。予想以上に豊富な品ぞろえに驚きました。
 ゆるキャンに描かれた名物のブルーベリーパイは、原材料のブルーベリーがサザンハイブッシュ系で収穫期が5月から6月であるため、6月頃のみの限定品であるそうです。それはここに限らず、京都でも他の地域でも同じですから、この時期にはまだ売っていませんでした。

 私自身は、普段のおやつによくブルーベリーのドライフルーツを食べていますが、その新物は8月から9月ぐらいにスーパーで買えますから、そちらは多分ラビットアイ系なのでしょう。

 

 店内の奥がイートインスペースです。さきに「石窯ピッツァ」の看板の建物を見ましたが、その内部空間にあたります。このときはコロナ対策の一環として、イートインスペースは閉鎖されていました。

 

 奥の2席のテーブルが、作中で犬山あおいと中津川メイが季節限定のブルーベリーパイを食べていたところです。内部の描写はそのまま作中で忠実に再現描写されていますから、ファンとしてはグッとくるものがあります。

 

 とりあえず、買い物をしようと販売コーナーに戻り、あれこれ迷いました。予定では次の巡礼スポットあたりでピクニック気分で食べることにしていたので、二つ、三つは買おうかと考えました。

 

 まず1個は上図の「桜あんぱん」150円をチョイス。どこかで桜を見ながら食べるだろうから、これでいこう、と簡単に決めました。

 

 2個目は、上図のどれにしようかと相当迷いましたが、中央の「くるみのデニッシュ」240円を選びました。個人的にナッツ類が好物のひとつで、普段のおやつにしていますから、くるみ入りというのが決め手になりました。

 

 3個目はメインでボリュームあるものにしよう、と考えて上図中央の「白身魚ホキフライタルタルサンド」350円をチョイスしました。調理パンのなかでは一番の人気商品であるとかで、私が買ったことで売り切れになりました。あわせてコーヒーも購入しました。

 

 買物を済ませて外に出ました。いいお店でした。次に来る機会があったら、イートインスペースで石窯ピッツァを味わってみたいですね。

 食べログでの「パンビオロジック空我」の案内情報はこちら。  (続く)

 

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ゆるキャンから始めたNゲージ その4  基本のレールセットを購入

2023年06月27日 | ゆるキャン△

 去る6月7日、退勤後に京都イオンモールのポポンデッタへ寄り、上図の基本的なレールセットの一種である、品番90098の「鉄道模型運転セット」を購入した。川本氏にもらったトミックスとカトーの去年のカタログを3日間ずっと読んで検討した結果、レールセットが多種にわたってバリエーションも多いトミックスのシリーズのほうが魅力的に感じられたからである。
 そして、最低限の規模でレールを回してゆるキャン車輌を走らせる事が可能であれば良い、との方針から、最も小さな上図のレールセットに決めたわけである。価格は5128円であった。

 帰宅してから川本氏に電話して「鉄道模型運転セット」を購入した旨を伝えると、「ああ、あれか。カーブレールが140-60のやつやな」と応えてきた。140-60とはカーブレール1本の半径が140ミリ、角度は60度分、という意味だと教えられた。つまり、140-60のカーブレールを3本つなぐと、180度つまり半周の形になり、6本つなげば一周してその直径が280ミリになるわけである。

 

 そのことは、パッケージの裏面の上図の基本レール配置図を見てもよく理解出来た。今回のレールセットは基本的な周回タイプで、全てのレールをつなぐと縦28センチ、横42センチのサイズにおさまるわけである。畳のサイズでいうと半畳以下になる。一般的な大きさのテーブルの上にもおさまるかな、という感じである。

 川本氏は「それよりもっと小さいサイズもあるけど、ホッさんの持ってるゆるキャン車輌を走らせるんなら、そのセットが最低限のサイズになるやろうな。あと、近鉄の16000系も持ってたろ、あれはちょっとキツイかもしれんな、下手すりゃ脱線するかも・・・」と付け加えてきた。
 それはどういう意味か、と問い返すと、「車に例えれば、乗用車は小さいカーブを曲がれるが、大型のバスやトラックだと曲がれない場合がある。Nゲージでもそれは同じなんや。短い車輌なら小さいカーブを曲がれるが、長い車体の車輌だと小さいカーブは曲がれないんや。分かるかね?」と答えてきた。分かり易い例えだったので、よく理解出来た。

 

 そのことは、パッケージの裏面の上図の「ミニカーブレールとは?」の説明文を読んでもよく理解出来た。今回買ったレールセットは御覧のように小さなループなので、小型の車輌しか回れないのだろう、近鉄16000系のような長い車体の車輌は、上図の赤線の「レールパターンA」のような大きなループでないと曲がれないわけだな、と納得した。

 ならば、いずれは「レールパターンA」クラスが作れるレールを追加で買うことになるか、と考えた。川本氏のアドバイスによれば、必要最低限の基本セットだけは新品で買っておき、追加するレール類は中古品で安く仕入れるのが良い、ということであった。

 トミックスのカタログで調べたところ、直線やカープのレールは長さや曲がる角度を問わず、大体は4本セットまたは2本セットになっていて、1本あたりの価格は250円から350円ぐらいであった。ポイントは手動で1本2000円余り、電動だと3000円ぐらい、複雑な三方ポイントやクロスレールになると1本5000円以上であった。
 とにかく、レールだけでも予想以上に高価なのには驚いた。クロスレール1本で1/35スケールの戦車のプラモデルが買えてしまうのである。

 つまり、実際の鉄道事業と同じく、線路を敷くだけでもお金がかかるのが鉄道模型というジャンルである。だから川本氏もなるべく中古品を買ってコレクションを少しずつ増やしていった、と聞く。
 したがって、私自身もそれに倣って、今後買うであろう追加のレールは、鉄道模型店の中古品コーナーや中古ショップで買ってくることに決めた。直線やカープのレールならば、一番安いところで1本50円で買えるよ、と聞いたからである。

 

 それで、例えば「レールパターンA」クラスを追加するとしたら、どういうレールが必要になるのかをカタログで探してみた。該当するレールの規格図が上図であるが、そのカーブレールは280-45とあって、つまりは半径280ミリ、角度45度のレールを4本でつないで半周、8本つないで一周を構成するのだと分かった。カーブレールには幾つかの種類があって、最大のカーブは上図にも載っていない391-45のタイプであることもカタログで知った。

 しかし、391-45のカーブレールを使うと直径は782ミリにも達するから、それなりの広いスペースが必要になる。そして狭くてプラモや置き物も多い我が家には、そんな余裕は全く無いので、嫁さんとも相談して、最大限度はせいぜい上図にも載っている317-45のサイズあたりだろう、ということに決まった。

 嫁さんは「いつかはもっと広い家を探して引っ越しましょう、そしたら広いレイアウトも出来ますし、ジオラマだって作れますよね」と言うのであった。
 ガチのモケジョさんだけに、もともと鉄道模型にも関心があったらしく、私がNゲージをちょっとやってみようかと打ち明けた時にも「大賛成ですよ、私もゆるキャン車輌とか、ああいう可愛いの走らせてみたいんですよね」と、全然反対しなかったのである。よい理解者を得たものだなあ、と改めて感謝したことであった。

 

  さて、「鉄道模型運転セット」の中身は御覧の通りであった。レール、パワーユニット、アダプター、コードなどがセットになっていた。車輌だけが無い、基本のレールセットであった。

 

 上図のように嫁さんと二人で仕上げた。と言うより、嫁さんがノリノリで「わー、レール繋ぐのやりたい、やらせてー」と、殆ど全部を繋いで仕上げてしまい、御機嫌なのであった。

 

 しかし、本当に小さいなあ・・・。パッケージのサイズとあんまり変わらんな・・・。  (続く)

 

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(車輌目次表紙)サンダース大学付属高校 M22ローカスト(リボンの武者版)

2023年06月26日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  ブロンコモデル (商品コードCB35162)

  制作期間   製作期間 2022年2月27日~3月11日、3月14日

  製作記事   完成記事

  総評・備考
 M22は、第二次大戦期にアメリカ軍が開発した空挺用の軽戦車である。供与を受けたイギリス軍では「ローカスト」の愛称で呼ばれた。当時のアメリカ軍はM22を搭載可能な大型の輸送機を保有していなかったが、大型輸送グライダー「GAL49ハミルカー」を開発中であったイギリス軍が要望してM22の開発を後押しした経緯があり、実戦に使用したのもイギリス軍であった。1945年3月のライン川渡河作戦、ヴァーシティー作戦にイギリス軍第6空挺師団所属の12輌が参加して「GAL49ハミルカー」にて戦場へ空輸されて展開した。それが第二次大戦におけるM22の唯一の実戦使用例であった。
 ガルパンではコミック「リボンの武者」にてサンダース大付属高校のチーム「フライングタンカース」の車輌として登場し、軽戦車として使用されている。さらにBC自由学園チームにレンドリースされている3輌がタンカスロン競技にてチーム第五共和制小隊を編成したが、そのうちの1輌がサンダース大付属高校の校章を付けたまま、第五共和制小隊の指揮官ボルドーの搭乗車として描かれている。今回の作例はそのボルドーの搭乗車を再現した。
 適応キットはブロンコモデルの製品が唯一で、英軍仕様と米軍仕様の二種類があるが、今回の作例では後者(下のキット一覧の2)を使用した。シャーマン中戦車を小型にしたような外観だが、パーツは細かくて組み立ても簡単ではない。インテリアも一部が再現されているのみで、こだわるならばエンジンを含めて自作が必要となる。ガルパンプラモデルとしても上級者向けのキットである。今回の作例は完成記事のみであり、製作レポートはBC自由学園チームの同型車の記事を参照されたい。

  公式および適応キット一覧(2023年6月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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継続高校 T-28中戦車(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その2

2023年06月25日 | ガルパン模型制作記

 ステップ2に進みました。組み立てガイド図には4ヶ所のリベットのカット指示がありますが、全て不要でした。このまま車体の上下を貼り合わせました。

 

 車体の形状からして、これまで作ってきたガルパン戦車たちとは全然違います。中戦車とはいえ、大型の部類に属する多砲塔戦車ですから、輪郭もゴツイ感じがします。

 

 サスペンションの部品のパーツです。何の機能を持つ部品なのかは、見ただけでは分かりませんでした。

 

 とりあえず、組み立ててゆきました。

 

 アーム部品と組み合わせてゆきます。

 

 このように組み上げて・・・。

 

 さらにアーム部品を追加します。かなり複雑な構造をしているな、と思います。

 

 組み上がりました。ここまで作るのもなかなか手間がかかりました。ホビーボス製品ですから仕方ないか・・・。

 

 4組とも仕上がりました。

 

 ステップ3も足回りの組み立ての続きです。今回の車輌は転輪も全て塗装前に組み付けることにして、全ての工程を組み立てガイドの指示通りに進めました。

 

 ステップ3で車体に取り付けるステー等のパーツ類です。

 

 全て取り付けました。

 

 車体背面に取り付けるパーツ類です。

 

 組み付けました。今回の作中車は独自のガルパン仕様が全く見当たらないため、キットの増加装甲パーツを付けずに組み立てるだけでほぼ仕上がるという感じです。ただ、砲塔天面のパーツに余計なものが付いていますので、それを後で何とかしないといけません。

 

 転輪も四種類の仕様を全て間違えずに組み付けました。この車輌は左右のフェンダー上に上部の構造物が組み合わさる形になっていて、履帯パーツもある程度組み付けて接着しないと、左右のフェンダーが組み付けられないことが判明しました。
 いつもは履帯は塗装後に組み付けていますが、今回の車輌ではそれが難しいようです。どうするか、と思案とつつ作業を進めました。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く31 その10  中津川メイと瑞浪絵真が行った場所

2023年06月24日 | ゆるキャン△

 「道の駅富士川」にはレンタサイクルのサービス拠点があります。作中でもレンタサイクルショップがあって、中津川メイがロードバイクをレンタルして試乗に臨んでいます。そのレンタサイクルショップは、原作コミック第14巻85ページ1コマ目の描写によれば、上図の辺りにあるようですが、実際には自販機が並ぶ休憩ゾーンになっていました。

 

 「道の駅富士川」の前庭から駐車場を横切って、東の富士川の広い河原域のほうに降りて、上図の車道に出ました。原作コミック第14巻85ページ4コマ目のアングルで、ここから中津川メイは瑞浪絵真に見送られてロードバイクの試乗をスタートし、車道を南へと走っていったのでした。

 

 同じ位置から左側を見ると、富士川見晴らし橋が見え、一帯の園地名が富士川水辺公園であることが分かりました。瑞浪絵真は、中津川メイがロードバイクの試乗をやっている間、その富士川水辺公園のほうで待つべく、上図の富士川見晴らし橋を渡ったのでした。それで私も同じように渡りました。

 

 富士川見晴らし橋を渡り切ったところで、振り返ってみると、北西方向に「道の駅富士川」の建物が小さく見えました。かなりの距離があるように見えますが、実際には歩いて5分もかかっていませんでした。

 

 富士川見晴らし橋を渡ったところで富士川水辺公園の左右を見回すと、右側(南側)は野球場やサッカー、テニス等が出来る多目的グラウンドになっていて、地元の少年野球チームらしいのが練習に励んでいました。そして左側(北側)を見ると、上図のように広い芝生のエリアが見えました。

 瑞浪絵真は、名前のとおり絵を描くのが好きで、富士川クラフトパークでも自然の風景などをスケッチしている描写があります。基本的に静かな自然の中で絵を描くのを好むのだろう、おそらく右側の賑やかな野球場やサッカー、テニス等が出来る多目的グラウンドのほうには行かないだろうな、と考えて、私も左側の芝生のエリアへ向かいました。

 

 芝生エリアへと近づいていくうちに、前方にベンチらしき設置物が見えてきました。あっ、あの形状はもしかして、と思い当るものがあり、足早にその設置物へと近寄りました。

 

 あー、これか、このベンチなんだ、瑞浪絵真がこのベンチに来て、座って待っていたのだ、と悟りました。

 

 原作コミック第14巻85ページ5コマ目にて瑞浪絵真が座り、86ページ1コマ目で前方の景色を眺めていたベンチです。テーブルと一体の構造になっている、なかなかおしゃれなデザインのベンチです。
 そのベンチでスマホを見て、依頼の荷物が本日到着予定であるのを確かめる瑞浪絵真のところへ、94ページ1コマ目のように、中津川メイもロードバイク試乗に疲れて早めに切り上げてやってくるのでした。

 というわけで、ここ富士川水辺公園の北側芝生エリアのこのベンチが、中津川メイと瑞浪絵真が行った場所の一つとして確認出来ました。本栖高校の新入生である仲良し二人組の雰囲気も感じられ、楽しい気分になりました。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く31 その9  大垣家横のコンビニと道の駅富士川

2023年06月23日 | ゆるキャン△

 富士川クラフトパークを10時43分に出て、次の目的地へ移動し、10時51分に着きました。上図のローソン中富飯富店です。原作コミック第14巻152ページ2コマ目に登場し、犬山あおいと中津川メイが初のサイクリングの待ち合わせに利用し、大垣千明が見送りにきて「カロリーボム」を差し入れた場所です。ここで買い物もしました。

 作中では「クレソン」となっており、建物の外観はもともとは同じでしたが、最近にリニューアル工事がなされたそうで、若干異なっていました。ですが、大体の雰囲気は味わえました。位置は有名なセルバ身延店の横から国道52号線を約100メートルほど行った右側(東側)で、路側にバス停「飯富」があるのが目印です。

 

 作中画そのままの状態を保っているのは、いまでは上図の敷地北西隅の交通標識石柱だけのようです。原作コミック第14巻154ページ2コマ目の、大垣千明の「おーい」場面のアングルです。

 

 この標識石柱の右側にはもともとローソンの駐車場案内看板が立っていたそうで、作中でも「CRESSON」のロゴに変えられて忠実に描かれていますが、リニューアル工事の際に撤去されています。それ以外の景色は、作中画と同じです。

 

 同じ位置から右側、富士川の見える方角を見ると、御覧の通りの駐車場ですが、作中ではこの位置に大垣千明の自宅があるマンションが建っています。原作コミック第14巻152ページ2コマ目、153ページ4コマ目にそのマンションの外観が描かれています。現実には無い建物ですので、現地に立つと漫画と現実との差を思い知らされます。

 どうもゆるキャンの主要キャラクターの実家は、各務原なでしこ、志摩リン、犬山あおい、大垣千明、斉藤恵那の5人全員、現実には建物が無い場所に位置が設定されているようです。そういえば各務原なでしこの祖母の家も、浜名湖のほとりの空き地でしたね・・・。

 

 クレソン・・いやローソン中富飯富店を10時54分に出て、中富インターから六郷インターまでの中部横断自動車道の無料区間を使い、六郷からは富士川を渡って国道52号線に戻り、そのまま道なりに進んで上図の「道の駅富士川」に11時19分に着きました。

 この「道の駅富士川」が、三ヶ所目の聖地スポットです。中津川メイが瑞浪絵真を誘ってロードバイクの試乗に向かった施設で、原作コミック第14巻81ページ1コマ目に上図のアングルで描かれます。

 

 同じ位置から反対側の富士川の方角を見た図です。この辺りで、ロードバイクをレンタルした中津川メイが瑞浪絵真に「どこで試乗する?」と訊かれて「この辺をぐるっと走ってみようかな」と応じています。

 

 ひとまず、中津川メイが瑞浪絵真を誘ってやってきたルートに沿って、道の駅施設の玄関へ向かいました。原作コミック第14巻82ページ2コマ目のアングルです。作中で手前に描かれる鉤型の造形物は何だろうと思っていましたが、実際に見たら水飲み場でした。

 

 道の駅施設本館の玄関です。脇に立つマスコットキャラクターらしい動物の大きな人形が目立ちます。原作コミック第14巻82ページ3コマ目で瑞浪絵真が「なにこれかわいい」と言い、中津川メイが「ここのゆるキャラじゃない?ロードバイク担いでる」と言った、「チャリくまくん」の像のモデルでした。

 

 実際にはクマじゃなくてタヌキでした。名前は「チャリたぬ」だそうです。特定非営利活動法人やまなしサイクルプロジェクトにおける「サイクル天国やまなし」をアピールするマスコット、という位置づけだそうです。

 しかし、「チャリたぬ」のネーミングはいまいちセンス無いな・・・、作中の「チャリくまくん」のほうがマシですな。しかも担いでるのはロードバイクではなく、タオルっぽい・・・。「サイクル天国やまなし」をアピールするんだったら、ちゃんとロードバイク担げよキミ・・・。  (続く)

 

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ゆるキャンから始めたNゲージ その3  京都市内の鉄道模型店巡り

2023年06月22日 | ゆるキャン△

 2023年6月3日の土曜日、川本氏が「Nゲージに興味が出てきたんであれば、まずはレールや車輌や関連製品について見ておくべきやな。俺も定期的に通ってる、京都市内の主な鉄道模型の専門店を3ヶ所案内してゆこう」と誘ってくれたので、朝10時に京都駅八条口で待ち合わせて出かけた。

 これまでまったく鉄道模型には縁が無く、Nゲージでさえも未知の世界だったから、どんな出会い、学び、発見があるのだろうとワクワクしながらついて行った。新しい事を始めるというのは、どんなジャンルであれ、何かと新鮮で刺激も多くて本当に楽しいことだな、と改めて思った。

 

 最初に行ったのは、京都駅南のイオンモール内4階にある、上図の「ポポンデッタ イオンモールKYOTO店」であった。通路をはさんで両側に店舗スペースがあり、上図は東側のコーナーにあたってスペースの半分は巨大なジオラマで占められていた。お客らしき方が一人、ジオラマの脇の席で何か車輌を動かしているようであった。

「川さん、あれ何かね。車輌を走らせてるみたいやが?」
「ああ、レンタルレイアウトと言ってな、客が自分の車輌を持ち込んで走らせることが出来る。一時間単位で料金はらって、あのジオラマをレンタルする仕組みやな。大きな鉄道模型店には大抵こういうのがあるんや」
「ふーん、すると僕のゆるキャン車輌も走らせる事が出来るのか?」
「ああ、席が空いてればな。平日は空いてて料金も安いけど、土日は子供が多くて料金も高くなる。もし試してみるんやったら、平日の退勤後にでも寄ってみたらええ」
「ふーん、いっぺん、そうしてみるか・・・」

 

 そして西側の店舗主要部スペースの一角にも上図のレンタルレイアウトがあった。こちらでも数人の客が車輌を走らせて楽しんでいた。川本氏もここでは常連客の一人で、レンタルレイアウトも何度か楽しんだことがあるそうだが、上図中央の転車台は動かしたことが無いそうである。
 私自身はこういったジオラマ模型を見るのは好きなので、走っている車輌よりも線路や駅や建物の作りなどに興味が向かっていき、あちこち細かく観察したのであったが、その様子を見て川本氏が「プラモのジオラマと大して変わらんやろ、見てるだけでも楽しめるんと違うかね」と話した。

 このお店では新品と中古品の両方を扱っていて、それぞれの価格帯、および両者の価格差が見ていて分かってきたので、疑問点を川本氏に教えて貰いながら、これはという品の名前と価格を覚えていった。とにかくレールとコントローラーがあれば、ゆるキャン車輌を走らせる事が出来るのであるから、レールはどんなものがあるか、コントローラーは、と見て行って、一般的にコントローラーが「パワーユニット」と呼ばれていることも知った。

 また、初心者向けの基本的なレールセットというのが幾つかあって、レールとパワーユニットがセットになっている各種の製品が色々あるので見ていった。どうもトミックスとカトーの2社の製品が多くを占めているようだったが、川本氏によれば、この2社の製品はレールの形状や扱い方が異なるので、Nゲージを始めるのであれば、レールは2社のどちらかの製品だけを使うのが良い、ということであった。

 そのことは、実際に店員さんに2社のレールのサンプルを見せて貰ってすぐに理解出来た。なんとトミックスとカトーのレールは、繋ぐ部分の形状が違っていて互換性が全くないのである。これではユーザーの奪い合いになるからダメだろう、2社共通で規格も合わせれば、ファンは分け隔てなく買うに決まってるから、製品展開や売り上げの伸び代ももっと見込めるんじゃないかな、と思った。
 つまりは艦船プラモデルの1/700スケールにおけるウォーターラインシリーズのような、各メーカー共同での製品開発の分担や販売展開の共有、というものが鉄道模型の業界にはあんまり無いようだ、と感じたのである。

 なので、川本氏に「トミックスとカトーのどちらを選ぶかは、ホッさんの好みやからじっくり検討せえよ」とアドバイスされたのにも、なるほどと受け止めて、基本的なレールセットの大体の傾向を見て覚えておくにとどめた。

 

 次に向かったのは、京都駅ビル伊勢丹の9階にある、上図の「KATO京都店」であった。カトーつまりKATOブランドのメーカー関水金属さんの直営店で、東京とここにしか無いそうである。KATO製品の車輌やレール、関連製品は殆ど扱っていて、持ち込み修理の受付も行なっているそうである。

 ここで川本氏に素朴な質問をした。もしレールをトミックスの製品で選ぶと、車輌もトミックスの製品しか走らせられないのか、と。川本氏の答えは「いや、車輌はどちらでもOKなんや、Nゲージの車輌を作ってるメーカーは他にもマイクロエースとか、グリーンマックスとか、ワールド工芸とか、色々あるんやけど、レールにのせたら、それがトミックスでもカトーでも同じように走るのよ。要はレールに電気が通っていれば、どんな車輌でも走る。レールだけは選ばないとアカンけど、トミックスのレールでもカトーの車輌は問題無く走らせられるよ、カトーのレールにトミックスの車輌でも全然オッケーなわけ」とのことであった。

 なるほど、車輌のほうは各メーカー共通なのか、と感心してしまった。川本氏自身は車輌はほとんどカトーの製品を買っているそうなので、こちらのお店にも何度か相談や持ち込み修理依頼をやっているとの事である。

 

 ラストは上図の「ボークス本社・ホビースクエア京都」であった。ここはプラモデルの購入でも何度か利用したことがあるので知っていたが、鉄道模型コーナーへ入るのは今回が初めてであった。

 最近に店内レイアウトの改変が行われたらしく、以前はプラモデルやドールの売場であった2階部分が閉鎖されて売場は1階のエントランスルームにそっくり移されていた。戦車などのスケール物は、以前の鉄道模型コーナーの一角に移されていて、規模もかなり縮小されているようであった。聞けば、ボークス創業50周年記念プロジェクト特別企画の一環として2022年に売場全体をリニューアルしたとの事であった。

 

 したがって、鉄道模型コーナーも以前よりは規模を減じていることになるわけであるが、川本氏によれば、扱っている製品群や種類はそんなに変わっていないそうである。むしろ、空間的にせせこましくなった、との事である。

 上図の巨大なジオラマが圧巻であり、しばらく見入っていたが、そのうちに以前はエントランスルームにも別の大きなジオラマがあったことを思い出した。それは今どうなったのか、と訊くと、2022年のリニューアルに際して寄贈先の募集があり、多数の応募者の選考の結果、京丹波町のほうに寄贈された、との事であった。

 

 ここでは川本氏の説明を受けながら、トミックスやカトーのレール製品のラインナップを見学した。上図のようにトミックスだけでも多数のレールパーツが出ており、レイアウトを自由に作れるように多様多種のレールが開発されているとの事である。それはカトーでも同様であったが、川本氏自身はレールはトミックスを利用しているとの事であった。

「トミックスを選んだ理由は?」
「うーん、使い勝手かなあ、子供向けのプラレールも作ってるタカラトミーのブランドなんで、子供の時にプラレールで遊んでいた自分としてはあんまり違和感が無かったというのが、ひとつあるな」
「ふーん、プラレールの会社と同系列やったのか、初めて聞いた。カトーのほうは?」
「これは鉄道模型の老舗でトミックスよりも古い。もともと昔は関水金属さんが鉄道模型の代名詞やったんね。歴史は長いんやけど、模型的にみたらかなりデフォルメや壊れやすいギミックが多くてな、造形的にはイマイチの感があったんよ。蒸気機関車なんか全然スケールも違ってたりしたもんな・・・」
「ふーん、ということは造形的にはトミックスのほうが忠実で正確やったのか」
「せやな。ただし、トミックスはギミックも無いからそっちの楽しみというものは無い」
「ふーん」
「あとは発売されてる製品の品揃えかなあ、トミックスは、シリーズもののブランディングもとにかく上手いのよ。あと価格も割と安いし、昔はカトーが優勢やったストラクチャー(ジオラマ用の駅や建物などのキットの総称)でも今はトミックスのほうが種類が豊富になってて選択肢が広いしね・・・」
「なるほど・・・」
「ホッさんは、ゆるキャン車輌がトミックスやろ、これからNゲージを初めてみるんなら、レールもトミックスのほうがおすすめかもしれんな・・・」
「そう思うかね・・・、まあ、やっぱり、僕も何となくそういう気持になってきているんで、トミックスかなあ、とは思うが、カトーにも魅力を感じるんやなあ、うーん・・・」
「そんなら、参考までに去年のカタログがあるんで持ってきてる。ホラ、トミックスもカトーも両方やるから、三日ほどじっくりみて検討したらええと思う。それから決めても遅くは無いやろ」
「そうやな、そうしよう」

 かくして二冊の分厚いカタログを貰い、ボークスの店先で握手したのち、南北に分かれて、それぞれの家路についたのであった。  (続く)

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継続高校 T-28中戦車(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その1

2023年06月21日 | ガルパン模型制作記

 御存知ガルパンコミックの「フェイズエリカ」です。同じコミックの「リボンの武者」とともに、多数多種の戦車および車輌が登場することで知られます。アニメシリーズには出てこない車輌が多いので、再現製作も様々に楽しめます。

 これらの作中車のうち、私の製作においては、継続高校チームの戦車を7輌作る計画で、そのうちの6輌を仕上げました。今回は、その残る1輌を製作してゆきます。

 

 その残る1輌とは、上図のT-28中戦車です。副隊長のリリの搭乗車として描かれ、トリッキーかつアクロバッティングな戦いぶりをみせて、対する黒森峰女学園チームの西住みほ、逸見エリカたちを苦しめた、ラスボス的な存在でした。

 

 御覧のように主砲塔の前に2基の副砲塔(銃塔)を配した、いわゆる多砲塔戦車です。史実ではソ連が1933年に開発して制式化した、ソ連軍最初の多砲塔戦車として知られ、生産数も世界最多の503輌を記録しています。

 

 作中では前面、左右側面、背面、そして上面の全アングルからの姿が描かれており、模型再現製作に必要な情報量は充分に確保されています。惜しむらくはカラーページが無い為に車体カラーが不明ですが、ソ連が1939年にフィンランドに侵攻した冬戦争にて投入された車輌はグレー系統であったといいますので、それに合わせてグレー系のカラーで仕上げてみることにしました。

 

 ガルパンの継続高校チームがこのソ連戦車を使用しているのは、史実にてフィンランド軍が冬戦争にて5輌を鹵獲し、自軍の戦車部隊に配備して、戦後の1951年まで運用していた経緯に因むストーリーだと思われます。

 ガルパンのアニメ、コミックを通じて継続高校チームの最大の戦車であり、これが最終章第4話の対大洗戦の後半に登場したら、相当のインパクトがあることでしょう。
 ちなみにガルパンの多砲塔戦車といえば、最終章第2話に登場したヴァイキング水産高校チームのノイバウファールツォイクが知られていますが、一撃で呆気なく撃破されていますので、それと対照的なコミック版でのT-28の奮戦ぶりが余計に印象に残ります。

 

 手元には、五年ほど前に姫路のホビーオフにて2000円で買っておいた上図のキットがありました。T-28の装甲強化型として1939年から製造されたT-28Eのキットで、増加装甲のパーツが追加されていますが、作中車は76.2ミリ主砲をもとの16.5口径KT-28から26口径L-10に換装したT-28Bに相当し、増加装甲は付けていないので、それに従うことにしました。

 

 中身です。ホビーボスならばでの細かいパーツ割りによるパーツ数の多さが、そのままランナーの数の多さに反映されてギッシリと詰まっています。履帯も個人的に苦手な連結式パーツですが、今回の車輌は大型の部類に属するので、履帯パーツも大きく、小型の軽戦車のそれよりは扱いやすいかな、と思いました。

 

 左は説明書および組み立てガイド、右はカラーの塗装見本図です。

 

 ステップ1で車輪類を組み立てます。起動輪のパーツはB17を選択します。ステップ2では車体の上下を組み合わせてサスペンションを作ります。

 

 ステップ1の組み立ては、数の多い転輪の組み立てから始めました。片側だけで12輪ありますが、全てが同じ仕様ではなくて、工程をみるとどうも四種類の仕様があるようなので、パーツを間違えずに気を付けての作業を心がけました。

 

 転輪とあわせて、起動輪や誘導輪も組み立ててゆきました。

 

 組み上がりました。転輪は四種類が分かるように番号書きを添えて並べてあきました。四種類といっても、見た目にはみんな同じに見えるのですが・・・。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く31 その8  斉藤恵那と瑞浪絵真が出会った場所

2023年06月20日 | ゆるキャン△

 富士川クラフトパーク内の芝生エリアのゆるキャン聖地スポット、斉藤恵那と瑞浪絵真が最初に出会った場所です。上図の左のベンチに斉藤恵那が座り、やがて居眠りし、右のベンチに座った瑞浪絵真がその様子を思い付きでスケッチして、いつの間にか起きていた恵那にバレるわけです。

 

 斉藤恵那のベンチ。なんか薄汚れている感じでした。あんまりメンテナンスしていないのかな・・・。

 

 こちらの瑞浪絵真のベンチは比較的綺麗な状態でした。隣り合っている二つのベンチでこの差は何だろう・・・。もしかして、こちらが後で増設された新しいベンチなのかな・・・。

 

 二人が出会ったベンチを、芝生広場から出る際に振り返って撮った図です。左端にうつっている二つのベンチです。

 

 芝生エリアから北の谷間に降りて「アプリコットファーム」エリアの東側を見ると、上図のようにひときわ目立つ桜の木が見えました。桜並木のなかでなぜか一本だけが早咲きで、ほぼ満開状態のようでした。

 

 少し近寄ってしばらく眺め、デジカメの望遠モードで撮りました。

 

 それから、気になっていた移築古民家のほうへ行きました。園路はそのまま駐車場への階段に繋がっているので、最短の移動ルートがとれることに気付き、その分移築古民家を少し見学してゆこうと考えました。

 

 説明板です。この古民家は河内地方(峡南地域)に多く建てられたタイプの建物だそうです。

 河内地方というと、関西人の私は大阪府の河内地方を連想してしまいますが、ここでの河内地方とは、かつての南巨摩郡睦合村の柳島区あたりの旧称で、現在の南部町柳島にあたります。各務原なでしこの実家が位置する南田の北西に隣接する地域です。

 

 平面図を見ると、このタイプの古民家としては標準的な間取りであったことがうかがえます。屋根は当時最も多く建てられた入母屋造りの形式で、17世紀後半、江戸時代の元禄期に建てられ、多少の手直しがあるものの、ほぼ旧状をとどめているそうです。

 

 移築古民家の周囲にも春の花が幾つか咲いていました。この日は快晴でしたが、やや風があって、暖かいというよりはちょっと寒いかな、という感じでしたが、朝から忙しく動き回っている身には、この寒いぐらいの気温がちょうど良かったのでした。

 

 レンタカーを停めてある駐車場への階段を登る途中で、振り返って撮った景色です。左下に移築古民家、その向こうのなだらかな台状丘が芝生エリアです。移築古民家の屋根の右上遠方に小さく見える三角屋根が、芝生広場のお手洗い施設の屋根で、その右手に斉藤恵那と瑞浪絵真のベンチがあります。

 なので、駐車場からこちらのルートで芝生エリアへ行く事も出来ますが、芝生エリアが尾根上の最も低い位置にあるため、「道の駅みのぶ」へ回る園路がずっと続く登り坂になります。だから、最初に「道の駅みのぶ」へエントランスの階段から一気に登って、あとは芝生広場までずっと下り坂、という楽なほうの回り方を選んだわけです。  (続く)  

 

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ゆるキャン△の聖地を行く31 その7  斉藤恵那のベンチ

2023年06月19日 | ゆるキャン△

 富士川クラフトパーク内の「道の駅みのぶ」 富士川観光センターは、2023年3月に事業を終了し、5月より隣接の上図の建物群とともに「アートスクエア」としてリニューアルオープンしているそうですが、詳細を知りません。その隣に「切り絵の森美術館」がありますので、同じようなアート関連の施設になるのかもしれません。

 

 富士川観光センターを出て南側には上図の「イベント広場」があります。右奥に白く見える三つの丸い盛り上がりは「ふわふわドーム」と呼ばれる大型遊具です。子供たちがその上に乗ってピョンピョンと飛び跳ねて遊んでいましたから、トランポリンの一種であるようです。

 この「ふわふわドーム」を含む「イベント広場」も、原作コミック第13巻81ページ1コマ目に出ています。斉藤恵那とチクワがその横を通って東側の芝生エリアへ向かったようです。

 

 そこで私も、斉藤恵那とチクワが通っていったであろうルートを推定してたどることにし、上図のゾーンの横から東側への園路に進みました。上図には写っていませんが、もう少し奥へ進んだところに桜並木がありますので、原作コミック第13巻81ページ3コマ目の桜並木の下のチクワの画は、そのあたりだろうと思います。

 

 園路の左手、東側は谷間となっていて、園内マップでは「アプリコット・ファーム」と呼ばれるエリアになっていました。上図奥の円形広場から東へと下る散策路があり、梅、杏、レンギョウ、雪柳、ツツジなどの花木が集められています。帰りにそのエリアの東側を通る予定なので、その方向を見たら、かなりの谷地形であるのが分かりました。

 

 それから右手には上図の見事なメタセコイアの並木が見えました。「フラワーメイズ」と呼ばれるエリアの入り口にあたっていて、奥には滝と大噴水とカスケード(流れ)があって水遊びの場ともなっているそうですが、時間が無いのでそこまでは行きませんでした。

 

 「フラワーメイズ」の東の「大花壇」の北側園路を東へと進みましたが、既視感を覚えて立ち止まり、チェックしました。原作コミック第13巻89ページ4コマ目で瑞浪絵真が「今日は芝生広場にしよっと」と駈けていく道がここでした。作中のアングルは、上図の位置から10メートルほど進んで右側を向いたあたりになります。

 

 同じ位置から北を見ると、「アプリコット・ファーム」の東側にある移築古民家が見えました。こういった文化財は興味がありますので、後で見に行こうと考えました。ちょうど、レンタカーを停めた大駐車場がその向こう側に見えたので、移築古民家を見た後はそのまま大駐車場へ戻れるのだな、と察しました。

 

 「大花壇」から東の広いゾーンに移りました。あー、ここか、と既視感たっぷりの景色を端から端まで見て、間違いないな、これが作中での芝生広場だ、と考えました。上図中央奥にある二つの建物は、原作コミック第13巻83ページ1コマ目に出てきます。

 この芝生ゾーンは、実際の園内では特に名前が無いようで、富士川クラフトパークの案内マップにも名称がありませんでした。広い芝生地域にベンチと東屋とお手洗いがある、というゾーンですが、ここが斉藤恵那と瑞浪絵真が初めて出会った場所、次いで瑞浪絵真が斉藤恵那と別れた後に中津川メイと合流する場所です。

 

 芝生広場の中央東寄りにある二つの建物に近寄ってみました。左がお手洗い、右が東屋でした。作中の描写からみて、この二つの建物の南側または南西側にある二つのベンチが、斉藤恵那がチクワと一緒に座って、居眠りをし、その直後に瑞浪絵真と初めて出会った場所になります。

 

 見回すと、それっぽい二つのベンチが、南西方向に見えました。他にそれらしいベンチが見当たらなかったので、たぶんあれが聖地スポットの二つのベンチだろう、と判断してそちらへ行きました。

 

 園路に面して二つのベンチが並びます。作中の描写とほぼ一致します。他にも二つ並ぶベンチは幾つか見えたのですが、芝生の真ん中や桜並木の下にあったりして、状況がいずれも異なりました。園路に面して設置されているベンチが他にも無いかと少し歩き回って探したものの、見つかりませんでした。

 なので、原作コミック第13巻82ページの第73話表紙にて斉藤恵那が座り、90ページ2コマ目では眠りこけていたベンチは、上図の手前のコレしか候補がありませんでした。  (続く)

 

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ゆるキャンから始めたNゲージ その2  手元にあったNゲージ車輌

2023年06月18日 | ゆるキャン△

 Nゲージについて知りたくなったので、ちょっと話だけでも聞きたい、との電話での私からの問いかけに、川本氏は「そういうことなら、明日か明後日にそっちへお邪魔する」と応じた。

「え、家に来るのか?」
「そっちにトミックスのゆるキャン車輌あるんやろ、それを教材にして話したほうが分かり易いと思うんやが」
「あ、そういうことか。なら、来てくれ。明日か明後日のどっちになるか?」
「多分明後日やな」

 その明後日にあたる5月31日の夕方、川本氏が退勤後そのまま拙宅に直行で訪れた。嫁さんが夕食を一緒にどうぞと言うてるよ、と誘ってあったので、きっかり18時に玄関のチャイムが鳴らされた。時間厳守は鉄道マニアの基本鉄則であるらしい。
 だが、出迎えた嫁さんに「お久し振りですな長澤さ・・・、あっ済みません・・・しっ、失礼しましたッ」と旧姓で呼びかけてしまって狼狽しているあたりには、氏の素朴な人柄がそのまま表れている、と思った。

 

 夕食を楽しんだ後、時間が限られてるからということで川本氏が早速Nゲージについて簡単な情報を語り出した。私がテーブルの上に置いた上図のゆるキャン車輌を、「うん、ええ製品やな。俺も欲しくなってきたな」としばらく手にとって眺めた後、ここに動力つまりモーターが入ってて、レールからの電気を車輪を通して受けて回る、同時に前と後ろのライトが光る、と具体的に指さして教えながら、分かり易く話してくれた。
 さらにメモ用紙を開いて、赤と黒のボールペンでNゲージにおける電気図を書き、具体的にどう電気が流れて車輌が走るのかを説明してくれた。

 なので、私だけでなく、嫁さんも一緒に真剣に聞いていた。それに元気を得たのか、川本氏の語りは次第に熱気をおびてきて、いつもの川本節が炸裂していった。嫁さんはもともとサークル交流仲間の一員として以前から川本氏とも面識があったため、質問も普通にしていたが、川本氏は全てに真面目に答えていて、いちいち細かく余計なほどの注釈を加えるのであった。

 

 続いて本棚に飾ってある上図のガルパン車輌も見せると、「ああ、これもNゲージやな。ガルパンの聖地巡礼の記念品なのか」と訊いてきた。まあ、そんなものだ、と答えると「これは飾るだけになるな。モーターが付いとらんから自力で走ることは出来ない」と説明してきた。

 川本氏の話によれば、このガルパンのラッピング車輌はNゲージにおいても1号車から4号車までが出ているそうで、それ以前に鹿島臨海鉄道の通常型が2両編成で旧塗装と新塗装の2種類のバージョンで出ている、そちらにはモーター付きの車輌が付くので自走も可能である、ということであった。

 

 続いて上図の車輌ケースを示すと、川本氏は驚いた表情になって、ケースと私の顔を何度も見比べていた。

「なんでホッさんが、グリーンマックスの近鉄16000系を持ってるわけ?・・・しかも昭和40年代の吉野線の花形特急をよ・・・、これ、俺たちの世代の近鉄のスターやったんで・・・」
「それぐらい知ってるよ・・・、何度か吉野行きのこれに乗ったもんな。・・・実は、ゆるキャン聖地巡礼一回目で大井川鐡道の利用やったときに、この実物に久し振りに乗ったんよ。で、千頭駅の売店でその模型が売ってたので、記念に買うたのよ」
「そうか、近鉄吉野特急の初期編成の譲渡分はまだ大井川鐡道で現役なのか。・・・・あれ、待てよ、最近に南海の6000系に置き換えるって話を聞いたけどなあ・・・」
「川さんは流石によく知ってるな、その通りなんや、南海の新型車輌を、6000系をこの前、新金谷駅の車両区で見てきたんよ。でもまだ営業運転には入ってない、言うてた。近鉄の16000系がまだ引退してなくて、そっちも新金谷駅の車両区で見てきた」
「なるほど、そういうことか」

「でもさ、最近は東急電鉄の7200系が走ってるんで、近鉄のは見ていない。もう本当に引退して廃車になっちまうのかなあ」
「それはしょうがねえやん、昭和41年から登場して生産された車輌なんで、俺らと同じで60代に近いんや。老朽化はとどめようがないからいずれは廃車になるんやで」
「でもさ、ゆるキャンに出てくる車輌なんで、せめてアニメ3期スタートまでは現役でいて欲しいなあ」
「難しいところやな。大井川鐡道さんにその気があるんなら、もう1編成を代わりに近鉄から譲渡して貰えればええんやないか・・・」
「え?もう1編成が近鉄にあるんか・・・?」
「俺の情報によれば、2両の編成は確かあと2本がまだ現役の筈。現時点ではたぶん古市検車区に配属されてると思うが、その前の廃車分は2013年に解体されとるから、ちょっと長くもってる感じやな。そろそろ廃車になるかもな。そしたらそれを大井川鐡道に譲渡して、今の編成と置き換えるという手がある。実現するか否かは別やけどな・・・」
「なるほど・・・」

 

 で、ケースを開いて中の近鉄16000系吉野特急の編成を楽しそうに眺め、「これもいいなあ、俺も買おうかな」と呟く川本氏であった。

 私自身は、昔の橿原神宮前駅や吉野駅で見た時の記憶よりも、大井川鐡道の聖地巡礼で乗った車輌、というイメージと思い出のほうが今では強くなっているので、この模型を見ても、まず思い出されるのが金谷駅や千頭駅の景色であった。そのことを話すと、川本氏は「そんならホッさん得意のプラモで、金谷駅や千頭駅を再現してさ、この近鉄特急走らせたら、ゆるキャンの聖地巡礼とかの雰囲気にひたれるんと違うか?」と笑いながら言った。

 あ、なるほどな、そういう楽しみ方もあるか、と気付いた。金谷駅は簡素な造りだから再現出来るだろうけれど、千頭駅は引き込み線や転車台や車両基地がある大規模な駅なので、再現は難しそうだな、と思った。それを察したかのように、川本氏が「千頭駅ってさあ、Nゲージで再現しようと思ったらどえらい金と手間と場所が要るのよなあ」とボヤキ気味に言った。

 そういえば、一昨日の満亭での夕食時にも、「大井川鐡道を仮にNゲージで楽しむとしたらさ、これものすごく大変なんやぞ、車輌をNゲージで揃えるのだけでもめっちゃ苦労する。いまはもう廃番になってて中古やネットオクでしか入手出来ひんものが殆どや。線路や駅ともなれば、それ以上の手間と費用がかかるんや。むしろ、天竜浜名湖鉄道のほうが楽かもしれん。車輌も3輌しかないから・・・」などと話していた川本氏であった。

 総じて、ゆるキャンに登場している大井川鐡道、天竜浜名湖鉄道の二路線は、いずれも鉄道マニアの最高ランクの聖地であり、鉄道模型のほうでもその世界観を再現して楽しむという選択肢があるという。天竜浜名湖鉄道のほうはNゲージでは車輌が2種類しかないので、すぐに揃えて楽しめるだろうが、大井川鐡道のほうは蒸気機関車や昭和の客車も多いため、なかなか一筋縄ではいかない、ということのようである。換言すれば、趣味としては長く深く楽しめる対象である、ということになるだろうか。

 私自身は、上図の近鉄16000系1編成をゆるキャンの聖地巡礼記念に買って飾っているだけだから、これを走らせるという発想すらも、今までは全く持ち合わせていなかったのである。  (続く)

 

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黒森峰女学園 キューベルワーゲン82型(フェイズエリカ仕様) 完成です!!

2023年06月17日 | ガルパン模型制作記

 塗装作業を行ないました。まずサーフェイサーを薄く吹き付けた後、車体色としてミスターカラー13番のニュートラルグレーを吹き付けました。史実のドイツ国防軍の車輌が大体この色ですが、ガルパンの黒森峰女学園チームの車輌の色はコミックにカラーページが無くて不明でした。それで、ドイツ軍のカラーをそのまま踏襲しているものと見なしておきました。

 

 車輪のタイヤ部分とハンドルはポスカの黒で塗りました。座席シートは42番のマガホニー、車外装備品のシャベルは28番の黒鉄色と43番のウッドブラウンで塗りました。

 

 車体後部に付く幌は、最初は車体色と同じにする積りでしたが、考え直してガイドの指示通りにあるカーキで塗ることにしました。しかしカーキが手元に無かったので、似た色調の132番土草色で塗りました。

 

 操縦席のパネル類はポスカの黒、シルバー、グレーなどで塗り分けました。シフトレバー、サイドブレーキはポスカの黒で塗りました。

 

 前後の座席パーツを組み付けました。

 

 ハンドルを取り付けました。

 

 前面の予備タイヤ、左右の4枚のドア、中央の手摺、左側前方のシャベル、フロントウインドウのガラス部分を組み付けました。

 

 最後に前後の車輪を取り付け、つや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。校章マークは作中車に見えませんので、貼りませんでした。

 

 かくして、黒森峰女学園チームのキューベルワーゲン82型がコミック「フェイズエリカ」仕様にて完成しました。製作日数は、2022年11月25日から28日までの4日でした。組み立てに2日、塗装および塗装後の組み立てに1日かかりましたが、組むのも簡単なタミヤキットですので、一気に作れば半日ほどで仕上げられると思います。

 ガルパンの作中車は、ほぼ実車準拠のようで、キットとも相違はないので、ストレート組みで製作しました。車体色はコミック「フェイズエリカ」の作中車ということで、アニメ本編の劇中車がまとうサンドイエローやゲルブ系列のカラーとは別にしました。
 作中車のカラーは不明ですので、ドイツ国防軍のキューベルワーゲン82型の多くが使用していたグレー系のカラーとしました。「フェイズエリカ」の作中車は、全てグレー系統で塗装していますので、今回の作例もそれに倣いました。

 

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ゆるキャン△の聖地を行く31 その6  富士川クラフトパークへ

2023年06月16日 | ゆるキャン△

 2023年春の山梨聖地巡礼の二日目、3月20日の朝は天気予報通りの快晴でした。原作コミック第13巻および14巻に登場する幾つかのスポットをレンタカーで回る重要な聖地巡礼ミッションですから、朝食もきちんといただいてしっかりとエネルギー充填を心がけました。

 

 宿を8時50分に出発、歩いて3分ぐらいのところにある、いつも利用しているタイムズレンタカー甲府駅前店に行きました。山梨県エリアでのゆるキャン聖地巡礼でレンタカーを使う場合は必ず利用しています。と言うか、山梨県内にあるタイムズの直営店舗は甲府駅店しかありません。

 タイムズを9時前に出発、いつもの県道5号線バイパスで甲府盆地の西へ向かい、釜無川を渡り、白根インターから中部横断自動車道に入って南下しました。この日はとにかく時間が貴重でしたので、最初の目的地がある身延町エリアへは高速道路を利用して一気に移動しました。上図は下部温泉早川インターから下の県道9号線に降りたところです。右手奥に、走って来た中部横断自動車道の高架が見えました。

 

 波高島トンネルの西詰で国道300号線本栖みちへ左折、そのまま富山橋を渡りました。上図は富山橋からの富士川です。

 

 そして富山橋の前方、西の方角、前を行くダンプカーの上あたりに見える低丘陵が、最初の目的地でありました。この数分後には上沢の交差点を直進して、すぐに左へ入って登ってゆきました。

 

 今回利用したレンタカーは、スズキのスイフトでした。運転時の感覚が、私の4台目の愛車だったトヨタのヴィッツとよく似た感じでしたので、なかなかにドライブを楽しめました。

 

 最初の目的地は、上図の富士川クラフトパークでした。原作コミック第13巻73話の舞台、斉藤恵那と瑞浪絵真が初めて出会った場所です。
 以前にもゆるキャンのスタンプラリーか何かのイベントでここもスタンプポイントになったと聞きましたが、私自身は今回が初めての訪問でした。

 

 公園の規模は53ヘクタールもあるそうで、東京ドーム約11個分の広さを持ちます。山梨県はもとより、全国でも屈指の広大な自然公園です。ゆるキャンの聖地は中央部の「道の駅みのぶ」と東側園地の東側、上図の案内マップの左下にみえる「大花壇」の下の範囲にあたります。

 公園の駐車場は数ヶ所にありますが、私がレンタカーを停めたのは、上図下の一番広い方形の大駐車場の北側でした。そこからだと最短距離で聖地スポットを回ってすぐに戻って来られるからです。

 

 早速行動を開始、駐車場からエントランス階段を登りました。上図左手に見える建物は公園管理事務所です。

 

 エントランス階段を登り切って、右の園路に進んでやや回り込むと、上図の「道の駅みのぶ」のレストラン棟の前に出ました。この建物が、原作コミック第13巻99ページ5コマ目に出ています。中津川メイが瑞浪絵真と居場所を問い合せるメールをやり取りしたシーンの直後のコマに出ますので、おそらくメイがこの建物の横を通ったのでしょう。

 

 私自身は、中津川メイの移動ルートから少し寄り道をして西へ行き、「道の駅みのぶ」の関連施設である上図の「富士川観光センター」に寄って、現地の観光資料類や地図、ゆるキャン聖地巡礼に役立ちそうな資料を幾つか貰ってきました。

 

 「富士川観光センター」内には、初期の志摩リンビーノのパネルもありました。2019年のスタンプラリーイベントの際のパネルのようですが、スタンプ設置箇所もここだったのかもしれません。  (続く)

 

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