2021年11月27日、土曜日の朝は快晴、前の晩から泊まっていた上図のホテルくれたけイン掛川を7時に出発しました。5月上旬、7月下旬に続いて三度目のゆるキャン大井川鉄道エリア聖地巡礼のスタートでした。
計画は9月から練ったのですが、土日の2日間が雲量ゼロに近い快晴であること、を実施の前提条件としたため、9月も10月も悪天候続きで見送り、11月に入っても土日がなかなか晴れず、半ば諦めかけていました。しかし、ラストの27、28日がやっと快晴の予報となったので、救われたような思いで26日の退勤後に新幹線で掛川へと向かったのでした。
掛川には、二度の天浜線ゆるキャンラッピング車輌での巡礼時にも泊まっており、7月下旬の前回のゆるキャン大井川鉄道エリア聖地巡礼でも泊まっているので、宿も上図のJR掛川駅もすっかり馴染みになっていました。
掛川駅で7時6分発の沼津行き普通列車に乗り、14分後の7時20分に上図の金谷駅で降りました。大井川鉄道へは、過去に藤枝からも一度行きましたが、新幹線の停車駅がある掛川のほうが何かと便利です。
JR金谷駅の隣にある大井川鉄道の金谷駅です。ゆるキャン原作コミック第10巻114ページ1コマ目では「奥静大井川線金谷駅」となっていますが、駅舎の外観はそのまま描かれます。3期のアニメ化が実現すれば、ストーリーの流れからいっても大井川キャンプ編は必ず出ますから、この可愛らしい駅舎も登場することでしょう。
今回の聖地巡礼は1泊2日の行程にて大井川鉄道エリアのゆるキャン聖地未訪地域を二ヶ所回る計画でした。1日目の27日は井川地域とし、上図の井川駅までアプト式鉄道で行って、志摩リンと土岐綾乃がバイクで巡った井川ダムなどの聖地ポイントを歩き回る、という予定でした。それで、27日のレポートは井川編として綴ります。
とりあえず、金谷駅の駅名標を記念撮影。
ついでに記念の自撮り。やっと三度目の大井川エリア聖地巡礼に行けるのだ、と嬉しくてたまらないホシノでした。本当はキリッとした表情で撮りたいのですが、どうしても笑ってしまうのでした。ゆるキャン聖地巡礼に行くと、いつもこんな感じになっていますね・・・。
今回の千頭行きの普通列車は、初めて見る旧東急電鉄の7200系でした。過去の二度の大井川鉄道行きでは全然見かけなかった車輌です。旧近鉄、旧南海の車輌に比べると新しい雰囲気がありますが、昭和43年(1968)製造なので、旧近鉄の車輌とあまり変わらない古さです。
ともあれ、これで大井川鉄道本線の3種類の普通列車を、全て乗ったことになります。
今回の切符は、御覧のとおり2日間の周遊きっぷでした。27、28の二日とも大井川鉄道を利用するからでした。
はじめの計画案では、27日の宿を千頭か寸又峡温泉にてとる計画でしたが、コロナ感染沈静化および感染者数の減少にともなう観光需要の回復によって宿はどこも満員となって取れませんでした。そこで次善の策として掛川のくれたけインに連泊することにして、二日とも金谷から千頭までの本線を移動する形となりました。
ですが、結果的にはそれで良かったのでした。その理由は後に述べます。
快晴の大井川沿いの列車の旅は、三度目となった今回も心地よく楽しめました。もともと、こういう地方鉄道の旅が大好きなのです。山奥へ深く分け入ってゆくような鉄道路線の旅は、とくにワクワクします。次第に深くなってゆく秘境感が味わえるからです。
5月上旬の一回目の聖地巡礼のラストで立ち寄った塩郷の吊橋を車窓から撮りました。あの吊橋を往復したのがもう半年前のことなのか、と月日の過ぎゆく速さに改めて驚かされたことでした。 (続く)