気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く22 その8  井川ビジターセンター

2021年12月20日 | ゆるキャン△

 井川大橋での滞在タイムは残り2分を切りました。名残惜しい気持ちがこみあげてきましたが、聖地はどこでも同じような感慨をともなうものです。明日も横を通るので、これでお別れというわけではなかったのでした。

 

 バス停に戻る途中で、一度振り返って橋を見ました。

 

 バス停に戻る途中で、道路わきに上図の標識看板を見ました。今日のコースは左の井川本村へ向かいますが、明日は右の田代、畑薙へと向かう予定でした。

 

 バス停に戻って上図の路線図を確認していると、バスがやってきました。きっかり11時51分でした。行きのバスから言付かってきたようで、運転手さんが挨拶してきました。会釈して乗りこみ、井川ビジターセンターまで行きました。

 

 12時4分に井川ビジターセンターのバス停に着きました。運賃200円を支払って運転手さんにお礼を言い、降りました。バスは上下とも上図のような9人乗りのワゴンカーにて運行されています。
 いわゆる地域のコミュニティバスですが、地元民の利用も少ないそうで、むしろ観光客の利用数が多かったりするのだそうです。井川まで鉄道でやってくる観光客にとっては唯一の公共交通機関なので、井川エリアの周遊散策のショートカットや井川湖遊覧船への移動手段に利用すれば便利だと思います。奥静の観光情報は、こういうバスの案内すらも宣伝していませんので、現地へ行って初めて知る事柄が色々とあります。

 

 井川地域の観光情報発信拠点とされる、井川ビジターセンターです。一帯は南アルプスユネスコエコパークに指定されているそうで、その案内拠点としてのビジターセンターであるようです。
 この施設は、外観はゆるキャン原作コミックには登場しませんが、教会の尖塔のような形の展望所からの眺めが、第11巻29ページ1コマ目に描かれています。

 

 さっそく展望所に登りました。奥に井川湖の湖面が輝くこの眺めが、第11巻29ページ1コマ目にそのまま描かれています。これを見ないで通り過ぎるわけにはいかなかったのでした。

 

 コミックのコマの描写範囲は広角レンズで撮ったようなワイドビューですので、右側にカメラをずらして井川本村の町並みも撮りました。志摩リンと土岐綾乃も眺めたであろう、そのまんまの景色でした。

 

 展望所から一階に降りて、井川地域の情報や観光案内の展示などを見ました。多くのパネルによって井川地域や井川湖の歴史、地域の暮らしや民俗の紹介がなされていました。

 

 エントランスは観光案内コーナーおよび特産品コーナーになっていました。井川地区の地図や散策マップ、登山関連情報類は、ここで初めて見る物もあったので、資料用として色々いただいてまいりました。井川地域の案内資料ですから、井川地域のここに置くよりは、大井川鉄道の観光案内所や千頭駅前の観光案内所に置いたほうが良いのではないかな、と思いました。

 そもそも、奥静の観光情報そのものが、他県からの観光客にとってはゼロに等しい状態です。ネットで探して見ても観光客や登山客のレポートが殆どですが、実はそちらのほうが実見し体験した内容を述べていて詳しい情報群になっている感がありました。
 そういえば、事前に千頭駅前の奥大井観光案内所に井川、畑薙の情報を問い合わせても「地図も資料もありません」との素っ気ない返事だけがかえってきました。要するに観光行政側にやる気がまったく感じられないのでした。だから明日の畑薙へのコースに関しては、依然として地図も案内情報も全く得られないままでした。こんなことで大丈夫なのか、と不思議にも思いました。

 

 大井川鉄道の井川駅までは相当数の観光客が居たのですが、ここ井川本村エリアはコロナ禍の観光客激減状態がずっと続いているような感じで、見物客は私の他には誰も居ませんでした。のみならず、ビジターセンターの係員も不在であったようで、広い展示室も案内コーナーも静まり返っていました。山奥のこの地域に観光客が戻ってくるまでには、まだ日数がかかるのでしょうか。  (続く)

 

コメント
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