気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

新潟ビゲン高校 ランズベルクL-60軽戦車 作ります!! その5

2024年07月19日 | ガルパン模型制作記

 砲塔の改造の続きです。砲塔後部の拡張部分を除去すべく、ニッパーで切り取ってヤスリで形を整えていきました。

 

 砲塔前部の張り出しは、形状が異なるので、実車の画像などを参考にして改造します。

 

 張り出しの上面を上図のようにカットしました。

 

 カットした部分にプラ板を張ってL-60の初期型砲塔の形状に合わせました。

 

 砲塔後面は、熱をあてて曲げ加工したプラ板をあてて円形に整え、薬莢排出口の穴をあけました。

 

 砲塔上面の工作の状況です。プラパイプで機銃架を作り、プラ板でハッチとハッチの枠を作り、ジャンクパーツで跳弾板とペリスコープと砲塔背面のフックを作りました。

 

 改造が完了しました。なんとかL-60の初期型砲塔に近づけることが出来ました。

 

 反対側からの姿。

 

 上面の様子。ハッチは開閉自在にしようかと迷いましたが、接着固定しました。

 

 武装は、主武装がマドセン20ミリ機関砲、副武装が7.92ミリマドセン機関銃ですが、トルディⅠでは副武装が34/37A 8 ミリ機関銃に換装されているため、副武装のC1の代わりにジャンクから形状の似た7ミリ機銃のパーツをもってきて取り付けました。

 

 ちなみにL-60のスウェーデン陸軍向けの量産型つまりL-60sは、主武装がボフォース37ミリ戦車砲に強化されているので、今回のL-60aタイプとは容易に識別出来ます。

 

 この初期型砲塔と武装のL-60軽戦車をもって、新潟ビゲン高校チームは試合にのぞんでいたわけですね。  (続く)

 

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新潟ビゲン高校 ランズベルクL-60軽戦車 作ります!! その4

2024年07月15日 | ガルパン模型制作記

 ステップ11では、車体上部の各部品を取り付けて、上下の車体を貼り合わせます。作中車は今回のキットの車体とほぼ同じ姿に描かれますので、ここでもガイドの組み立て指示に沿って進めます。追加工作として、車体前面に薄い装甲板を張ります。

 

 ステップ11で取り付けるパーツ類です。エッチングパーツのライトカバーは、実際のL-60には付いていませんが、作中車には付いているので、ガイドの指示にしたがって組み付けます。

 

 組み上がりました。

 

 続いて、上下の車体を貼り合わせます。

 

 ホビーボスの製品はパーツの合いが良く、今回も綺麗に合わさりました。

 

 追加工作にとりかかります。車体前面右側の方形のグリル跡を塞ぎます。

 

 御覧のように実車でも車体前面右側の方形のグリルは無く、薄い鉄板が張られています。完全な方形ではなく、前照灯の下にも続く不整形の鉄板になっています。

 なお、車体前端に上向きの牽引ホールドが見えますが、作中車にもあるかは不明で、第二次大戦中のL-60の写真を見ると今回のキットと同じ形式の牽引フックになっている例が多いです。

 

 実車の画像を参考にしてプラ板を上図のようにカットして貼りました。

 

 これで車体部分の組み立てと追加工作の全てが完了しました。

 

 次は砲塔の製作になります。組み立てガイドの図はトルディⅠの砲塔の図になっていますのでここでは不要とし、作中車の砲塔に該当する、上図のL-60の初期型砲塔の画像をネットで探し出しまして、参考にしました。

 

 このように、砲塔のパーツは形状からして異なりますので、パーツごとに改造が必要です。トルディⅠの砲塔はL-60の砲塔の前後を拡張したタイプですので、その拡張部分をカットして元の形状に戻すことになります。

 

 砲塔底部のA32の後方の拡張部分をカットし、元の円形に直しました。

 

 元の円形に直したA32を砲塔パーツにかぶせて仮組みしました。A32の円形のラインに沿って砲塔パーツの拡張部分をカットし、元の丸い砲塔に直します。  (続く)

 

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新潟ビゲン高校 ランズベルクL-60軽戦車 作ります!! その3

2024年07月11日 | ガルパン模型制作記

 ステップ7では背面部と履帯を組み付けます。私の製作では、履帯は塗装後に取り付けますので、ここではステップ7の工程は飛ばします。
 ステップ8では、上部車体に内側から取り付けるパーツを5個つけます。そのうち、前面につけるC2は作中車でも実車でも無く、そのあたりは鉄板で覆われていますので、一応、裏返しで付けて前面装甲上にて出っ張らないようにしました。

 

 ステップ7の背面部を取り付けた状態です。

 

 ステップ8に進みました。

 

 前面につけるC2だけを裏返して取り付けました。またA2は作中車では描写がなされているシーンが見当たらず、実車にも見えないので、取り付けないでおきました。

 

 ステップ9では上部車体と左右のフェンダーを組み立てます。フェンダーのステーはエッチングパーツになっており、ガイド図ではL字形に折り曲げて付ける指示がありますが、実車ではフェンダー天面部にのみ付いていて、車体側面部には付いていません。それで、エッチングパーツは全てプラ板に置き換えます。前端のPE20だけが2本並んだ形状ですが、これも1本に直してプラ板で貼り付けます。

 さらにL-60の初期形状に戻して合わせるため、操縦手ボックスの張り出しの左側を縮めます。今回のキットのトルディは、L-60の操縦手ボックスを拡大した改修型であるからです。この操縦手ボックスの張り出しの形状は、作中車では把握出来ていなかったためか、曖昧に描かれてトルディの拡大された状態に近いように見えます。

 

 ステップ9で組み合わせる上部車体と左右のフェンダーA1、A12です。2本の白い棒板は、ステーのエッチングパーツを置き換えるプラ板です。あらかじめエッチングパーツの幅に合わせてカットしてあります。

 

 

 組み上がりました。ステーのエッチングパーツを全てプラ板に置き換えました。実車もこの形状です。

 

 続いて、L-60の初期形状に戻して合わせるため、上図の操縦手ボックスの張り出しの左側を縮めます。今回のキットのトルディは、L-60の操縦手ボックスを拡大した改修型であるので、それを改修前の元の形状に戻すわけです。

 

 カットしてプラ板で貼り直して、L-60の操縦手ボックスの形状に仕上げました。

 

 ステップ10では、車体上部各所の部品を取り付けます。操縦手ハッチのA17はさきの改造に合わせて小さく直します。

 

 ステップ10で取り付ける車体上部各所のパーツ類です。

 

 操縦手ハッチのA17以外を組み付けました。

 

 操縦手ハッチのA17です。

 

 操縦手ハッチのA17は、さきに改造した操縦手ボックスの形状に合わせてカットして作り直します。

 

 ハッチも縮めて合わせました。これで操縦手ボックスの改造が完了しました。  (続く)

 

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新潟ビゲン高校 ランズベルクL-60軽戦車 作ります!! その2

2024年07月07日 | ガルパン模型制作記

 ステップ3では、引き続き足回りなどを組み立てます。今回の製作では作中車にあわせて改造するのは砲塔部分だけですので、足回りはそのままストレート組み、車体上部の各所に若干の追加工作を行ないます。ここでは組み立てガイドの指示通りに進めます。

 

 ステップ3の工程は3段階に分かれています。上図は1段階で取り付けるパーツ類です。

 

 組み付けました。

 

 続いて2段階で取り付けるパーツ類です。上部転輪が片側2個含まれます。アイルランド陸軍に現存する実車を見ますと上部転輪は鋼製のようでゴム部が見えません。
 作中車の描写では、上部転輪が鋼製かどうかは分かりにくいですが、実車同様と思われます。それで塗装は車体とセットで行えばよいので、ここで組み付けます。

 

 組み上がりました。

 

 3段階で取り付けるパーツ類です。以前にStrv m40L軽戦車を製作した際にも苦労したサスペンションアームB12が含まれます。ホビーボス製品の常で、細かいパーツの取り付け位置がよく分からなかったりしますが、このB12もガイド図をみる限りでは水平に付けるのか、少し斜めに下ろすのかが分かりにくいです。しかも細いので、取り付け時に僅かにズレると、車輪の取り付け部分が綺麗に一直線に揃いません。

 以前にStrv m40L軽戦車を製作した際は、少し斜めに下ろす形で取り付け、車輪の取り付け部分が綺麗に一直線に揃うように定規をあてて調整しましたので、今回も同じ段取りで進めました。が、10個のB12が全て同じ状態ではなく、なかには僅かに反ったり、曲がったりしているパーツもあったので、今回もそれらを修正する作業に追われました。

 

 なんとか組み上がりました。車輪の軸部を綺麗に揃えないと、車輪の並びも揃いませんし、連結式履帯の組み付けもうまくいかなくなりますので、この工程は重要でした。

 なぜここまで丁寧に作業したかというと、今回のキットの連結式履帯は華奢で壊れやすいからです。前にStrv m40L軽戦車を製作した時も、組み立て後に履帯が何度かボロボロと崩れたり外れたりして、その都度修理をしたからです。

 

 ステップ4では車輪類を組み付けます。転輪は塗装後に取り付けます。
 ステップ5では履帯を組みます。個人的にはいつまで経っても慣れない難しい作業で、とにかく苦手ですが、今回のはガルパン車輌キットのなかでも華奢で壊れやすい部類に属するので、真剣に取り組みます。
 ステップ6では、背面部の排気管を組み立てます。

 

 ステップ4の車輪類の組み付けが終わった状態です。起動輪と誘導輪は組み付けましたが、転輪は塗装後に取り付けますので、ここでは仮組みでした。

 

 ステップ5、最も難しい履帯の組み立てに進みました。丁寧に根気よく、般若心経を唱えて無心無我の境地に精神を落ち着かせつつ、少しずつ組み、壊れたりしないかチェックしながら進めました。向かいのテーブルでガンプラを作っていた嫁さんは、笑いを堪えるのに必死だったそうです。

 

 約1時間の苦行苦闘の末、なんとか悟りを開き・・・いや、履帯を上図のように組み上げました。塗装後に車輪に組み付けるので、3分割で仕上げました。
 これでだいぶ楽になったぞ、と一瞬思いましたが、実際にはまだ砲塔の改造を控えていましたから、気分的に楽になったのは一時のみでした。

 

 ステップ6で組み立てる、背面部の排気管のパーツ類です。

 

 組み上がりました。  (続く)

 

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新潟ビゲン高校 ランズベルクL-60軽戦車 作ります!! その1

2024年07月03日 | ガルパン模型制作記

 私のガルパン車輌プラモデル製作は、アニメだけでなくコミック版にも登場する戦車を対象にしています。数の上ではコミック版の登場車輛のほうが多彩で数も多いため、2023年度においても幾つか作っていました。その1輌が上図の「リボンの武者」に出ていた新潟ビゲン高校チームの戦車でした。

 この戦車のことは、2019年秋に同チームのStrv m40L軽戦車を製作した際、スウェーデンのアーセナル軍事博物館と質疑応答を交わして親切丁寧な御指導をいただいた折に、上図の画像を送って問い合わせたのに対して「It is L-60, a prototype of Strv m/38, code L-60a.(これはL-60で、Strv m/38のプロトタイプであり、コードはL-60aである。)」と説明いただいたため、Strv m40L軽戦車の製作記事の1項目にて「Strv m38軽戦車」として紹介していました。

 ですが、当時はその後に続いた説明文「The L-60a has the same specifications as the L-60, but was delivered to the Irish Army, so it has an a in the code.」をあまり重視していませんでした。和訳すれば「L-60aは仕様がL-60と同じで、アイルランド陸軍向けに納品したので、コードにaを付けています。」となりますが、後日にそれを読み返して、あれ、Strv m38軽戦車の初期形態はL-60と同じなのか、と気付きました。

 つまり、Strv m38軽戦車はスウェーデン本国での分類ではアイルランド陸軍向けのL-60aから始まっており、スウェーデン陸軍向けに生産された分は砲塔が大型化するなどの改造が施されてL-60sのコードがあてられています。そしてL-60aはL-60と仕様が同じであるので、上図の描画の戦車はL-60つまりスウェーデン・ランズベルク社の開発した軽戦車の1934年型と同じである、ということになります。


 上図は、アーセナル軍事博物館からの説明文に添えられていた画像です。L-60の最初のモデルであり、車体前面にL601の車番が見えるので、1935年にアイルランド陸軍に納入されたL-60a二両の1号車と分かります。

 これが、リボンの武者の作中車のモデルであり、実物は現在もアイルランド・ダブリンの国立博物館の分館であるコリンズ・バラックに展示されている、ということです。

 

 これがアイルランドに現存しているL-60です。アーセナル軍事博物館の説明では、アイルランド陸軍向けに納品した車輌としてL-60aのコードを付けていますが、仕様に変化はありません。近年にレストアされて動態保存されているそうで、イベントや軍事パレードなどに出ているそうです。

 

 つまりはランズベルク社のL-60軽戦車そのものであるわけですが、それが「リボンの武者」にて新潟ビゲン高校チームの保有車輌の一種としてStrv m40L軽戦車とともに描かれています。それで、Strv m40L軽戦車を苦労して製作した後で、いずれはこの車輌も作ろうか、と考えました。

 

 ですが、唯一のベースキットとなる上図のホビーボスのハンガリーの38MトルディⅠ型(A20)のキットを入手出来たのは、それから3年後の2022年の冬でした。しばらく間があいてしまったのに加えて、その頃には最終章シリーズの登場車輌の製作に注力していたこともあって、L-60軽戦車の製作は後回しとなりました。

 そうして2023年9月に、ようやく上図のキットの箱を開けたわけでした。

 

 中身です。Strv m40L軽戦車の製作時にも同じキットをベースとして使いましたので、今回もほぼ同じ工程で進めることになりましたが、今回は原形のL-60に戻す形となるので、車体や足回りはほぼそのままで改造は操縦席ハッチ部のみ、砲塔もL-60の初期形態に戻す、という流れになりました。
 なので、作業工程そのものも、あちこちを改造しまくったStrv m40L軽戦車の時よりは、はるかに楽だろう、と思いました。

 

 今回のキットの組み立てガイドと塗装見本図です。作中車はカラー図がありませんので、車体色などは不明です。それで思い切って現存するアイルランド陸軍車輛のカラーでいってみよう、と思いつきました。ブルーグレー系統のカラーの車輛はガルパンではあまり無く、聖グロリアーナ女学院チームのクルセイダーぐらいしか思いつかないからです。

 

 ステップ1では車輪類を組み立てます。ステップ2では下部車体を組み立てます。キットの38MトルディⅠ型(A20)はL-60の車体と足回りをほぼそのまま踏襲しており、操縦席ハッチ部のみを外側に拡張しただけですので、大体はガイドの指示通りに組み立ててゆきます。

 

 ステップ1で組み立てる車輪類のパーツです。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ2で組み立てる下部車体のパーツ類です。

 組み上がりました。  (続く)

 

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聖グロリアーナ女学院 クルセイダーMk.Ⅲ(3輌目)を作りました

2024年06月30日 | ガルパン模型制作記

 2023年の5月に、聖グロリアーナ女学院チームのクルセイダーMk.Ⅲを続けて3輌製作しました。ローズヒップの1号車をボーダーモデルのキットで、クランベリーの2号車をタミヤのキットで作りました。そして今回のピーチの3号車を、上図のイタレリの古いキットで作りました。

 

 仕上がった状態です。今回のイタレリキットでの製作は、砲塔のライトの位置調整をのぞいてストレート組みとしました。ボーダーモデルのキットを劇中車仕様に可能な限り近づけ、タミヤのキットを目立つ箇所のみ劇中車に合わせる方針で作りましたので、それらとの比較検証の観点から、キット素組みの出来栄えがどのようになるかを試してみた形です。

 そのため、劇中車仕様との差異、主な相違点がよく捉えられるようになり、3両を並べても容易に見分けがつきます。

 

 主な相違点は三つ挙げられます。劇中車仕様に仕上げるにあたっては優先的に改修すべき三つのポイントでもありますが、その一つは、上図の予備履帯の有無です。イタレリのキットをストレートに組むとこのように予備履帯が装備されますが、劇中車は予備履帯を装備しないので、その4本の留め棒だけが見える状態になっています。

 

 相違点の二つ目は、砲塔天板前面のベンチレーターの位置です。実車と同じく上図の位置にあり、これはボーダーモデルやタミヤのキットでも同じですが、劇中車は中央寄りの位置にあって、パッと見た感じでは中央にあるようにも見えてしまいます。最も目立つ劇中車仕様のポイントでもあり、元の位置にある場合と見比べると印象がかなり異なります。

 

 相違点の三つ目は、後部左右のボックスのハッチの向きです。実車もキットもこのように左右のハッチの向きが逆になりますが、劇中車は向きを揃えていますので、モールドを削ったりプラ板を貼ったりするなどの改造が必要になります。今回のイタレリのキットはストレート組みですので、上図のハッチの状況もそのままで、実車準拠です。

 

 さらに細かい箇所で色々と劇中車特有の形がみられますが、今回のイタレリのストレート組みの姿と比較すれば、さほどに目立たないのも事実です。上図のような仕上がりですが、それで充分にガルパンの車輛の雰囲気が味わえます。

 なので、ほぼ劇中車仕様に合わせてあちこち改造したボーダーモデルのキットと並べてみても、全体の雰囲気にはあまり変化が感じられないな、という感想にまとまってしまいます。それほどに、キットとしての出来がもともと良い製品であるのだな、と再認識させられました。

 

 ストレート組みの状態も、御覧のようになかなかの雰囲気です。手直ししたのは砲塔のライトの取り付け位置だけで、これだけは調整しないと横に校章マークのデカールが貼れません。
 なお、実際のカラーはもっとグレー風味ですが、撮影時のライティングの関係で全体的に青っぽくなってしまいました。

 

 こちらが実際のカラーで写っています。メインライトの位置を高めにして、サプライトをそのやや手前から当てることによって、背景の青色の影響をおさえて車輛を浮かび上がらせてみた結果です。アニメの劇中車は場面によって青味が増した感じになっていますが、あれは陰になっている部分を濃く表した結果であろう、と思います。

 以上で、聖グロリアーナ女学院チームのクルセイダー3号車(ピーチ車)がキットのストレート組みにて完成しました。製作期間は2023年5月28日から5月30日までの3日で、組み立てに2日、塗装および塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。

 今回の製作は、ボーダーモデル、タミヤ、イタレリの3つのキットを比較検証のために連続で製作したうちの3番目にあたり、基本的にストレート組みで作りました。デカールの貼り位置の関係で、砲塔の前照灯の位置変更だけを施しました。

 キットはイタレリの古い製品で、パーツが一部欠けていたため、タミヤカスタマーよりパーツを取り寄せましたが、下部車体パーツ以外の全てのパーツがパッケージされているイタレリ製品のままで届いたため、もともと段差があって修正が必要だったフェンダーのパーツも改修後のそれを使うことになり、結果的にはタミヤのキットを作ったのとほぼ変わらない仕上がりとなりました。パーツの合いも上々で、普通に組み立てても綺麗に仕上がります。ガルパンのクルセイダーの適応キットとしてもおすすめです。

 

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黒森峰女学園 パンターG型(3輌目) 完成です!!

2024年06月29日 | ガルパン模型制作記

 ステップ10では、砲塔を組み立てます。砲塔本体のB30の溶接痕を埋めて消すほかは、ガイドの指示通りに進めます。

 

 ステップ10にて組み立てる砲塔のパーツ類です。砲塔本体のB30の溶接痕はパテで埋めて消しました。

 

 ステップ9で組み立てておいた砲身を合わせて、組み上がりました。

 

 ラストのステップ11ではトラベリングロックを組み、車体の上下を合わせて砲塔をセットします。

 

 ステップ11で組み立てるトラベリングロックのパーツ類です。

 

 組み上がりました。トラベリングロックは可動するようにしましたが、劇中では使用しているシーンがありませんので、上図のように倒して収納状態にセットしました。

 

 以上で塗装前の組み立てが完了しました。

 

 塗装にとりかかりました。薄くサーフェイサーを吹き付けておいてから、車体色はミスターカラーの39番ダークイエロー、履帯は28番黒鉄色で塗りました。

 

 転輪のゴム部分はポスカ黒で塗りました。

 

 転輪を全て取り付け、ベルト式履帯をはめ込みました。

 

 車体側面の車外装備品類も塗装して取り付けました。金属部分は28番の黒鉄色、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。パール、ハンマー等の装備状況は劇中車に合わせて位置などを調整しました。

 

 車体右側面の前部の車外装備品の取り付け状況です。ジャッキ台は留め帯の形状を劇中車に合わせています。

 

 前部の機銃は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 背面部のジャッキの取り付け状況です。ジャッキは28番の黒鉄色で塗りました。

 

 車体左側面後方の予備履帯です。これは左右対称の位置にあります。

 

 車体左側面の前部の車外装備品の取り付け状況です。

 

 校章マークは砲塔左右側面につきます。モデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー デカールVol.5」より適当なサイズのものを2枚選んで貼りました。

 

 以上で塗装後の組み立てとデカール貼りが終わりました。

 

 カッコイイですね。個人的に一番好きな戦車ですので、出来れば10輌ぐらいは揃えたいです。各メーカーのキットを買い集めてなるべく仕様を統一してみる、というのも面白そうです。

 

 かくして、黒森峰女学園チームのパンターG型(3輌目)が完成しました。製作期間は2023年6月7日から6月15日までで、組み立てに6日、塗装に1日、塗装後の組み立てに1日かかりました。

 今回はプラッツの公式キットを使用しましたが、中身はドラゴンの製品でした。劇中車はほぼ実車準拠で、テレビシリーズから最終章に至るまで仕様に変化がありませんので、ドラゴンのキットであれば、ストレート組みでもそれらしく仕上がります。最近に発売されたタコムやライフィールドモデル、ホビーボス等のキット群よりはパーツ割が少なくて、一体成型のパーツも割合に多いので、取り扱い易さという点ではタミヤ製品とほぼ変わらないと思います。

 ガルパン仕様への追加工作も、溶接痕を埋める、車外装備品の細部の変更と取り付け位置の調整、ぐらいで済みます。初心者クラスにも安心しておすすめ出来る適応キットの一つに数えて良い、と思います。

 

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戦車道連盟 M29ウィーゼル 完成です !!

2024年06月26日 | ガルパン模型制作記

 塗装を行いました。劇中車の車体色は米軍の標準であるオリーブドラブであるようですので、手元にあったミスターカラー38番のオリーブドラブ2で吹き付けました。劇中車はインテリアも同色なので、追加工作した踏板をポスカの茶色で塗ったほかは、細かい塗分けは不要と判断しました。

 

 フロントウインドーの枠は筆で塗りました。

 

 履帯は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 運転席の計器類をポスカの白や黒などで塗りました。ペン先が丸いので、チョンと付けるだけで丸く塗れて楽でした。

 

 劇中車に合わせて追加工作したバックミラーは、8番のシルバーで塗りました。

 

 背面に取り付けるスコップと斧は、金属部分を28番の黒鉄色で、木製部分を43番のウッドブラウンで塗りました。ワイパーはエッチングパーツなのでメタルプライマーを塗ってから38番のオリーブドラブ2で塗りました。

 

 スコップと斧を背面に取り付けました。劇中車は背面の様子が不明であるため、キットのガイド指示に合わせました。

 

 ワイパーは、劇中車の仕様に合わせて取り付け位置を中央にしました。

 

 フロントウインドーのパーツを車体に組み付けました。

 

 戦車道連盟の所属車ですので、上図のように該当のマークが車体左右側面中央に付きます。デカールはモデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー デカールVol.4」より小サイズのものを選んで貼りました。上図は左側面です。

 

 続いて右側面にも貼りました。

 

 以上で、塗装後の組み立てとデカール貼り付けを終えました。

 

 劇中車は斜め前からの俯瞰シーンしかありませんので、例えば上図のような、背面部の様子がわかる斜め後ろからのアングルなどは見られません。見られない部分はキットのガイド指示に従って作りましたので、米軍の車輛の姿になっています。

 

 側面観です。雪上車として開発され、坂も楽に登れるように足回りの前部が低く造られています。

 

 斜め後ろからの図。写真で見ると大きなサイズの車輌に見えますが、実際にはドイツのⅠ号戦車より小さく、日本の九五式小型乗用車よりも小さいです。パーツがみんな細かくて、足回りやインテリアの組み立てには相当の手間がかかりました。

 

 劇中では見られない、右側の斜め前からの図です。

 

 以上で、戦車道連盟のM29ウィーゼルが最終章仕様にて完成しました。製作期間は2023年12月15日から12月23日までで、組み立てに7日、塗装および塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。

 キットは現時点で唯一であるタコムの製品を利用しました。タコムのキットはパーツの合いが良いので、組み立てそのものには不安はありませんでしたが、小型車輌のゆえにパーツが細かく、かなり分割されているので、それらを形にするのに手間取りました。
 また、足回りの軸部が細くて華奢なため、強度を付けるべく瞬間接着剤を用い、いつもなら塗装後に巻き付ける履帯パーツも最初から組み付ける方法を採りました。劇中車仕様に合わせての数ヶ所の追加工作よりも、足回りの組み立てのほうが大変だったと思います。

 多様な車輌が登場しているガルパンでは初の雪上車です。キットもタコムの品のみです。小さくてパーツが細かいので難度はやや高めですが、唯一無二の車輌ですので、作ってみる価値は大いにあるでしょう。

 

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伯爵高校 Ⅳ号戦車G型(1号車)(樅の木と鉄の羽の魔女版) 完成です!!

2024年06月23日 | ガルパン模型制作記

 塗装作業にとりかかりました。伯爵高校チームの車輛はこれまでに5輌作りましたが、全て同じ車体色で仕上げていますので、今回の隊長車も同様にしました。

 すなわち、車体色はミスターカラー37番のRLM75グレーバイオレットで吹き付けました。履帯は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 転輪のタイヤゴム部分はいつものポスカ黒で塗りました。

 

 車外装備品を塗りました。金属部分やワイヤーは28番の黒鉄色、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。

 

 車輪を車体に取り付けました。上下の転輪は接着固定しましたが、起動輪と誘導輪は差し込んだだけでした。履帯と一緒にはめ込むからです。

 

 履帯をはめ込みました。

 

 前部の車外装備品類の取り付け状況です。作中車に合わせる形で予備履帯、斧、ジャッキ、などを配置しました。前面の車載機銃は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 2つの予備履帯のうち、車体前端のラックに掛けてあるほうは差し込んだだけですので、自在に取り外しが出来ます。

 

 左側面フェンダー上の車外装備品類の取り付け状況です。ジャッキ台、スパナ、ワイヤーカッター、予備転輪、パール、クリーニングロッドなどが並びます。

 

 右側面フェンダー上のの車外装備品類の取り付け状況です。パール、ロッド、予備履帯、シャベルなどが並びます。

 

 砲塔の同軸機銃は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 作中車の校章マークは、御覧のように砲塔や車体には見えず、左右のシュルツェンに付いています。片側に5枚あるシュルツェンの前から2枚目に校章マークが付きます。

 

 デカールは、モデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー Vol.3」より一番大きなサイズのものを2枚使用しました。

 

 シュルツェンの前から2枚目に貼りました。

 

 シュルツェンを装着して仕上がりました。シュルツェンはシュルツェン架の先端を穴に通してひっかけているだけですので、取り外しも自在です。

 

 ガルパンのⅣ号戦車G型は、アニメ版では黒森峰女学園チームの所属車が知られますが、シュルツェン未装備なので、今回の車輛のようなものものしい姿ではありません。大洗女子学園あんこうチームのⅣ号戦車の第二形態であったF2型も外見上は準同型でしたが、そちらもシュルツェン未装備でした。

 なので、この伯爵高校チームのⅣ号戦車G型のような完全防御形のスタイルは、大洗女子学園あんこうチームのⅣ号戦車の現行形態であるH型仕様以来です。

 

 実にカッコイイです。このアングルで見ても、決まっています。車体カラーからしてドイツ国防軍車輌の初期のそれですから、いかにもドイツの戦車、という感じです。伯爵高校チームの元ネタであるルーマニア陸軍は、第二次大戦では枢軸陣営に参加して軍用車両もドイツより導入、供与を受けていましたから、伯爵高校チームの車輛がドイツ国防軍車輌と共通であるのも当然です。

 

 以上で、伯爵高校チームのⅣ号戦車G型(1号車)がコミック「樅の木と鉄の羽の魔女」の仕様にて完成しました。製作日数は、2023年5月24日から6月3日までの5日でした。組み立てに8日、塗装および塗装後の組み立てに2日かかりました。

 今回はグンゼの古い製品を利用しましたので、中身はドラゴンの旧キットでありました。現在のドラゴン製品に比べると細部の精密感はやや劣りますが、パーツ割が細かくないのでパーツ数も抑えられていて組み立てるのは楽なほうでした。
 作中車の仕様に合わせてパーツの一部を入り替えたりしましたが、他メーカーのパーツでも調整不要でピッタリ合ったのには驚かされました。予想していたよりも随分と良いキットだな、と思いました。

 今回のキットは、まだ中古品市場でも時々見かけますので、在庫量はまだ残っているようです。公式キットや最近の適応キットとは別に、あえて古い製品でチャレンジして作る楽しみを味わいたい、という方にはおすすめでしょう。

 

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戦車道連盟 M29ウィーゼル 作ります !!  その7

2024年06月21日 | ガルパン模型制作記

 ステップ16が完了してガイドの指示に沿った組み立てが終わりましたので、追加工作として幾つかのガルパン仕様への改造を行ないます。まずは上図の黄色枠内と赤円内の二ヶ所において工作を進めます。

 前述したように、劇中車は今回のタコムのキットとは細部で色々と異なります。M29ウィーゼルの1/35スケール適応キットは、昔はモノグラムの製品があったようですが、そちらのほうが劇中車の仕様に近似していますので、おそらくモノグラムのキットが劇中車のモデルとされたのかもしれません。

 上図の黄色枠内には何かをはめ込んで装備するための金具とみられる部品が見えます。タコムのキットでは該当するパーツがありませんので、プラ材でそれらしく形を合わせます。赤円内には何もありませんが、タコムのキットではハンドルとみられる突起がモールドされていますので、削り取ります。

 

 赤円内の何もない箇所にある、ハンドルとみられる突起のモールドです。これを削り取りました。

 

 続いて黄色枠内の部品をプラ材で追加しました。

 

 続いて、上図の赤円内を御覧下さい。キットではこの位置に支え棒のE26が付きますが、劇中車にはありません。

 

 よって、E26は付けないでおきました。上図の赤矢印のようになりました。

 

 さらに、劇中車には上図のように運転席側にバックミラーが付いています。タコムのキットでは該当するパーツがありませんので、ジャンクなどでそれらしく形を合わせます。

 

 バックミラーを追加しました。

 

 以上で車体前部の四ヵ所のガルパン仕様への改造が完了しました。作業中にうっかり指で曲げてしまった右隅のライトも直しておきました。

 

 車体後部におけるガルパン仕様への改造は一ヶ所だけでした。上図は改造が終わった状態です。

 

 改造した箇所は、上図の赤円内の部品です。何の部品かは分かりませんが、タコムのキットではそれとおぼしきパーツがエッチングパーツの中に含まれていました。が、ガイドの取り付け指示がありませんでした。

 

 とりあえず、上図のようにエッチングパーツを取り付けました。

 

 以上で、塗装前の組み立てとガルパン仕様への改造が全て完了しました。  (続く)

 

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聖グロリアーナ女学院 クルセイダーMk.Ⅲ(2輌目) 完成です!!

2024年06月18日 | ガルパン模型制作記

 2023年5月に聖グロリアーナ女学院チームのクルセイダーを3輌、ボーダーモデル、タミヤ、イタレリのキットで連続で作りましたが、塗装のほうも3輌まとめて行ないました。車体カラーが同じですから、まとめて塗ったほうが塗料の節約にもなります。

 車体はミスターカラー72番のミディアムブルーに74番のエアスペリオリティブルーと37番のRLMグレーバイオレットを3:1:1の割合で混ぜ合わせた色で吹き付け塗装しました。車輪は19番のサンディブラウンで塗り、ベルト式履帯は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 転輪のタイヤゴム部分はポスカの黒で塗りました。タイヤゴム部分に並ぶ丸穴はあえて黒く塗りつぶさず、丸穴が付くのが分かるようにしました。

 

 車輪を取り付け、ベルト式履帯をはめました。イタレリ製のパーツはやや長めで上図のようにユルユルでした。ゴムが延びてしまっているのかもしれませんが、キツキツで車輪に負荷がかかるよりはマシでした。1号車のときと同じように、スカートに隠れる上部の履帯を短くしてホッチキス留めして調整しました。

 

 スカートを取り付けました。このパーツの貼り付けは、後部のほうで地味にズレたりするので、ピッタリ合わせるべく、前後の合いを確認しながら接着しました。

 

 車体の塗装後の組み立てが完了しました。

 

 砲塔の前照灯のレンズのパーツは、劇中車の雰囲気に近づけるために、ウェーブのアイズのクリアパーツに交換しました。ここ二、三年で製作したガルパン車輛はだいたいライト類を同様の工作で透明感マシマシにしていますので、棚に並んでいてもライトを見れば最近の作品だな、と分かります。

 

 追加工作で追加していたバックランプを、ポスカの赤で塗りました。このバックランプのパーツは、ボーダーモデル、タミヤ、イタレリのいずれのキットにも入っていませんので、実車では標準装備ではないのかもしれませんが、劇中車には付いています。ガルパン独自の仕様なのでしょうか。

 

 主砲の同軸機銃を28番の黒鉄色で塗りました。

 

 校章マークはモデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー デカールVol.4」より同じサイズの3枚をとって貼りました。

 

 後部エンジンフード上の校章マークを貼りました。

 

 砲塔右側側面の校章マークを貼りました。クルセイダーはリベットが多くて砲塔にも並ぶので、デカールを貼る際の位置の目安にもなります。

 

 砲塔左側側面の校章マークを貼りました。

 

 つや消しクリアーを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 斜め後ろから見た図です。戦車でこういったアングルはあまり見かけませんが、クルセイダーは背面に燃料タンクがついていて外観上のアクセントの一つになっていますので、後ろからの姿もなかなか決まって見えます。

 

 上図は、撮影時の光の角度、カメラのアングルによって車体カラーが実際よりも青っぽく写っています。背景をブルーにしたのが影響したかもしれませんが、実際の車体色はもう少しグレー寄りになります。

 

 以上で、聖グロリアーナ女学院チームのクルセイダーの2号車(とりあえずクランベリー車)が劇場版および最終章仕様にて完成しました。製作期間は2023年5月22日から5月26日までと5月30日で、組み立てに4日、塗装および塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。

 キットはタミヤの品を使用しました。厳密には中身はイタレリ製品ですが、元製品に見られた不良や異形状などが修正された改訂版にあたります。それにタミヤが兵士フィギュアのパーツを追加しています。

 今回の製作は、ボーダーモデル、タミヤ、イタレリの3つのキットを比較検証のために連続で製作したうちの2番目にあたり、目立つ箇所のみを劇中車仕様に合わせる方針で作りました。砲塔のベンチレーターの位置変更、砲塔の前照灯の位置変更、後部のボックスのハッチの向き変更、の三つは3つのキットの共通作業でしたが、あとは予備履帯ラックの追加工作ぐらいで、殆どストレート組みで進めました。

 キットの組み立ては比較的スムーズに進みました。タミヤが販売するイタレリ製品ですから、実質的にはイタレリのキットを組むわけですが、形状の修正等にともなう金型の改修がなされているのか、パーツの合いは上々で、普通に組み立てても綺麗に仕上がります。ガルパンのクルセイダーの適応キットとしてもおすすめです。

 

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聖グロリアーナ女学院 マチルダⅡ(3輌目)を作りました

2024年06月13日 | ガルパン模型制作記

 昔、東京のガルパンファンのフォロワーさんよりAFVのキット十数点を譲り受けたことがあり、そのなかに幾つかのガルパン車輛適応キットが含まれていました。
 そのうちの1つが上図のマチルダⅡでした。タミヤのミリタリーミニチュアシリーズのNo.300のキットでした。以前に聖グロリアーナ女学院チームの所属車を劇場版仕様のルクリリ車で製作して2号車としたのと同じキットです。

 それで、上図のキットも活かして、聖グロリアーナ女学院チームの3号車として劇場版仕様で作ろうと思い立ちました。最終章の車輛も仕様は変わっていないようなので、同時に最終章仕様としても楽しめるわけです。

 

 キット自体は製作途中で中断した状態で、車体はほぼ出来上がった状態でした。そのため、私が手掛けたのは砲塔と細部と足回りの組み立てぐらいで、あとは塗装して組み上げるだけでしたから、製作日数は3日で済みました。

 

 仕上がった状態です。以前に作ったルクリリ車とほぼ同じに作りましたので、2輌を並べてみると、製作した本人でも見分けがつきません。

 

 かくして、私の手元の聖グロリアーナ女学院チームのマチルダⅡは3輌になりました。1号車はタミヤの旧キットを用いてテレビシリーズの仕様で作っていますが、それも一緒に並べたら、外観のフォルムは共通していますので、細部をしっかり観察しないと見分けがつきません。

 

 以上で、聖グロリアーナ女学院チームのマチルダⅡの3号車が劇場版仕様にて完成しました。製作期間は2022年12月5日から12月8日までの4日でした。組み立てに2日、塗装および塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。

 これでマチルダⅡがもう1輌あったら、テレビシリーズの最初の対戦試合の初登場シーンが再現出来ますね・・・。

 

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戦車道連盟 M29ウィーゼル 作ります !!  その5

2024年06月11日 | ガルパン模型制作記

 ステップ11では左右の側面板を組み立てます。TP5は不要です。ステップ12では無線機を作ります。いずれもガイドの指示通りに組み立てます。

 

 ステップ11で組み立てる左右の側面板のパーツ類です。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ12で組み立てる無線機およびラックです。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ13では、先に組み立てた左右の側面板などを車体に組み付けます。TP16は不要です。
 ステップ14では背面部、排気管カバーなどを組み立てます。

 

 ステップ13で組み立てるパーツ類です。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ14で組み立てる背面部、排気管カバーなどのパーツ類です。

 

 組み上がりました。

 背面部は、劇中車のワンシーンでは見えない範囲にあたります。劇中車における上図のシャベル、斧の有無は分かりませんので、ここは実車準拠で指示通りに付けることにしました。

 

 次のステップ15に移る前に、ガルパン仕様への改造をひとつ行います。上図の車体前面の天板のパーツC18においてです。

 

 劇中車の該当パーツの形状を赤枠内に見ますと、中央の穴の囲いの四隅が角ばった方形状になっていて、囲いの後ろの板が斜めになっているのが分かります。それで側面の板も後ろが斜めになっています。この状態に合わせます。

 また、黄円内に示すように、前端右隅にライトが付きます。これのパーツはキットにありませんので、ジャンクパーツから適当なものを調達しました。

 

 囲いをプラ板で作りました。

 

 ステップ15の工程を前倒しして、上図の各パーツを仮組みしてみることにしました。

 

 うまく組み合わさったようでした。前端右隅のライトも、黄円内のように取り付けました。  (続く)

 

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聖グロリアーナ女学院 クルセイダーMk.Ⅲ 完成です!!

2024年06月08日 | ガルパン模型制作記

 塗装にとりかかりました。車体は青味の強いブルーグレー系なので、ミスターカラー72番のミディアムブルーに74番のエアスペリオリティブルーと37番のRLMグレーバイオレットを3:1:1の割合で混ぜ合わせた色で吹き付け塗装しました。車輪は19番のサンディブラウンで塗り、ベルト式履帯は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 転輪のタイヤゴム部分はポスカの黒で塗りました。

 

 転輪を車体に取り付けて・・・。

 

 ベルト式履帯をはめました。イタレリ製のパーツはやや長めで上図のようにユルユルでしたので、スカートに隠れる上部の履帯を短くしてホッチキス留めして調整しました。

 

 スカートを取り付けました。

 

 校章マークは砲塔左右側面と後部エンジンフード上にあります。モデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー デカールVol.4」より同じサイズの3枚をとって貼りました。上図は後部エンジンフード上の校章マークです。

 

 僚車のマチルダⅡのように、車体側面にも校章マークが付きそうなものですが、クルセイダーの場合は車体側面のスペースが殆ど無く、スカートにもリブが三条に通っていてデコボコしているため、むしろ無いほうが模型でのデカール貼りに苦労しなくて済みます。

 

 追加工作で追加していたバックランプを、ポスカの赤で塗りました。

 

 ついでに砲塔前面右側の三本の照準器でしたか、棒状の部品もポスカの赤で塗りました。このボーダーモデル製品での1号車はローズヒップの搭乗車として作ったからです。
 その後、同軸機銃を28番の黒鉄色で塗りました。

 

 砲塔左右側面の校章マークを貼りました。この校章マークのために、劇中車では砲塔右側の前照灯の位置が実車よりも後ろ寄りになっています。
 砲塔の前照灯のレンズのパーツは、劇中車の雰囲気に近づけるために、ウェーブのアイズのクリアパーツに交換しました。

 

 アンテナの短いほうを取り付けました。後ろに長いほうのアンテナが付きますが、それは収納時に邪魔になるのであえて取り付けませんでした。

 

 最後につや消しクリアーを薄く吹き付けて仕上げました。

 

 完成後の姿です。これまでの掲載画像において、撮影時の光の角度、カメラのアングルによって車体カラーが青っぽく写ったりしていますが、上図の車体カラーが実際のそれにほぼ同じです。青味の強いブルーグレーというか、そういう色調です。

 

 クルセイダーを3輌連続で製作したうちの1号車、ローズヒップの搭乗車ですが、キット自体はプラッツの公式キットにもなっていますので、公式キットを用いても同じ状態で仕上がると思います。
 ただ、履帯は本来は連結式パーツですが、細かい上に組み立てが煩雑なタイプであるため、たまたま入手出来たイタレリのパーツセットに入っていた余りのベルト式履帯に交換しています。

 

 以上で、聖グロリアーナ女学院チームのクルセイダー(ローズヒップ車)が劇場版および最終章仕様にて完成しました。製作期間は2023年5月10日から5月19日までと5月30日で、組み立てに7日、塗装に1日、塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。

 キットはプラッツの公式キットの元製品であるボーダーモデルの品を使用しました。タミヤやイタレリの品と比べて劇中車にほぼ一致するキットなので、ガルパン仕様への改修や追加工作も最低限で済みました。が、砲塔のベンチレーターの位置変更、砲塔の前照灯の位置変更、後部のボックスのハッチの向き変更、の三つは、タミヤやイタレリの品と共通の改修ポイントとして必須でした。

 今回の製作は、ボーダーモデル、タミヤ、イタレリの3つのキットを比較検証のために連続で製作したうちの最初にあたり、劇中車仕様に可能な限り近づけることを目的としてボーダーモデルのキットを組みました。
 続くタミヤ品は目立つ箇所のみ劇中車に合わせる方針で作り、イタレリ品はキットをストレート組みしましたので、3輌それぞれの細部が異なっていて見分けがつきますが、なかでも今回のボーダーモデル品が最近の発売で新しいこともあって、出来栄えが最も綺麗に見えました。

 キットの組み立ては比較的スムーズに進みましたが、タミヤやイタレリの品と比べるとやや難度が高いほうに属します。特に履帯パーツの難しさは折り紙付きらしく、今回の製作ではベルト式パーツに代えたためにタッチしていませんが、公式キットを買って作る方はもれなく履帯に悩まされるだろうと思います。それでも頑張るぞ、という積極的な方は、チャレンジしてみることをお勧めします。

 

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戦車道連盟 M29ウィーゼル 作ります !!  その4

2024年06月06日 | ガルパン模型制作記

 ステップ7およびステップ8では、操縦席周りを組み立てます。ステップ7にてガルパン仕様への改造が追加されます。

 

 ステップ7で組み立てるパーツ類です。画像がピンボケになってしまいました。操縦席の背後の仕切り板にあたります。

 

 いったん指示通りに組み立てました。ここからガルパン仕様への改造に移ります。

 

 パーツE42の上端にならぶ4つの赤円内のハンドル状の部品が、劇中車にはありません。

 

 御覧のように黄色の矢印で示した範囲がパーツE42の上端ですが、ハンドル状の部品が無いのが分かります。だから武部沙織が腰かけているわけです。

 

 ハンドル状の部品をカットしました。したがってTP14、TP17も不要です。

 

 続いてステップ8に進みました。

 

 組み上がりました。操縦席の右側のボックス内にエンジンが配置されているのでしょう。

 

 斜め後ろから見ました。

 

 ステップ9では座席や操縦席の操作機器類を組み付けます。ステップ10では上下の車体を組み合わせます。いずれもガイドの指示通りに組み立てます。

 

 ステップ9で組み付ける座席と操縦席の操作機器類のパーツです。

 

 後部の座席3つを取り付けました。左より西住みほ、秋山優花里、冷泉麻子の座位置です。それで五十鈴華は無線機に、武部沙織は前の仕切り板に腰かけていたわけです。

 

 操縦席が組み上がりました。タコムのインテリアキットは細かいと言われるそうですが、確かに細かいな、と実感しました。

 

 組み上がった状態を上から見ました。

 

 横から見ました。上図では操縦席の操作機器類がよく見えますが、次の工程で外板を張りまわすので、その後は見えなくなります。  (続く)

 

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