気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

大和鉄道まつり2014に行きました

2024年08月14日 | その他

 2024年8月10日、上図の大和鉄道まつりに嫁さんと行ってきました。

 

 会場は奈良市役所の南にある、上図の奈良県コンベンションセンターでした。近鉄西大寺駅から発着する上図左の青いバス「ぐるっとバス」を利用して会場横のバス停まで行きました。「ぐるっとバス」は奈良市内の主要観光地を結ぶ観光用の路線バスで、運賃が一回100円なのでリーズナブルです。

 

 御覧の通りの立派な多目的施設です。奈良県最大の会議場・観光交流拠点として令和2年に完成したばかりです。京都市でいえば岡崎公園のみやこめっせに相当する建物です。

 御覧のように建物とその前の広場が巨大な覆屋根におおわれており、雨天でも広場にてイベントが出来るようになっています。この日は奈良県の警察と消防の車両公開も行なわれていました。

 

 玄関口の内側には大きな仏像のオブジェが立っています。「こういうのがある、奈良らしいですねー、これハリボテなのかな、中にライトが入ってるみたい、カッコいい。・・・この仏像、元のモデルとかあるんですか?」と嫁さん。

 当然、元モデルがあります。私自身は仏教美術史が第一専攻でしたから、すぐに分かりましたが、嫁さんには「クイズです。元モデルはどこの寺の何という仏像でしょうか」と答えておきました。

 

 受付で入場料1000円を支払って上図のチケットとチラシを貰いました。

 

 会場に入りました。広いなあ、と思いました。昨年度は別のホールで開催したそうですが、広さは半分ぐらいしかなかったそうで、色々と窮屈で問題があったため、今年からはこの広い空間での開催となったそうです。

 

 多くの出展ブースが並んでいました。鉄道事業者は近畿地方を中心に16、奈良の観光企業が4、個人出展および販売ブースが16、運転体験コーナーが2あって、子供連れや家族連れが目立っていました。

 

 10時過ぎに入場しましたので、ステージでは既に鉄道ファン有名人たちによるトークショーが始まっていました。嫁さんが「ちょっと見て行きたい」と言うので空いている席に座ってしばらく聞いていました。

 

 テレビやネット動画の鉄道系番組でもおなじみのホリプロの南田祐介さん(左)とSUPER BELL,Zの野月貴弘さん(右)。開会式からネタ全開で飛ばしまくっていました。

 

 左から「ゆきのチャンネル」の斉藤雪乃さん、「Let’sトレ活!」の久野知美さん、元近鉄広報の福原としひろさん。いずれもネット動画ではしょっちゅう見かける有名人です。

 ですが、私も嫁さんも去年から鉄道模型を始めて鉄道にも関心を向けたニワカですので、話している内容の、専門的な用語や車輌の名称などが全然分からなかったりしました。それで20分ほどで嫁さんが飽きてしまったようで、「出展ブースのほう、見て回りません?」と小声でささやいてきました。
 それで二人で席を辞して、出展ブースのコーナーへと移りました。

 

 われらの奈良交通のブース。奈良市に住んでいた頃は通学や通勤で毎日利用していました。観光バスのバスガイドの制服、最近にリニューアルされたようです。嫁さんは「シカのマークのバスですよね、京都でもよく見かける」と話していました。

 

 京都市からは嵯峨野観光鉄道が出展していました。私はともかく、嫁さんは丹波出身で京都市にも長く住んでいるにもかかわらず、この嵯峨野観光鉄道の嵐山トロッコ列車には一度も乗ったことがないのだそうです。まあ、地元民はそんなものでしょうね・・・。

 ですが、去年から鉄道にも興味を持ち出してNゲージにも熱中している嫁さんですから、一度は乗ってみたくなったようで、上図の撮影時には、左端の係の方にアクセスや乗り方、保津峡下りの船への乗り継ぎ方などを質問して教えて貰っていました。
 どうやら、年内に嵯峨野観光鉄道の嵐山トロッコ列車に乗りに行くことになるようです。

 

 天竜浜名湖鉄道のブースに行ってみましたが、ゆるキャン関連のグッズは一つもありませんでした。エヴァンゲリオン関連はあったので、どうやらメインの推しがそちらであるようです。右端に僅かに写っている嫁さんが「Nゲージとか売ってないかなあ」とのぞいていましたが、無かったようです。

 

 子供たちが集まって騒いでいた、鉄道模型の運転体験コーナーです。東京の「NPOナナツホシ」と奈良の「りーべる鉄道倶楽部」の2団体がそれぞれのレイアウトを設けていました。
 上図は「りーべる鉄道倶楽部」のレイアウトです。子供たちが列を作って有料の運転体験を楽しんでいました。子供たちの大半が車輌に触ろうとしたり、持ち上げようとしているので、3人の係員さんが監視および制止に大忙しでした。

 

 小さな子供達向けには上図のプラレールのコーナーもありました。私も子供の頃にこれで遊びましたから懐かしいですが、今でもあまり変わっていないのには驚きました。

 嫁さんが「これの会社がNゲージも作ってるんですよね?」と訊いていました。正確にはNゲージを販売するトミーテックが、プラレールを販売するタカラトミーの完全子会社である、という関係です。

 

 嫁さんが鉄道事業者のブース巡りに行ったので、私は前回の奈良鉄道まつりでも会った奈良市の個人出展者「工房さくら鉄道」に挨拶に行き、上図の展示商品やレイアウトを見、話をしました。

 

 その展示品のひとつ、奈良県民にはお馴染みの「ハセハイ」こと近鉄大阪線の長谷寺と榛原の間の築堤上線路のジオラマです。私が今後に制作を予定している大井川鐡道井川線の山岳内路線のジオラマの参考になるので、色々と見て製作のポイントなどを教えていただきました。

 その後、大井川鐡道の駅のひとつを製作して貰えないかとの話をもちかけて、小一時間ほど「商談」をしました。「工房さくら鉄道」は特注鉄道ジオラマの製作販売もされておられるからです。その案内サイトはこちら
 互いに意見を交わした後、本線の青部駅あたりが良さそうだ、となって、後日に見積もりと設計図を作成して送ります、ということになりました。

 他にも注文を受けているそうで、同時並行の形で色々製作中だそうで、日数がかかりますよ、との事でした。長くて二、三年はかかると思って下さい、との事でした。それで、来年の「大和鉄道まつり」で会って経過を確認しましょうか、と決まりました。

 これで来年の奈良の鉄道まつり行きが確定しました。奈良に行く楽しみが鉄道模型のほうでもひとつ増えました。

 

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奈良鉄道まつり2024夏に行きました

2024年08月02日 | その他

 去る7月6日、上図の奈良鉄道まつり2024に行ってきました。同じ元奈良県民でサークルの鉄道仲間の川本氏が「奈良は鉄道関連のイベントも盛んにやっとる、今年は3回もあるんで、どれか行ってみ?」と教えてくれたからでした。

 それまでは、迂闊にも故郷の奈良でそういうイベントがあることを知りませんでした。鉄道まつりとはどのようなイベントか、を知るいい機会だ、と考えて出かけました。

 

 久しぶりの平城宮跡歴史公園。朱雀大路の広さが懐かしくてホッとしました。やっぱり、ふるさとは良いです。

 

 平城宮の南の正門である朱雀門。平成10年復原完了。奈良市民だった頃は、この門を毎日の朝夕に近鉄電車の車窓から眺めていたものです。平成22年には大極殿も復原されて、天平時代華やかなりし頃の景観がリアルに感じられるようになりました。
 令和4年には大極殿院の正門である大極門が復原完了し、現在はその隣の東楼の復原への準備が進行中です。

 

 その平城宮跡歴史公園の南西側、観光交流施設群のなかにある上図の建物が、今回の奈良鉄道まつり2024の会場でありました。

 

 観光交流施設群は4つの建物から成ります。カフェレストランにあたる「天平うまし館」、休憩所にあたる「天平みつき館」、遺跡展望所である「天平みはらし館」、修学旅行や団体客向けの集合スペース、休憩スペースにあたる「天平つどい館」がありますが、今回の奈良鉄道まつり2024の会場になったのは「天平みつき館」でした。

 

 鉄道まつりイベントでは、大抵の場合プラレールや鉄道模型の体験運転が出来るコーナーがあるため、どこでも子供や家族連れが多いと聞いていましたが、実際に来場客の八割ほどが子供や家族連れでした。子供の歓声ばかりで、なかなか賑やかでした。これ、子供向けのイベントと違うのか、と思ったりしました。

 

 川本氏に教えられた通り、鉄道模型のブースへ行って、NゲージやNゲージジオラマの製作および販売を行なっていた奈良市の出展者に挨拶しました。上図のようなNゲージのジオラマ線路を製作しておられる方です。

 この方が製作されている製品は、京都では西大路のボークスで扱っています。数日前にメールでやり取りして、そのことを教えていただきましたので、一度ボークスへ行って実物を見、買いました。
 今回はそれらのジオラマ線路をどうやって作っておられるのか、そのことも直接伺いたくてこのイベント会場に行ったわけでした。

 

 お互いに奈良の人で、私の元住所とも近いため、すぐに打ち解けて色々話をうかがいました。私が以前に制作した大井川鐡道の千頭駅と井川駅の写真も見せて、駅の作り方やジオラマのコツなどを様々に御教示いただきました。
 
 上図は最新の製作である、情景線路の郊外の駅、だそうで、既存のストラクチャー製品も色々改造して使用しつつ、実際にありそうな都市近郊の電化路線の駅を表現した、ということです。

 

 この駅は、ホームが長いため、上図のように中央でベースを分割してあり、収納しやすいようになっていました。こういった分割式のモジュールを作る場合のポイント、注意点などを教えていただきました。

 私自身も、今後のNゲージジオラマ製作にて、大井川鐡道や天竜浜名湖鉄道の駅を作りたいと考えているのですが、小さな棒線の無人駅はともかく、交換可能で側線もある大きな駅になると、どうしてもモジュールを分割式にしないと作れないだろう、と考えています。

 それで、プロの方が作られるこうした作品は、見ていて非常に参考になります。先方も大井川鉄道にはよく撮影に行ったそうで、その際に青部駅付近で撮影されたC11形190号機の写真なども販売していましたので、幾つか買わせていただきました。

 

 さらに、注文を受けての駅やレイアウトの製作も行っておられるそうですので、上図の作品を参考にしながら、大井川鐡道の駅のいずれかのジオラマを作っていただけるかどうかを相談しました。先方は井川線には行ったことが無いそうですので、本線のほうの駅の候補を挙げて検討していただくことになりました。

 それで、8月に奈良で行われる「大和鉄道まつり2024」にも出店されるということなので、ではそのときにまた会いましょう、となりました。その際にジオラマ注文製作の可否、可であればどの駅にするかを相談することに決まりました。

 

 ということで、様々な学びと知見を得た、初めての鉄道イベント体験となりました。会場を辞して外の園池の遣唐使船レプリカを眺めつつ、次は8月の「大和鉄道まつり2024」だな、と思いました。

 今回の「奈良鉄道まつり2024」は奈良で開かれる地域イベントの一種で、子供たちの遊び場みたいな感じでしたが、「大和鉄道まつり2024」は全国各地を巡回している鉄道ファン向けの大型イベントなので、中身は全然違う、との事でした。全国から多くの鉄道事業者や企業、業者が出展し、有名な鉄道アイドルやタレントも出演するそうです。

 それで、これは嫁さんと一緒に行こう、と決めました。楽しみです。

 

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高槻のRailside Cafeに行きました

2024年07月31日 | その他

 2024年6月8日、久しぶりに高槻へ行きました。高槻市には昔、2年半ほど住んでいたことがあり、上図のJR摂津富田駅が最寄りでした。約10年ぶりにそのJR摂津富田駅で降りました。

 

 JR摂津富田駅の南口バスロータリーの南側に、サークルの鉄道仲間の川本氏に「最近にレンタルレイアウトのカフェが出来たんで一度行ってみ」と教えられた、そのカフェがありました。パン屋さんのあるビルの二階だ、ということでした。

 

 お店の名前は「Railside Cafe」、上図の看板には「鉄道模型が走るカフェ」とありました。

 

 入口階段前にあったメニュー表です。今回はここで昼食もいただこうと考え、手持ちの車輌を幾つか持参して入りました。

 

 二階のお店のドアです。ドアのガラスのデザインも変わっていて、なかなかオシャレです。

 

 店内の中央には大きなNゲージのレイアウトが設けられていました。今までこういった大きなレイアウトは鉄道模型店でしか見たことがなかったので、カフェで見るのは初めてでした。大阪府にはこの種のレイアウトカフェは幾つかあるそうですが、京都府には一軒も無いのです。

 

 なかなか立派なレイアウトです。全部で6線が引かれていて、同時に6人までが車輌を走らせて楽しめるそうです。

 

 コントローラーはカトーのパワーパックです。レイアウトそのものもカトーのレールで構成されていますが、車輌はどのメーカーのものでも走らせることが出来ます。
 私が案内されたのは一番右の席で、「1番線」とありました。レイアウトの最も外側の周回路線でした。

 

 持参した車輌のひとつ、トミックスの天竜浜名湖鉄道のTH2109号車、ゆるキャンラッピング車。これは初代で、現在はSEASON3バージョンのラッピングに変わっており、いずれトミックスから発売されるものと思われます。

 

 続いては、アルナインの大井川鐡道井川線のDD20形機関車と3輌の客車。家でも走らせる機会がなかなか無かったので、本格的な運行は今回が初めてでした。カトーの動力ユニットの調子は上々で、一周約10メートルの路線をスイスイと走ってくれました。

 上図でも分かるように井川線の車輌は線路はJRと同じ狭軌ながら車体が小さいため、ホームが高く見えてしまいます。客車の出入口ドアの真ん中あたりにホーム面がきていました。

 

 さらに先頭に自作スクラッチのDD100形機関車を繋いで走らせました。これも快調にスイスイ走りました。かつての井川線の列車はDD100形が牽引していたのですが、実際にその姿を見たことはありません。なので、Nゲージでその雄姿を見ると感動してしまいます。

 同時に、いずれDD100形は改修しなければ、と考えました。もともと、ややオーバースケール気味で、1/150スケール換算で車高が1.3倍ぐらい高いので、上図のようにDD20形との高低差が一目瞭然でした。上面を約4、5ミリほど削って低くする必要があります。

 

 パスタとコーヒーを注文していただきながら、走っている車輌を眺めて楽しんでいるうちに、一時間があっという間に過ぎました。こんな大きなレイアウトを自宅に作るのは現時点では無理なので、こういったレンタルレイアウトのお店で楽しむのが良いと思います。京都にもこういうカフェがあればいいのに、と思いました。

 同時に、ジオラマの製作に関する参考にもさせていただきました。緑地帯をどういう素材でどのように作るのかも、店主さんに色々教えていただきました。今後予定している大井川鐡道ジオラマ製作に向けての第一歩となるでしょうか。

 このお店のレンタルレイアウトは、車輌持ち込みで平日なら1時間700円、土日祝800円、車輌もレンタルする場合は30分で600円です。お客は子供連れのママや家族連れが多いそうで、総じて子供たちが鉄道模型を楽しむ場所、という感じになっているそうです。
 
 Railside Cafeの公式サイトはこちら

 

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艦船模型スペシャル 2021年9 月号

2021年08月20日 | その他

 去る8月12日に発売されました、季刊「艦船模型スペシャル」の2021年9月号です。御覧のようにウォーターラインシリーズ50周年を記念してのシリーズ歴史総括冊子としてまとめられています。

 アマゾンでの案内記事はこちら

 

 発売日翌日に京都駅前ヨドバシの大垣書店にて購入してまいりました。艦船模型スペシャルは普段は買わないのですが、こういう記念誌かつ通史総覧的な保存版となれば話は別です。

 現在はずっとガルパン車輌のプラモデルを作っていますが、それ以前は艦船プラモデル専門で30年余りやっていた私です。ウォーターラインシリーズ黎明期からのキットを全部作り、年を経るにつれて改造や自作にも広げ、平成のピットロード等の参入以後はそれらのキットも作っていました。PTエイジェンスや工房飛竜などのガレージキットもかなり作りました。旧日本海軍の軍艦、艦艇、船舶が専門でした。
 その製作したキットの一部は、前ブログでも紹介しています。こちらこちらこちらこちらこちら

 とくに駆逐艦以下の小さなフネが好きで、ウォーターラインシリーズのキットを全てピットロード等の後発メーカーのキットに作り変えて揃え、海防艦も80隻ぐらい楽しみました。平成18年に橘型駆逐艦「榎」をピットロードのキットで作ったのがラストになりました。
 その時点で製作総数は600隻を超えていました。最初からかかさず「建造記録」をつけていましたので、現在でもどのフネをいつ、何のキットで製作したかが分かります。

 その半数の300隻余りが駆逐艦でしたから、サークル内でも「星野といえば駆逐艦」とか「駆逐艦の男」などと呼ばれていました。それを英語で言うと「ミスター・デストロイヤー」となりますが、往年のプロレスラーの名前を連想させて笑い話のネタにされるため、私自身はあまり気に入っていません。

 そんな私なので、模型サークル内での所属分会は最初から現在に至るまで艦船部会です。どういうわけか、いまも艦船部会の副代表格にさせられています。600隻も作った人はそうそう居ないからでしょう。ガルパン車輌のプラモデルを作っている現状においても、「艦船の星野さん」とか「陸にあがった海軍」とか言われ続けています。

 ここ数年はサークルのほうでも「艦隊これくしょん」のブームがあって、今も艦船部会の若い面々は舞鶴のイベントなどに出かけたりしていますが、私自身は「艦隊これくしょん」のような擬人化コンテンツにはあまり関心が無かったため、話の輪にもあまり加わらずに、会場の隅っこでフジミの特シリーズやNEXTシリーズ、ヤマシタホビー等の関連新情報などを静かに読んでいることが多いのですが、それさえも「沈黙の海軍」と揶揄されたりする有様です。

 でも、まあ、いいか、です。「沈黙の海軍」ですから、今回の「艦船模型スペシャル」の2021年9月号も黙して読みふけることにしましょう。

 

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