ＥＴＣ割引が更に！

物価高騰のあおりを受け、ひっ迫する国民生活に対して、家計の支えになるような
政府の経済政策が示されたものの、周知の通り福田首相の突然の辞任に
この話は断ち切れたものかと、個人的には一抹の不安もあったが、
この度、期間限定ながらＥＴＣの割引率の見直しが発表された。

トラック業界の経費面で、そしてこれからの行楽シーズンを見越しての
政策なのだが、早ければ今月１６日からということで嬉しいかぎりである。

平日２２時～０時までの今まで割引のなかった時間帯に３割引、
土、日、祝日の９時から１７時の時間帯に１００ｋｍ以内という制限はあるものの、
通勤割引と同様に５割引。

こうやって示されると、「高速道路を使って、出かけてみようかな」と、
思うものである。

しかし、やっぱ本音を言えば、ガソリン代が安くなったほうが嬉しいよなぁ～
１００円/Ｌの頃なんて、東京往復２,０００～２,３００円もあれば出来たのに
今じゃあ４,０００円程度かかるもんなぁ～

改めて文字に起こしてみると、ものすごく高くなっていることを実感するよ....。
あの頃の価格に下らないかぁ？

分んなきゃいい？

今日もまた衝撃的なニュースが、駆け回り、国民に大きなショックを与え、
同時に大きな怒りを買っている。


まず昨日から取り上げられている三笠フーズの事故米の偽装。
これまでも食品偽装は幾度となく発生し、「またか...」という感覚でないかも
知れないが、今回のものは非常に悪質で、たちが悪い。

何てたって口にすれば、それは毒性の強いものだったり、発ガン性物質が含まれる
ものであったりするからだ。

「食の安全」が謳われて久しいが、これは安全どころではない。
死ぬっつーの！。
牛肉のランクを偽るくらいなんぞ、可愛いものだ。
（と、言って勿論肯定するわけではない。）

更に米を加工して焼酎や酒などを製造している業者さんにとっては、自主回収に走り、
事務所では電話応対に追われ、もう何とも言えない心中を十分に察する。


会社として何とか大きく利益を生みだそうとしているのだろうけど、
ここまで地に墮ちるともはや何も言えない.........
毒性を持っているが、口にしたからといっても即死するわけではないから、
バレないとでも甘い考えだったのだろうか？


と、同時に今回明るみに出たのが、ウルグアイラウンドで決まったミニマムアクセス米。
どうしようもない米を含んでいるのに５,０００億円もの金額をかけて輸入して、
一体なんなんだ......？

そもそも汚染された米って、何故出来てしまうんだ？
それを輸出しようとする国もどうなんだ？？？



次に「消された年金」。

「消えた年金を最後の一人まで追及する」と力説している傍らで、
社会保険庁の職員自らが指示して改ざんしているようでは、追及しようがない。

政治家もリップサービスで言っているわけではないのだろうが、
何をもって、払った分に見合っただけの大切な年金を受給できるのだろうか？

各保険事務所で徴収率をあげるために、あれこれやったのだろうが、
実際の支給まで先は長いし、知らぬ存ぜぬで分らないままにすればいいと思った
のだろうか？？？


いずれにしても、原因究明にこれまた時間がかかるのは間違いない。
一方で政府はガタガタしている。
どうなるんだ？？


与党、野党どっちが政権をとって、どうするこうするって、本当に言ってる
場合じゃないよなぁ............