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炎症が続き出血が起こります。歯と歯ぐきの溝の深さが3mmになった状態です

2018-06-06 15:04:43 | 日記
歯周病は、歯垢が歯と歯肉の間に挟まる事で炎症を引き起こし、骨を溶かし最終的には歯が抜け落ちてしまう怖い病気で、日本人の約80%がかかっていると言われ、虫歯のない方でも進行している方が多いです。歯周病は、軽度から中等度ではほとんど症状がなく進行するので、自分ではなかなか気が付きにくく、痛みや腫れに気付いた頃には歯周病がかなり進行している事が多く、とても厄介です。歯周病の原因は主に歯垢・歯石ですので、それを取り除く事で大部分が改善されます。自分の歯でずっと食事ができる様、早めの治療をお勧めします。
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歯周病は生活習慣病です。故に日頃の生活習慣によって歯周病になりやすくなったり、歯周病を治療しても治りづらくなる事があります。いくら正しい歯磨きをおこなったり、歯医者で治療をおこなっても生活習慣を見直さない限り歯周病を予防し、完治することは難しいのです。

生活習慣の改善には、食生活や睡眠といった基本的な事に注意をすることはもちろん、適度な運動とストレスをためない生活を心がける事が必要です。喫煙については歯周組織の抵抗力を弱めるため、特に注意が必要となります。また、糖尿病の人と健康な人とはほぼ同じ割合で歯周病にかかりますが、糖尿病の人の方が歯周病が悪化しやすい傾向がみられることから、より積極的な歯の管理をおこなう事が望ましいと考えられます。体と心の健康に配慮し、定期的に歯科健診を受けることが、歯周病の予防につながるのです。

歯肉炎
歯肉部分に少し炎症が起き、歯肉が腫れてきます。歯と歯肉の間に歯周ポケットと呼ばれる溝ができ、そこにプラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。適切なブラッシングで治すこともこの状態では可能です。

軽度歯周炎
炎症が続き出血が起こります。歯と歯ぐきの溝の深さが3mmになった状態です。
プラークコントロールとスケーリング、ルートプレーニング(歯と歯ぐきの間の溝の中を綺麗にする)の治療が必要になります。

中等度歯周炎
歯周ポケットがさらに深くなります(4~6mm)。それに伴い、歯槽骨の破壊が進み、歯が痛み、歯がグラグラしてきます。軽度歯周病の治療に加え、歯周外科とよばれる簡単な外科手術が必要な上、歯科でのメインテナンス以外に、投薬等の内科的処置が必要な場合もあります。
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重度歯周炎
歯周ポケットが7mm以上になり、歯槽骨が半分以上破壊された状態です。歯を支えている骨が歯根の先まで吸収され、歯がグラグラになってしまいます。
対処法として、外科手術による再生療法等もありますが、抜歯せざるを得ない場合も多く、歯を失ってしまった場合には、入れ歯やインプラント等の治療で歯の機能を補うしかりません。

日本は欧米諸国と比べて定期検診を受けている人の割合がかなり低く、虫歯や歯周病に対する予防意識が低いことがわかります

2018-06-06 14:24:03 | 日記
「歯医者は、歯が痛くなってから行くところ」だと思っていませんか? 虫歯など歯の病気は、初期段階では自覚症状が乏しく、進行してから症状がでることがほとんど。歯が痛くなってから歯医者に行くと、重症化しているケースが多いのです。

また、治療すれば痛みはなくなりますが、一度削ってしまった歯は元には戻りませんし、治療を繰り返すたびに歯のダメージは蓄積され、歯の寿命は縮まっていきます。生涯にわたり歯の健康を守るためには、病気になって「治療」するのではなく、病気を未然に防ぐための「予防」が重要です。ご自宅での毎日の歯みがきと、歯科医院での専門的なケアで、いつまでも自分の歯で健康に過ごしましょう
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日本は欧米諸国と比べて定期検診を受けている人の割合がかなり低く、虫歯や歯周病に対する予防意識が低いことがわかります。また、予防意識の高い欧米諸国は、70歳での残存歯数が多い傾向にありますが、日本ではかなり少ない結果に。予防意識の違いが、高齢になってからの残存歯数に現れているのです。これらの調査結果から、予防の大切さをお分かりいただけるでしょう。

Pick up! PMTCの効果
ご自宅での歯みがきでは取り除けないプラークや歯石を除去するPMTCには、以下のような効果が得られます。
1.虫歯の予防
虫歯菌のすみかとなるプラークや歯石を徹底的に取り除くことで、虫歯の予防になります。
2.歯周病の改善
歯周病の原因となる歯周病菌も取り除くことができ、歯周病の改善につながります。
3.歯質の強化
PMTCは仕上げにフッ素入りのペーストを塗布します。フッ素には、歯質を強化して虫歯になりにくい丈夫な歯にする効果があります。
4.きれいなお口に
歯の表面の汚れも除去でき、歯が自然な白さに戻ります。また、口臭も改善されます。
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スケーリング・ルートプレーニング
スケーリングは、普段のブラッシングでは取り切れない歯周ポケットの奥に不着した歯垢や歯石を、スケーラーという専用器具を用いて除去する処置のことです。さらにスケーリングでも取り除けない歯垢や歯石がある場合は、キュレットという特殊器具を用いてこれらを取り除き、最後に表面をなめらかにして汚れの再付着を防ぎます(ルートプレーニング)。どちらも定期的に行うことで、むし歯予防の効果を高めます。

削らなくても歯を一生使い続けられるようにするための歯科です

2018-06-06 11:08:18 | 日記
「置換治療」から「予防歯科」へ
わたしは予防歯科のための新しいクリニックとして、ひかり歯科クリニックをリニューアル開院しました。これまでの歯医者さんでは、虫歯や歯周病といった症状に対して、歯を金属や樹脂に置き換える「置換治療」を繰り返してきました。しかしそれは身体からすれば、異物を受け入れるということです。自分が持っている歯を人工物に置き換えていくわけですから、身体によいはずがありません。

本当は、できるだけ歯を削らなくていいようにするためにはどうすればいいかを、本気で考えるべきなのです。そう考えていくと、永久歯が生えたときから、いや本当のところはお母さんのおなかにいるときから、虫歯にならないために口腔内の環境を整備したり、食べ物への気づかいをするべきだという、予防歯科の考え方にたどり着きます。
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このような予防対策によって虫歯はほとんど防げます。小さい頃から予防をしていれば、大人になったときにも限りなく虫歯はゼロであり、最小限の治療を繰り返していくだけで、一生自分の歯で何でも食べ続けることができるのです。

口と歯の健康は、全身の健康とつながっています
口腔内(口と歯)の異常は、全身疾患につながっていることが多いです。
たとえば、口の渇き。自分ではなかなか気がつかないものですが、調べてみると高血圧や糖尿病といった病気が見つかることも少なくありません。歯周病を防げば、心筋梗塞や脳こうそくのリスクをかなり軽減できるというデータも明らかになっています。

口はすべての臓器の入り口であり、真っ先に老朽化してくる器官です。また、口と歯の健康には、食事、運動、姿勢などの生活習慣も深く関わってきます。つまり、予防歯科で口腔内の健康を考えることが、身体全体の健康を意識することになるのです。口腔内を健康に保つことができれば、身体の他の部分も健康なままで一生暮らすことができるはずです。虫歯になった歯は削れば痛みがなくなり、治療すれば機能が回復します。ですが、完全に元の姿に戻るわけではありません。ダメージを受けた歯は寿命が短くなり、何度も治療を受けていると最後には抜歯しなくてはならなくなる場合もあります。また、治療が遅れるほど本来かかるはずのなかった費用も期間も余計にかかってしまいます。歯に痛みがなくても定期的にメインテナンスを行うことは、口腔内の健康維持、ひいてはご自分の歯を永く維持するためには重要です。また、費用や時間の負担も最小限に抑えられます。病気予防のため、そして早期発見・早期治療のため、定期的に検診を受けましょう。
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PMTC
虫歯や歯周病のおもな原因はプラーク。その原因を取り除けば病気になる確率は低くなります。ですが、いくらきちんとブラッシングしていても、虫歯や歯周病になってしまうことがあります。歯と歯の間、歯と歯ぐきの間など歯ブラシが届かず、いつも磨き残してしまう箇所は意外とあり、完璧にプラークを除去できていないためです。それを解決するのがPMTC。PMTCとは、歯科医師や歯科衛生士が専門の器具と研磨剤を用いて行う徹底的な歯のクリーニングのこと。自分では届かないどんな場所でもきれいに汚れを落とし磨き上げます。