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歯周病の初期症状である歯肉炎です。歯ぐきが腫れただけの状態です

2018-03-12 14:22:42 | 日記
歯と歯ぐきのすき間に繁殖する細菌に感染し、歯を支えている歯肉(歯茎)に炎症を引き起こしたり、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かして歯をグラグラにする恐い病気です。虫歯と違って痛みはありませんが、進行すると歯茎が腫れる、口臭がひどくなる、歯がぐらつく、などの症状が現われ、やがて歯が抜け落ちてしまいます。
パルスオキシメーター
歯周病の原因は、虫歯の原因と同じくプラーク(歯垢)です。歯茎の周りにプラークがたまり、プラークが細菌に感染することによって歯肉が炎症を起こして腫れ、歯肉炎を起こします。プラークは歯肉炎だけでなく心臓病や動脈硬化との関わりも推測されています。 歯周病が進行すると歯茎の腫れがひどくなり、歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができます。

また、炎症が歯槽骨や歯根膜まで及び、歯茎から膿が出たり、歯茎がやせて下がってきたり、歯がぐらついてきたりします。歯周病がさらに悪化すると、歯槽骨が溶けて歯のぐらつきがひどくなり、食べ物が噛むことができなくなって、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

歯肉炎
歯周病の初期症状である歯肉炎です。歯ぐきが腫れただけの状態です。炎症は歯肉にとどまり、骨やその周囲組織(歯根膜・セメント質)にはまだ問題が起きていない状態です。

軽度の歯周病
歯周病の初期症状である歯肉炎です。歯ぐきが腫れただけの状態です。炎症は歯肉にとどまり、骨やその周囲組織(歯根膜・セメント質)にはまだ問題が起きていない状態です。
歯科用マイクロスコープ
中度の歯周病
歯肉の腫れ・出血など歯ぐきの炎症がさらに悪化し、顎の骨が半分近くまで溶けています。歯と歯肉の境目にはプラークや歯石が目立ちます。歯を支えている骨が減っているため、指や舌で歯を押すとグラグラします。

重度の歯周病
歯を支える骨は3分の2程度失われて、歯はぐらぐらして硬いものを噛むことができなくなります。顎の骨の大部分が溶けて歯が支えきれなくなると、歯が抜け落ちてしまいます。

メンテナンス
歯周病は、歯医者さんでの治療が終わってからが大事です。せっかく取り戻した健康を維持しましょう。毎日の正しい歯みがきとと規則正しい生活、定期検診が必要です。こうして見ると、症状が軽いうちは時間もお金もかけずに治すことができますが、症状が重くなると時間もお金もだいぶかかってしまいます。時間もお金も大切ですが、他ならないあなた自身の大切な体のことですから、自分でできるお手入れは毎日自分でやって、数ヶ月に一度の定期検診でチェックしましょう!

歯を失う原因で、虫歯以上に日本人が最も歯を失うのが歯周病です

2018-03-12 13:52:27 | 日記
実際にどのような病気で、どんな症状が出るのか意外と知らない方が多く見受けられます。しかも、自覚症状が出にくいため、すでに歯周病が進行しているにもかかわらず、気付いてらっしゃらない方がとても多いのです。その結果、症状が悪化してから初めて歯科医院に来院され、すでにその段階ではかなり状態が悪く、歯を抜かなければならなことが多いのです。
歯科材料
ここでは「手遅れ=抜歯」にならないために、歯周病にはどんな症状が出た時注意すべきなのか?また予防するためにはどうすればいいのか?どのような治療法や手術法があるのか?などを中心に、ご紹介していきたいと考えております。正しい歯磨きの仕方、どんな歯科医院にいけば良いのか、糖尿病、喫煙、口臭などが歯周病と関係が深いことなど今後、わかりやすく説明していきます。

歯周病の進行
プラークが付着したままさらに放置すると、約1週間で硬くなり(石灰化とよばれます)歯石という物質に変化し、歯面や歯の根の部分に強固に付着します。その表面は軽石のようにザラザラと凹凸があるために、その内部や周囲にはさらに細菌が入り込み、毒素を出し続けます。こうなると、もはやブラッシングでも落とせません。
ハンドピース
歯周病は、虫歯のように痛みが出るなどはっきりとした症状がありません。そのため、かなり進行しないと自覚症状として出てこない疾患です。細菌は毒素を出し続けて、その影響により歯槽骨を溶かしていき、やがて周囲の骨の支えを失った歯は抜けてしまいます。また、歯を支えている骨(歯槽骨)や、歯と歯槽骨をつなぐ繊維(歯根膜)などは、一度破壊されてしまうともとには戻りません。

早期発見・早期治療
歯肉炎のうちに症状に気づけば、ブラッシングの徹底や歯石除去のみによる短い期間での治療で済み、健康な状態に戻せます。しかし、歯周炎に悪化した場合、いったん破壊されてしまった組織はもとに戻せません。できるだけ早期に治療を行ない、これ以上状態が進行しないように食い止めること=早期発見・早期治療が大切です。歯周病のチェック項目に日頃から気を配り、歯周病の可能性を疑ったら歯科医院にご相談ください。