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歯の治療は削らないで予防していくことが大切です

2016-11-30 16:20:38 | 日記
天然の歯は一度失うと二度と生えてくることはありませんし、削った歯が再生することもありません。しかし、日頃の歯磨きの仕方を意識したり、定期検診を受けることによって、小さなお子様であれば虫歯のない口内環境を、成人の場合は治療した虫歯の再発や新たな虫歯、歯周病の進行を防ぐことができます。
歯科器材
歯のクリーニングについて
細菌バイオフィルムやプラーク(歯垢)などの細菌や汚れは、日常の歯磨きではなかなか取り除くことができません。 脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病などの全身疾患にも繋がると報告されている歯周病の予防のためにも、プロフェッショナル用の専門機材を用いて定期的にクリーニングをされることをおすすめします。

PMTCとは
PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、「専門家による機械を使った歯面の清掃」を意味します。虫歯や歯周病虫歯や歯周病予防にも効果があります。 基本的な手順としては、微粒子研磨ペーストを使用し、歯の表面や根元の部分を磨き上げ、さらに歯と歯の間の汚れもフロスやチップなどを用いて取り除いていきます。 そして、水や空気などを吹き付けて研磨剤をきれいに洗い流していきます。仕上げにフッ素を歯の表面に塗り、歯を強くします。 フッ素は、虫歯になりにくくする効果があるとされています。
歯科重合用光照射器
歯の定期検診について
毎日歯を磨いていても、虫歯や歯周病になってしまうことがあります。歯の定期検診を行うことで、お口の状態を定期的に把握し、適切な予防や治療の方法をご提案することが出来ます。それによって、お口の健康を保つことが出来ます。また、虫歯、自覚症状の少ない歯周病や口腔がんなどの早期発見にも役立ちます。

一生自分の歯で過ごすために、予防はかならず必要

2016-11-30 16:20:38 | 日記
日本では、80歳の方がいったいどのくらいご自分の歯を残しているでしょうか?実はたったの平均6.8本(厚生省調べ)だけ。「80歳で20本の歯を残そう」という日本歯科医師会の目標数値とは、大きくかけ離れています。欧米諸国では80歳で平均20本を実現している
ハンドピース 歯科
スウェーデンをはじめとした欧米諸国では、すでに80歳で平均20本を実現してます。「なぜそんなに?」と驚かれるかも知れませんが、欧米の方々は3か月に1回ほどデンタルケアを受けることが、すでに人々の間で常識になっているのです。

それはつまり、日本人もデンタルケアの習慣を持つことができれば、80歳で20本の歯を残すことができるということでもあります。20本の歯があれば、食生活に支障なく暮らすことができます。一生自分の歯で過ごすために、予防の習慣をぜひ身に付けましょう。
口腔内カメラ
自分の歯のリスクを知ることが、予防の基本
虫歯や歯周病のなりやすさは、人によって違いがあります。これをチェックするのが「唾液検査」や「ミュータンス検査」です。これらの検査によってご自分の歯がどれだけ病気になりやすいかというリスクを知ることができます。虫歯や歯周病のリスクを回避するお口のケアや生活習慣の改善のしかたを知ることが、予防にとってはとても大切です。

虫歯の原因となるのは、「ミュータンス菌」という細菌です

2016-11-30 15:46:50 | 日記
この細菌が歯垢をつくり、歯垢の中で酸をつくります。この酸によって、歯が溶かされるのが虫歯です。偏った食事や飲食回数が多くなると菌が活発化し、お口の中の酸性度を高めます。これは虫歯になりやすい環境といえます。通常、唾液による「再石灰化」の働きで、お口の中は元のアルカリ性に戻りますが、飲食回数が多いと「再石灰化」する時間が少なくなります。予防に最も効果的なのは、お口の中で酸がつくられる前に、虫歯の原因を取り除くことです。食事の後は、早めにうがいや歯磨きなどをしましょう。虫歯になってから治すのではなく、なる前に予防することが一番大切なのです。
歯科材料
C1
エナメル質がおかされ、小さな黒ずんだ孔があきます。エナメル質に神経はないので、通常、自覚症状がありません。孔がとても浅い場合、口腔衛生状態が良好な状態であれば、歯を削らず、虫歯の進行停止と再石灰化を目指して予防治療を行います。
ハンドピース
C2
象牙質まで虫歯は進行。歯髄に近づくにつれて冷たい物がしみ、痛みの自覚症状が出てきます。さらに進むと熱いものがしみるようになります。

C3
歯髄(神経)まで進行。痛みの感じ方には、個人差があります。症状が無い場合もありますが、多くの場合、しみたり、痛みを感じます。(激しい痛みに襲われるケースもあります。)さらに、炎症が進行すると、歯髄は壊死します。

C4
歯は歯根だけになってしまいます。歯髄が壊死した状態です。歯根の先に膿がたまります。膿が大きくなると、強い痛みを感じたり、腫れたりします。頬や顎まで大きく腫れることもあります。こうなると治療は難しくなります。