社会福祉総合相談・ささき社会福祉士事務所(一般社団法人ゆうてんじ社会福祉士共同事務所)

がんばっぺ 東北・宮城・仙台
『出会い』から新たな一歩が始まります☆彡

「臨床倫理学入門コース」受講

2019年08月25日 | ささき社会福祉士事務所

今月24~25日までの2日間、「京都大学大学院文学研究科応用哲学・倫理学教育研究センター」が

主催した標記の課程を受講して来ました!

メインの講師は、倫理学研究室准教授の児玉聡さんです。

(児玉先生から引用を明記する前提で個人活動でも広めて良いと許諾を得てます)

参加者は、医師、看護師が大多数でした。

 

本コースの目的は、「実際に臨床現場で起こる倫理的な問題について、

臨床倫理に関する倫理的・法的な基礎知識を身につけたうえで、

実践的な対応策を立てることができるようになること」とテキストに明記されてます。

 

コースの概要です(テキスト引用)。

「倫理学や法学の基礎知識、臨床倫理コンサルテーションの方法などについて

講義を通じて学び、事例(インフォームドコンセントに関する課題、治療中止

に関する課題)の検討を通じて、問題解決の方策の立て方を習得する」。

 

過去に、安楽死・延命治療の中止に関して問題となった事例を踏まえて、

倫理委員会の設置が「医療機能評価機構」の評価項目にも取り入れられているそうです。

 

そこで、「倫理コンサルテーション」の定義です(長尾式子氏から引用)。

「患者、家族、代理人、医療従事者、他の関係者が、ヘルスケアの中で生じた

価値問題に関する不安や対立を解消するのを助ける、個人やグループによるサービス」。

 

近年、大学病院や総合病院で「倫理委員会」の設置が進んでいます。

詳細は、次回以降にご報告いたします!

 

今回、自分が受講した理由です。

主に成年後見の活動で入所施設や医療機関から延命をどうするか書類にサインを

するようにと求められることが多々あります。

しかし、成年後見人には「医的侵襲行為」に関する同意権限は認められてません。

医療行為に関する「代理意思決定者」でもなく、「代諾者」でもないなかで、

病院の中で進んでいる「臨床倫理」の基礎を学び、成年後見の活動のヒントに

ならないかと考えたのが受講の動機でした☆彡

 

 

 

 

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夏バテ寸前・・

2019年08月18日 | ささき社会福祉士事務所

今週末も訪問等で各方面を歩き回りました

最終日の日曜日の夜は、ヘトヘト状態で姿勢保持が大変でした

帰宅後、首を氷枕で冷やして、ビール1リットルを補給して復活しました

連日、汗だく汁だくで、タオル3枚、着替え3セットを常備してます

なんとか酷暑の今夏も無事に乗り切りたいですね

 

さて、今週末の振り返りです!

・金曜日は、1日緩和ケア病棟の実習でした。実習期間も折り返しです。帰宅後は、書類作成。

・土曜日は、都外から都心部までの定期訪問。夜は、手話教室の納涼祭に参加。

・日曜日は、後見関係の継続相談、刑事司法SWの定期会議、後見の定期訪問。

 

以上、またまた、瞬時に週末が終わってしまいましたね

8月も残り約10日間、気合でがんばります☆彡

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8月進捗状況

2019年08月17日 | ささき社会福祉士事務所

8月に入りようやく折り返しとなりました

業務山積の月間でしたが、今日現在で約8割の事務処理を

終えることができました

 

あと半月で残り2割を処理したいです。

しかし、次々に新規案件が舞い降りてきます

致し方なく辞退した仕事もありますが、基本は受託してます。

同時進行で8/31までに処理をします。

 

これからの予定として、月末までに新幹線で移動する2つの研修と月末にSV養成研修が待ち受けてます。

研修に伴う宿題もありますが、休まないで走り続ければ「なんとかなる」という

可能性を信じてガンバリマス。

9月に入れば、公営の屋外プールでリフレッシュする予定です。

居住区内にありますが、代金が格安です。午後からだと200円

その日を目標に走り続けます

 

【おまけ】

先々週の日曜版の読売新聞に掲載された本です。

精神科医の話の聴き方 10のセオリー
小山 文彦
創元社
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ストレスチェック実施者

2019年08月12日 | ささき社会福祉士事務所

⭐︎ストレスチェック⭐️

現在、ストレスチェックの実施者として活動中です!

2015年12月から労働者数50人以上の事業所は、

年に1回の実施が義務化となりました。

ストレスチェックの実施者は、医師、保健師、厚労省の研修を受けた看護師、

精神保健福祉士の中から選ぶ必要があります。

自分が精神保健福祉士の資格を有しているため、研修を受けて実施者となってます。

50人以上の事業所の場合は、産業医や健康管理室の看護師が担ったり、外部委託をしてます。

しかし、50人以下の事業場は、努力義務のため、なかなか、

実施にたどり着かないのが現状だと感じています。

今回は、50人以下の事業場でストレスチェックを実施しました。

今後も、多くの50人以下の事業場でストレスチェックが実施されることを期待してます💫

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8月上旬

2019年08月08日 | ささき社会福祉士事務所

連日、カンカン照りで灼熱の酷暑ですね

タオル3枚、上着とインナーの着替えを常備しています

8月は、「ウルトラC級」の忙しさですが

なんとか見通しもつき、期限内の処理ができそうな予感を抱いてます

 

31日間しかないので、大英断でしたが、ルーチンな会合は

スキップしようと覚悟を決めました。取捨選択です

 

この勢いで8月を乗り切りたいです。

そして、9月になったら、一休みしたいと考えている今日この頃です

(実行できるか否か・・

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「社会福祉士ってどんなひと?」その③

2019年08月05日 | ささき社会福祉士事務所

メンバーの蛎崎さん作成です☆彡

 

【転載】

前回は、「社会福祉士」の資格について説明をさせていただきました。

今日は具体的にどんな仕事をしているのか・・・ということをお伝えしていきたいと思います。

さて、「社会福祉士ってどんなひと?①」で「社会福祉士」は、

「さまざまな障害を持つ方が、日常生活を社会の中でその人らしく送ることが

できるようにするために、本人の話を聞き、一緒に考え、相談しながら、

いろいろな職種の人と連携して行政や一般のサービスを利用できるように橋渡しをする人」とお伝えしました。

 

「さまざまな障害」の中には、目に見える障害だけではなく、

「さまざまな生活のしづらさ」を抱えた人達も含まれます。

「さまざまな障害」は、その言葉の通り、身体障害、精神障害、知的障害、

それに認知症など、みなさんもよく聞いたことがあるものが含まれます。

では、「さまざまな生活のしづらさ」とは一体なんでしょう?
ごく一部をお伝えすると、高齢者が以前のように生活することが難しくなったり、

また生活自体に疲れ果て自殺を考えたり、あるいは高齢や障害などに起因し

罪を犯した方の社会復帰など。。。様々です。

目には見えない、そうした困難を抱えて生活をしている方への支援を行う団体もあります。

 

私たちメンバーが所属する職能団体でもいくつかの事業を行っています。

「誰もがその人らしく暮らすことができるように橋渡しをする」のが社会福祉士の仕事ですが、

まずは、私達メンバー全員が取り組んでいる成年後見人についてお話しします。

成年後見人は、裁判所から選任されて、認知症や、精神障害などにより判断能力が不十分になった方の生活、

財産、権利を守るために支援します。

 

社会福祉士のほかにも、弁護士、司法書士などが、専門職として成年後見制度に取り組んでいます。

私たち社会福祉士は、話すことのできない寝たきりの方、認知症でなかなかコミュニケーションを

とることが難しい方、精神障害や知的障害を抱えている方など、色々な方と関わります。

どのような方であっても、その人らしく生活することができるように、周囲の支援者や親族、

その他の関係している人と連携して、ご本人がどのような生活を望んでいるのか、

どうしていくとご本人の生活環境が整うのかを考えます。

 

お金を守るだけではなく、一人ひとりに寄り添い、気持ちを伺い、

自己決定を尊重していくのが、社会福祉士の後見業務の特徴です。

「社会福祉士」のおこなう「成年後見制度」のイメージが伝わりましたでしょうか。

どんな方であっても、その方の過ごされてきた今までの生活や歴史を大切に、

これからも取り組んでいきたいと思います。

 

次回は、別の仕事についてお伝えしますね。

私たち「一般社団法人ゆうてんじ社会福祉士共同事務所」のメンバーが所属している

「東京社会福祉士会」のホームページはこちら

http://www.tokyo-csw.org/

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7月下旬~8月上旬までの活動報告

2019年08月04日 | ささき社会福祉士事務所

梅雨が明けて、連日、酷暑の毎日で汗だくです

毎日毎日、目まぐるしく過ぎ去る今日この頃です

毎度、述べてますが、1か月が1週間の感覚ですね~

 

さて、7月下旬です。

とある仕事の関係で某警察署に書類を受け取りに行きました。

都心にあるためか、世代なのか、対応して頂いた刑事の方々が

百貨店の紳士売り場で働いている『イケメンお兄ちゃん』の風貌でした

1名ではなく、数名いらっしゃいましたよ!

従来の刑事のイメージだと眼光鋭く体育会系の剛腕な感じでしたが、

とてもさわやかなイメージでしたよ

なんと、お茶も出して頂きました

時代も変わったものだと感心しました

 

その他、いくつかの活動です。

7月下旬に某権利擁護センターの定期連絡会がありました。

毎回、3士会(弁護士、司法書士、社会福祉士)が持ち回りでテーマを担当してます。

今回は、社会福祉士の担当だったため、自分が「ミニ講座」のコマを担当しました。

普段、相談支援専門員として働いているので、「地域移行支援」の制度と現状を

説明してきました。他士業の皆様に、わかりやすく伝わったか否か。

 

他に、久々に某地域包括支援センターに行ってきました。

以前、自分が包括で働いていた関係でネットワークができているので、

不定期ですが講演や一般相談で声をかけて頂いてます。

今回は、一般相談でした。

このように、こまごまとした仕事が山積していて7月も瞬時に過ぎ去りましたね

 

そして8月です。

本日、某国家試験を受験して来ました。昨年不合格だったため再トライでした。

今回も、手ごわい試験問題でしたね

来月、合否の発表です。

試験が終わっても、つかの間ですが、8月はウルトラC級の忙しさになります

・職能団体の定期報告

・家裁に定期報告

・監督人に定期報告

・SV養成研修の課題提出

・自身が受けているSVの課題作成

・関西の某国立大学で開催される「臨床倫理学入門コース」の資料読み込み(2日間)

・講演会参加(日本精神保健福祉士協会主催)(日帰り参加)

  *HPの案内から抜粋:「TEDプレゼンテーション(YouTube)“Social workers as Super Heroes(ソーシャルワーカーはスーパーヒーロー)”で

             有名なアンナ・シャヤット博士(Dr. Anna M. Scheyett)をお招きし、アメリカでの実践を通して、ソーシャルワーカーの意義や

             あるべき姿などについてご講演いただく公開講座(逐次通訳)を開催」

 

 

その他、ルーチンワークの成年後見定期訪問活動、相談支援専門員としてのプラン更新、緩和ケア病棟実習などなど。

休みもないため、8月も瞬時に過ぎ去る予感がします。

1日24時間の時間配分を効率的に計画をして乗り切りたいと覚悟を決めてます

 

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「社会福祉士ってどんなひと?」その②

2019年08月04日 | ささき社会福祉士事務所

シリーズ第2弾ができましたので転載します。

メンバーの蛎崎さんが担当してくれてます☆彡

 

【転載】

前回は、社会福祉士のざっくりしたイメージをお伝えさせていただきました。
今回は、社会福祉士の資格について説明をしてみようかと思います。「社会福祉士」は国家資格です。

国家資格には、3種類あって、「業務独占資格」「名称独占資格」「必置資格」があります。

そのうち、社会福祉士は「名称独占資格」にあたります。
「名称独占資格」というのは、『資格がなくても同じ業務をすることはできるけれども、

「社会福祉士」を名乗って仕事をしてはいけませんよ』というものです。

つまり、「業務独占資格」である、医師や看護師、弁護士のように、

資格がないとやってはいけない仕事をしているわけではないのです。

「へえ~そうなんだ。社会福祉士の仕事って、誰でもできるんだ?」
「それなら社会福祉士の資格なんて取らなくてもよいじゃない?」って、思いましたか?

そう言われてしまうとそれまでなのですが、大学などで指定の科目を履修し、

実習をおこなった上で国家試験を受けて合格をしてきているので、

それなりの専門知識を持って業務にあたることができるのです。

もちろんその後の職能団体での研修や、日々の研鑽がもちろん重要です。

 

私たち「一般社団法人ゆうてんじ社会福祉士共同事務所」のメンバーも、さまざまな外部の研修や、

職能団体内の研修を受けて日々自分たちの能力の向上に取り組んでいます。

資格について、詳しくはこちら
↓  
公益社団法人 社会福祉振興・試験センター
http://www.sssc.or.jp/shakai/index.html

最近では、採用要件に「社会福祉士」が記載されていることも多くなってきました。

「社会福祉士」の業務範囲はとても広く、一言ではなかなか説明することはできません。
ということで、次回以降は社会福祉士がどんな場所で働いているのか、

どのように働いているのかを説明していきたいと思います。

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