社会福祉総合相談・ささき社会福祉士事務所(一般社団法人ゆうてんじ社会福祉士共同事務所)

がんばっぺ 東北・宮城・仙台
『出会い』から新たな一歩が始まります☆彡

第3回後見カフェのお知らせ

2016年05月21日 | ささき社会福祉士事務所
なかまち社会福祉士共同事務所主催のイベントです☆

http://nakamachi-csw.com/wp/archives/236

・日時:平成28年7月16日(土).14時開始
・場所:なかまちNPOセンター2階会議室
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

業務集約

2016年05月18日 | ささき社会福祉士事務所
昨日、某権利擁護センター主催の事例検討会に出席してきました。
職能団体枠の委員で2年間の任期が満了となりました。
後任は、地元を管轄するブロックのメンバーに託しました。

今回の任期満了で、すべての外部委員の担当が外れました。
すべて更新することも可能でしたが、今後は「地元」での活動にシフトしようと
考えているので辞退しました。

活動年数も経ち、後見の受任件数が増えていくと、近場での仕事が重視されてきます。
遠方の場所だと半日を要することもあります。時間帯によっては、ほぼ1日になることも。

一方、「なかまち社会福祉士共同事務所」の活動も着々と周知されてきており、
最近は、候補者の依頼がコツコツと頼まれるようになってきました。
依頼元は、地元や近隣の関係者の方々です。

メンバー4人の人脈があり、共同事務所開設2年目で躍進してきている実感があります





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車いすの目線

2016年05月03日 | ささき社会福祉士事務所
5月から始めた新しい仕事で気づいた出来事です。

車いすを自操している仕事仲間と一緒に電車に乗る機会がありました。
本人は日常的に1人で外出しているので、まったくヘルプすることもなく、
別行動と同じ状況で後ろからついて行きました。

本人は360度自由自在に車いすを操ってます。
周囲の健常者は、車いすの方がそばにいることは気にしてない様子でした。
車いす目線でウォッチングしました。
日常的に車いすの方を見かけることも当たり前になってますね。

車いすだと後ろを振り向くのが大変なので、方向転換のためUターンするとすぐ側に
人がいてぶつかりそうになってました。車いすが動いて当たりそうになる直前まで
人というのは動かないものですね。皆さん、路線図を見ていたり、切符購入で並んでいる人たちでした。
自分もそうですが自身の目的だけに集中してしまいますね。

また、上層階のホームに行くため、エレベーターに乗ろうとすると、妊婦・子連れ・高齢者以外の
方々も多数乗るので、なかなか乗り込めなく、次に降りてくるまで待つという場面もありました。
また、若い女性が1人で乗り込んでいて、車いすで進んでいるのに、待たないでドアを閉められてしまうことも。

そして、ようやくホームに出ました。
普段は、電動車いすの方が駅員からスロープを出してもらい乗降している光景を見ていたので、
呼ばなくても大丈夫なのか尋ねたら、ほとんどの私鉄はホームと電車の床面がフラットに近いので、
自操で乗降できるとのことでした。しかし、一部の鉄道では、段差の高低差があり難儀することもあるそうです。
スムーズに前輪を少しだけUPさせて乗り込まれました。
混雑時の人混みに備えて、短距離で移動ができるようにエレベーターに近い車両に乗るようです。

次に電車の中です。手すりを握らないと揺れで飛ばされてしまうので、出入口の縦棒を握り、広いスペースに
車いすを停車しなければなりません。椅子席の前だと不安定です。
丁度、乗り込んだ寸前で若い女性がそのポジジョンに立とうとしていましたが、わずかの差で車いすが入りました。
さすが、普段から電車で移動しているので、瞬時に移動するのだと感心。

椅子と出入口のコーナースペースは、寄りかかれて景色も見れるので、椅子取りゲーム的に競い合う
ベストポジションですよね。
車いすに入られた女性は、横入りされたと感じて不機嫌な表情でした。

出入口付近に車いす優先スペースのマークがあれば不機嫌にならないのかもと感じました。

下記の写真は電車ではないですが、数年前にアメリカに行ったときにバス内で撮影した写真です。
ドライバーさんに許可は得てますよ!



車いすの方が折り畳み式のスロープで乗降して駐車しておくスペースです。
車両上部に「車いす専用」と記載がありました。

車の大きさや道路の広さの違いで日米を比較するのは難しいですが、
日本の電車内も女性専用車両と同じ考えで車いすやベビーカーの優先駐車スペースを明示しておくと
譲り合いの気持ちも芽生えると感じました。左右の出入口でそれぞれ左右のスペースの1ヶ所でも
優先スペースと決めておく案です。

鉄道会社も統一した設計になるといいですね。
ホームと電車の段差、車いすやベビーカーの優先駐車スペースもそうですが、
背が高い人も不便さがあります。オリンピックになるとの大柄な外国人もたくさん観光に来ると思うので、
背の高い方向けの対策も必要ですね。

某公営鉄道は、地下深くにトンネルを作ったためか、車両の天井が低く、
あと数センチで頭頂部が天井に接地してしまう圧迫感があります。
また、頭付近の横バーがないので、混雑するとゆらゆらと転びそうになります。
背が高いと何かにつかまらないと安定しません。

その他の鉄道でも、出入口付近の中刷り広告も角が顔に当たりチクチクして痛いです。
丸い吊輪も顔に当たります。
各鉄道会社によって、出入口ドアの高さや天井高、頭付近の横バーの高さなどがまちまちです。
自分は身長が190センチ以上あるので、混雑時に中刷り広告や吊り輪を片手で抑え続けながら耐えてます。
神奈川を結ぶ鉄道は、外国人が多いのか、吊り輪が顔に当たらない高さとなっていました。

以前、メガネをかけていた時は、人混みに押されて、ドアの高さに眼鏡がぶつかり、飛んで行ってしまい、
危うく踏みつけられる寸前でした
今は、電車が駅に着く前に、顔面殴打を避けるために出入口前で頭を下げて待機してます

「ユニバーサルデザイン」が叫ばれて久しいですが、改めて考え直す時期なのかと痛感














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カリスマ上司の退職祝会

2016年05月01日 | ささき社会福祉士事務所
4月下旬、元上司で数多くの薫陶を与えて頂いた『カリスマ寮母長』の退職祝いに参加してきました。

寮母長のHさんは、今から20数年前に当時20代で特別養護老人ホームの寮母として働いていた時の上司でした。
当時は、措置制度の時代だったので「寮母長」や「寮母」という呼称でした。生活相談員も「生活指導員」と呼ばれてました。
まさに、一部の現場では経験感覚的で徒弟制度的な時代だったと痛感しています。
その後、社会福祉基礎構造改革や介護保険制度へ切り替わっていきました・・。

そんな時代の中、40歳代で採用されたHさんは、独特な特養の世界に『普通』の感覚を
取り入れていきたいという情熱を持ち、上層部とは戦いながら、スタッフには1人ひとりの
長所を引き出して、『やる気スイッチ』を押してくれた人情味に溢れた上司でした。

今回、退職祝いに集まった参加者を見ても、最高峰の国立大卒や山小屋に住むような山男、
ジュリアナ女子など、バラエティに富んだユニークな方々がHさんの目に留まり、
見事に採用されて現在も福祉業界の第一線でバリバリ働いています。

当時を振り返ると、幾多の思い出が走馬灯のようによぎりますが、特に印象に残っているのは、
夜勤明けで朝食介助が終わり、トイレ誘導をしていた午前8時過ぎにまだ出勤時間前なのに、
Hさんがフロアに薫風のように現れて、大柄な利用者の排泄介助を無理やり交代させられて、
「食堂の片づけをしないさい」と言われたことです。

自分の方がはるかにHさんより大柄な体格なので、「大丈夫です」と
言いましたが押し切られてしまいました。
きっと夜勤明けで憔悴した様子だったので交替して頂いたのだろうと感じてます。

その他、毎朝一人ひとりの利用者やスタッフに声掛けをしたり、居室のカーテンを
開け回り、花瓶の水を替えたり、テーブルを拭いたりと、当時は、夜勤明けで
疲れていたので、うっとおしく感じてました(笑)。

さて、今回のHさんの退職祝いは2度目となります。
会場は、元同僚が通訳として働いていた品川プリンスホテル内でした。

2度目の退職祝いですが、1度目は60歳の定年退職。
今回は定年後に再雇用として働いた後の退職祝いとなります。
信じられないですが60歳代後半になったのですね。

Hさんは、当時から人情味があり、多くのスタッフに慕われていた上司でした。
そのような人柄のため、今回は、元同僚が東北方面から駆け付けたりと、
総勢20数名の参加者となりました。
会場の都合もあり、一部の仲間しか参加できなかったようです。

同期に採用されたTさんが幹事となり、先輩介護職の皆さんが多数集まりました。
結婚等で退職した仲間も多い中、法人設立から一貫して働いているYさんは、
なんと大型特養の施設長に昇格したとの報告もありました。

まさに、Hさんの愛弟子でもあり、退職した後のポジションを引き継がれたとのことで、
「H寮母長イズム」が伝承され、Hさんも心から喜ばれていました。

まだまだ、数多くの伝説話がありますが、このあたりで一区切りとします。

自分が現在も福祉業界で働き続けてこれたのも、Hさんの薫陶と熱い指導のおかげであります。
20数年前は、介護の資格がなくても働けました。同僚では専門学校を卒業して介護福祉士の
資格を有している方もいましたが。

そんなある日、雑談の中で自分は『資格』ではなく、現場での熱意と仕事の質だとHさんに話したことがあります。

その時、Hさんは、施設内では、仕事ぶりを見ているので、評価されても、対外的には、
仕事ぶりが見えないし無資格としか見られないので、この先は資格を取っておいたほうが良いと
アドバイスを受けたことを思い出します。

その後、介護福祉士、介護支援専門員、社会福祉士、精神保健福祉士、MBAなどの資格を
取得することができました。Hさんに感謝感謝です☆

60歳代後半となったHさんは、今後成年後見の分野でも活動していくとのこと。
これからは、自分が少しだけ先に経験した成年後見の知識と経験を伝達できればと願ってます。

最後になりましたが、Hさん、本当に長い間、お疲れさまでした!
愛弟子たちは全国に拡散しており、『Hイズム』は継承され続けているので安心してください☆







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする