皆様ごきげんよう。
ボジョレーヴィラージュヌーヴォーの予約に行ったつもりが、気がついたらスカートを買ったり雑誌を買ったり辛そうなお菓子を買ったりしていて所持金残り150円になってました黒猫でございますよ。我ながらありえない。何してんだか。
しかし「お買い上げレシート3000円分以上で福引」というのをやっていたので1回引いてみたら、500円の商品券が当たったのでプラマイゼロかな(イヤ、全然マイナスだろ)。
明日お金をおろさないと土曜に早売りジャンプも買えません(そこかよ)。それ以前にペットボトル一本買ったら所持金ゼロですよ。危険危険。
ちなみにボジョレーヴィラージュは無事予約いたしました。1リットルも。おほほ。これでいておそらく解禁日はまたなんか買っちゃうんだろうなあ・・・。それなのにボジョレー飲みに行こうぜという約束が少なくとも既に2件ある自分はどうなのか。
ちょっと前なのですが、『ラストサマー トラベリング・パンツ』(アン・ブラッシェアーズ著、大蔦双恵訳、理論社)を読み終わりました。
『トラベリング・パンツ』『セカンドサマー トラベリング・パンツ』に続く三作目にしてシリーズ最終作です。
母親同士が妊婦の通うマタニティ・エアロビクスのクラスで知り合ったことから、皆同じ9月に生まれ、生まれる前から(?)ずっと友達だったカルメン、レーナ、ティビー、ブリジットの4人は、性格も見た目も趣味も全然違うけど、高校生になった今でも大の仲良し。4人はある日古着屋でちょっと素敵なジーンズを見つける。不思議なことに、体型がかなり違う4人の誰が穿いてもそのパンツは皆を素敵に見せてくれるのだ。
不思議なジーンズを手に入れた4人は、それぞれの事情で生まれて初めて全員がバラバラの夏休みを過ごさなければいけなくなったこの夏、順番を決めてこのジーンズをみんなで回して穿こうと決める。それぞれが人生で初めて対面する、それぞれの困難。ジーンズを穿いて立ち向かえば、他の3人がすぐそばについていてくれるような気がして・・・?
一作目『トラベリング・パンツ』はそんな話です。二作目は4人とジーンズの二年目の夏、そして『ラストサマー』は4人とジーンズの高校最後の夏を描いています。
個性的な4人がそれぞれ可愛らしく魅力的で、たいていその時ジーンズを穿く番の子の視点で描かれるのですが、とても面白いです。ジャンルとしてはYAですが、大人が読んでも十分面白いと思います。青春ですよ、青春。
この年頃の女の子って恋の話ばっかりかと思われがちですが、そうでもありません。みんなそれぞれ、家族のこと、友達のこと、進路のことなどで悩む姿はいたいけで、思わず頑張れ~、と言いたくなってしまいます。わたしは新刊が出るたびに読んだのですが、全部一気に読んでも面白いかも。シリーズを通して、4人がそれぞれ苦しみ悩みながらもどんどん成長していく姿は素晴らしいです。あまり読書習慣のない人でも抵抗なく読めるかと思います。おすすめ!
もう終わってしまったかもしれませんが、『旅するジーンズと16の夏』というタイトルで映画化され、最近公開されたはず。観に行きたかったのですが終わっちゃったかな・・・?DVDが出たら観なくちゃ!
さてさて、明日はようやく金曜日ですよ。イエス、イエス、イエース!(喜びすぎです)皆さん頑張りましょうねっ!