未来の上総一宮をつくる会：ビラ７裏

未来の上総一宮をつくる会のビラ７の裏　
８月２８日発行
８月２１日の白子町臨時議会の状況、新聞各紙の報道などです。

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白子町合併問題調査委員会報告

１、議事
（１）長生郡市合併協議会規約の変更に関する協議について
　平成１９年８月１０日開催の第８回長生郡市合併協議会で長生村が、住民アンケートの結果を重く受けとめ、村民の多数意志に従って長生郡市の合併協議会を離脱することになりました。
　長生村の離脱宣言後、合併協議会におきましては、当日予定されていました協議項目７項目を審議し、協議項目５６項目すべての審議が形のうえ終了しました。しかし、この協議項目のなかには、合併後に調整するという項目が多数あり新市の将来像が不透明となっています。また、新市基本計画においては１０年間の普通建設費４９０億円に対して８００億円の要求があり、２０年間分以上の事業が予定されており実現の困難な計画となっている状況である。

　白子町議会としては、協議会設置をする際に懸念をしていた議決の方法について、前協議会で３分の２の同意を必要とされていたが、今回は多数決による同意に変更されたことにより、協議会は各市町村の意見が調整すべき場であるのに数により強引に協議を推し進めるようになった。特に、来年４月１日の合併期日に拘ることにより、合併協議会での少数意見を軽視した結果となった。
　また、この規約の変更に賛成した場合は、来年４月１日の合併に賛成したことと同様となり、住民周知を図るための住民説明会等の開催に十分な期間をとることが出来なく白子町議会としては受け入れることの出来ない事柄である。
　さらに、長生郡市は７市町村で合併すべきであり、長生村が離脱した１市６町の合併では、新市の財政計画が今まで以上に厳しくなるうえ、広域市町村圏組合は解散することが出来なく今までどおりの別組織となり、そのため、合併による最大の効果を発揮することが困難となる。

　以上のことにより、白子町合併問題調査特別委員会では、長生郡市７市町村での合併に対しては反対ではないが、１市５町で合併する協議会規約の変更は、否決すべきものと決定した。