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(仮称)千葉県観光立県推進条例の骨子案に係る意見

千葉県商工労働部観光課観光企画室が募集していたパブリックコメント
「(仮称)千葉県観光立県推進条例の骨子案に係る意見」について、

今週のはじめに、メールで提出しました。

やろよろうと思っておるうちに、越年してしまいました。
十分に案を読みきれなかった点もあり、
もう少し表現をなおしたり、付け加えてたいことも
ありましたが、見切りで
失礼しています。

(しかも、送信直前にデータを消してしまい、
全部書き直したりという事態も)

つぎのような内容にしました。

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(仮称)千葉県観光立県推進条例の骨子案に係る意見

千葉県商工労働部観光課観光企画室御中

平成19年12月18日付けで募集のありましたこのことについて
次のとおり提出いたします。

→は修正案です。


1.全体について(概要 前文 目的)

(1)「観光立県ちば推進協議会」を構成する団体の枠組みをさらに超えて、
真にオール千葉で創意工夫し、オール千葉で大胆に取り組める表現の条例に。


時間をかけて取り組んだだけあって、目先の観光客誘致だけでない視点が
含まれるようになり、とてもよいと思います。
今回、条例を制定するのに当たっては、初めから特定の事業を意識した表現は避け、
さまざまな創意工夫(新たなアイデェア)を受け入れ後押しできる内容となるように、
注意深く隅々まで検討してください。

特定の事柄を強く表現しすぎてしまうと、他を排除する根拠とされる心配が出てきます。


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(2)県民一人ひとりが、地元を愛し、県民一人ひとりが、県内を知り好きになることが
もてなす側として大切なことである。心構えとして、条例全体に郷土を愛する心を重視し、
育てて、それを基本にする姿勢がもっと強くだしてもよいのではないかと感じました。


旅人が訪れたときに、地元の人々が、嬉々として地域の文化や自然、産業、歴史などについて
語る姿と接すれば、きっとその旅人はもっと知りたい、ぜひ体験したいと感じることでしょう。
ガイドブックを暗記した程度の案内人では、できない芸当だと思います。
「オール千葉」で取り組む、といっても、肩肘を張って特別なことをやるばかりではないと
思います。千葉県民の一人ひとりが、それぞれが暮らす地域を愛していることが、
なによりではないでしょうか。
そのためには、子供のうちから、郷土に対する関心を高め、理解を深めていくことが大切です。
開かれた学校で地域と一体となって、子供たちを育てることができれば、自然と身につくことと
思います。

また、希望すれば大人になっても地元で暮らし続けられることが、大前提となります。
千葉県は、600万県民となりましたが、残念ながら、人口の分布の偏りがさらに進んでいます。
全県どこでも、安心安全で、豊かに快適に暮らすことができれば、
それこそ、「観光立県推進」の後押しになることでしょう。


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(3)「観光立県推進」と「地域づくり」「地場産業の発展」の相乗効果によって
各地域の活性化、ひいては県全体の活性化につながることを確認しあえる内容となっていて
大変よいと思います。観光のためだけでなく、積極的に支援することで、自然体の魅力が
埋めれてくることを期待します。


「観光立県推進」が「地域づくり」「地場産業の発展」につながり、
「地域づくり」「地場産業の発展」が「観光立県推進」の後押しをします。
暮らす人々に元気がなく、地場産業も廃れるようなところよりも、
現在そこで暮らす人々や産業に活気があるところにこそ、旅人は立ち寄ると思います。
多く小売店や飲食店のシャッターが下りていては、興ざめです。
地元の人が好んで買うもの、地元の人が好んで食べるものが、観光資源になります。

そういうように、千葉各地を支援できる条例としてほしいものです。


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(4)一過性の客だけを考えるのではなく、リピータ(再訪者)を増やすこと、
そして、定住者となっていくことを期待して取り組む姿勢を、どこかに盛り込んでほしい。


「観光立県推進」が県全体の発展につながるその例といえます。
地域の人が便利だと感じることは、観光客も便利だと感じるものです。
そのような視点で、観光立県のために、基盤整備を進てはいかがでしょう。


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(5)県民に心構えとして観光の奨励を盛り込んではいかがでしょう。

「オール千葉」による「観光立県推進」のためには、
ただ、観光施設を作り、広告宣伝をして「来てくれ、来てくれ」といっていても
始まらないと思います。
県民自信が、観光をして、いい体験をし、いい思い出を作る。
長期的に見ると、大切なことだと思います。
どうすれば喜ばれるのか、もてなす側になったときに、わかるはずです。
県外を訪ねれば、千葉県を紹介する機会となります。
県内を訪れれば、県内の魅力を知り、他県の人に伝えることができることと思います。
相互交流、口コミ、これも大切だと思います。


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2.基本理念

(1)様々な資源の利・活用と来訪者との交流の促進

マル3 創造 → 創造・育成

伝統は、その時その時の最善を工夫し、それを繰り返していくことで
守り育てられていくものだと感じています。
通りすがりで観光資源を発見し、伝えるだけでなく、
長期的に育っていく面もあると思います。
ですから、その繰り返しとして考えると、
創造 の部分は 育成ともとれます。
そのような、支援も含めてかんがえてはいかがでしょう。



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(2)地域づくりと来訪者との交流の促進

とても大切なことなので、地域づくりを「観光立県促進」の一環として、
積極的に支援していただきたい。
なお、「魅力ある地域の形成」も、住民の参画と協働が基本でしょうが、
他にも多様な主体が一体となった取り組みができる仕組みになると
いいと思います。


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(3)観光産業の推進と他産業との有機的な連携
→多様な産業との連携による観光産業の推進

マル1 と マル2 を逆にしたほうがよいのではないでしょうか。

個性豊かで活力に満ちた地域社会が形成されてこそ、
観光産業が育ち、雇用が生まれると考えられます。
順番が逆のほうがいいと思います。



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(4)成田国際空港の優位性の発揮及び港湾の利用
→成田国際空港の特色と港湾及び公共交通網の活用

マル1
県内に成田国際空国が存在することの優位性が最大に発揮されること
→成田国際空港の特徴を活かすこと。

マル3
(新規)
→温室効果ガスの排出を抑制する公共交通機関を交流の手段として
積極的に活用されること。


趣旨
世界有数・・国際空港が・・・重要です。
→・・国際空港の特徴を最大限に活かし、観光立県の実現のための施策を
講じていくことが重要です。

(追加)
→ さらに、地球温暖化防止は国際的にも関心が高く、温室効果ガスの
排出を抑制する公共交通機関は、付加価値があります。交流の手段として
公共交通機関の活用を図っていかなければならないことを規定するものです。

 成田国際空港は、存在していることに意味があるのではなく、効果的に
活用することが大切でではないでしょうか。
 また、地球温暖化の防止は、国際的な緊急課題です。積極的に取り組んでいる
国の人々にとっては、観光地でどのように取り組んでいるのかにも、関心が
高いと考えられます。温室効果ガスの排出を抑制する公共交通機関を
交流の手段とするように整備することは、有意義、有効だと考えられます。


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(5)観光の地域の個性及び特色との調和
→地域の個性及び特色の観光との調和と利用

趣旨
・・・・地域の個性・特色と、観光に係る・・
→地域の個性・特色を、地域の魅力として活かし、観光に係る・・

二律背反ではなく、どのように共生するかが、これからの時代では
大切だということを、前面に出したほうがよいと思います。


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3責務と役割(県民の役割)
(1)マル1
観光立県に対する関心及び理解を深める。
→千葉県の魅力と観光立県に対する関心及び理解を深める。

県民自信が、千葉県の魅力を語ることから、「観光立県推進」が
始まると考えます。
学校等での学習を後押しするためにも、明記してはいかがでしょう。



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5基本的施策(観光地づくり)-マル2 基盤の整備
マル3
観光に関する情報提供機能の充実
→観光に関する情報発信基盤の充実

情報通信技術を利用して世界に情報発信を積極的にできる基盤整備の
整備は「観光立県」に不可欠だと思います。
白子町、東浪見海岸などに、光通信網が未整備なのは、他国に遅れをとっています。
成田国際空港が存在するだけでは不足だと考えます。

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5基本施策(人材育成)

マル4 ・・・情報の提供など
→・・・・情報の収集と提供など


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5基本施策(観光に関する学習の振興等)
・・あらゆる機会を通じて         観光に対する理解と
→・あらゆる機会を通じて千葉県各地の特色と観光に対する理解と

趣旨
県は、小中学校 に通う 子供から
→県は、小中学校 で学ぶ 子供から


観光だけでなく、すべての県民が千葉県の魅力を語れることが、大切だと
考えます。



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拙速な部分もあろうかと思いますが、宜しくお願いします。
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