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「裁判員制度」への関心について(2) 大人にとって

今回の「裁判員制度説明会」を紹介すると、
多くの人が、「裁判員制度」に関心を持っていることがわかりました。

立ち話の話題のひとつとなっているからです。
(普段あまり立ち話はしないのですが)

しかし、その反応は
「裁判員候補」になったらどう返事をしよう。
忙しいのに「裁判員」なんかやりたくない。
などなどが多かった印象です。
また、「裁判員制度」に賛成か反対かということも
聞かれました。

つまり、
関心はあるが、消極的という印象です。


さて、
今回の行事では、参加者は多くありませんでしたが、
アンケートでは、良かったと答えていただきました。

参加者が少なかったのは、
別の「説明会」や「模擬体験」などもあり
早くから関心があった人は、そちらに参加したことと思います。


「裁判員制度」に関心が高いのは
「自分がなったらどうしよう」「やりたくない」
という立場での関心の高さのようです。
残念ながら
「司法への市民参加」という基本理念についての議論は
少なかったと思います。


「賛成」「反対」については
「このやり方には問題がありそうだから『裁判員制度』そのものに反対」
という感じの方がいました。

「『司法』への『市民参加』」についてどうか。
「『裁判員制度』のやり方」はどうか。
切り分けて考えたいと思っています。

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