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議案を分割して採決する ロバート議事法(ロバーツルール)4

Aさんは、一括して提案された原案(一般議事:本動議)のうち、

皆が賛成できる部分はすぐに採決し実行し、

納得できない部分はさらに継続して審議するするように

分けて審議してほしい(分割動議:付帯動議)と思いました。

提案者(執行部)は、一括採決を希望しています。

司会者(議長)は混乱せずに収集するためには

進行すればいいのでしょう。


・・・・

(すでに討議にしている途中。)

A「議長 動議」

議長「A君」

A「一般議事を分割して審議する動議です(分割動議)」

議長「A君の発言を認めます。(A君どうぞ)」

A「一括提案された原案のうち、○○案は意見が大きく分かれているので分割し、

それ以外を先に審議し、次に○○案を審議してください。」

議長「それでは、原案のうち○○案を除く案を一括して審議し、

次に○○案を審議します。

原案のうち○○案以外について、意見のある方、挙手をお願いします。」
 :
 :
議長「原案のうち、○○案以外を採決します。
   賛成の方、ご起立ください。」

(当然、起立者多数)

議長「賛成多数。可決されました。」

議長「では、○○案について審議します」
 :
 :
・・・・・
<ポイント(ロバート議事法(ロバーツ・ルール)>

「分割動議」は、25種類の動議の一つで付帯動議に分類されます。
(リストの24番目)

簡単に言うと
「議長は直ちに採用しなくてはならない。」
ということです。

・他人の発言中でも
(「今発言中ですので」と、制止してはならない)

・賛同者(セコンド)は必要とせず、
(「よろしいですか」と聞いてはならない)

・質疑もせず、
(「ご意見のある方」と聞いてはならない)

・採決もせず
(「賛成の方は挙手を」と聞いてはならない)

・また、再審議をして、分割を取り消してはならない。
(再び一括して採決してはならない)

<理由>

ロバート議事法(ロバーツ・ルール)は、
効率的、効果的に会議を進めるために考え出された方法です。

分割するかどうかで、時間をかけることは
本質ではありません。(混乱させるだけです)

分割を希望する動議が出たら、
議長は職権で、分割を即断しなくてはなりません。

続けて採決すれば済むことです。


<まとめ>
皆さんが参加しているグループでの話し合いではどうですか。
このように、問答無用で分割していれば
すぐに中身の話し合いに入れますよね。

ロバート議事法(Robert's Rules Of Order)を広めましょう。


The Offical Robert's Rules Of Order Web Site

横浜青年会議所

ケンプラッツ

標準化国際会議の違い」MINコンサルタント(株)奈良 好啓

ロバート議事規則

水戸青年会議所

善意の第三者 ロバート議事法(Robert's Rules Of Order)


<蛇足>
平成20年度補正予算のうち、皆が望んでいるものは
分割すれば、スピード感をもって、さっさと採決できると思います。

「Robert's Rules Of Order」が、一日も早く
国民の常識となることを願っています。

国際的にも恥ずかしくない、民主化された国としての日本のためにも。


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